料理人こうやの記録

和食の料理人。プチ野菜ソムリエ。
料理、生産者の現場、スーパーカブ、その他日常の記録。

新座市・清瀬市の農家を訪ねてきました①

2008年07月04日 01時45分30秒 | 生産者の現場視察

こんばんは。

今日は七夕ですね

気持ち涼しい夜となり、心地よい夜更かしとなりそうです。

 

お店の産直ブログにも書きましたが

(野菜ソムリエこうやで検索すると、お店でのブログも出ます)

和光市の農家さん、ベジタランド清水さんのところへ

お邪魔したときにたまたま知り合った種苗会社

日本農林社の方と、新座市と清瀬市の農家さん

4軒回ってきました

 

簡単に日本農林社について書きますね。

 

歴史は江戸時代までさかのぼります。

参勤交代制度により大名が全国から江戸へやってきて、

しばらく江戸で生活していました。

 

その江戸での生活の間、故郷のものが食べたくなるんですね。

それを背景に、

全国から種や苗を集め、江戸で販売する業者が

たくさんいたようです。

 

大名の乞いによるものですから、

種苗屋は力があったようです。

 

その後幕府瓦解とともに種苗屋も全国へ流れ、

日本農林社が残ったようです。

 

農林社の方は、

「今もチョンマゲの時代も、種苗屋はやっていることは一緒です。

でも、これからは変わっていかなければ先がないと思うんです。

私は、ただ種を売るのでなく、売った種がどう栽培され、

それが、どのように調理され、食べた方が

どのように感じたかまで知りたいんです」

と言いました。

 

ぼくと立場的に逆の方向から来て、偶然にも農家さんのもとで

出会ったことをお互い、貴重な出会いと感じて、

また会う約束をしていたのです。

 

そして、6月26日会い、一緒に

清瀬市と新座市の農家さんを回りました

 

清瀬施設園芸研究会会長澁谷さん、

東京都の品評会で優勝、また、常に上位入賞している

有力な農家、小寺さん、

ぼくの家のすぐそばの農家さんで、

高島屋などにも卸している、循環型有機農家原井さん、

かなりマニアックな野菜も積極的に取り組んでいる新井さんを

訪ねました。

 

順々に自分の記憶を整理するためにも書いていきますね

 

小寺さんからは、清瀬施設園芸研究会の

カブ部会会長新井さん(まだ20代?)を紹介していただき、

新開発の小カブ(名前はハーニップとなりました)を流通販売していくために、

今、みやと新井さんと共同で

規格や、調理例などを提案しあっています。

 

もしかしたら、みやでの調理例がのった

ハーニップという野菜が出回るかもしれません

 

来週は新井さんの畑を訪問することになりました

 

嫁さん、ごめんなさい、ありがとう