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鴻風俳句教室

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烏帽子岩生命線の薄る冬//冬波の白き牙剥く太平洋

2009年12月01日 14時38分50秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ
・四国一周紀行:2日目(鳴門温泉から安芸よさこい温泉まで):17

・御厨人屈
















今日の俳句:烏帽子岩生命線の薄る冬
        冬波の白き牙剥く太平洋


俳句の季語:冬(冬)/冬波(冬)/

俳句の大意:室戸岬の冬の海岸を歩く。
      どこにでも「烏帽子岩」はあるが、ここのは、
      そびきり「烏帽子」に似ているから、面白い。

      こんな岬に、石碑が建っている。
      「泣きに来て室戸の波に噛みつかれ・紅雨」という、
      作品である。
      
      何が悲しくて、室戸まで泣きに来たのであろう。
      来てみたら、泣くどころか、逆に室戸の波に、
      噛みつかれたというのである。

      どう読んでも、俳句ともいえない。
      まあ、しいて言うなら、川柳なんだろうが。
      川柳としても、いまいち、じぃじの琴線に触れるものでもない。

      「紅雨」という人についても、俳句関係の人名を調べたが、
      俳句では見つけることが出来なかった。
      やはり、季語もなく、川柳なのであろう。
      それにしても、立派な石碑である。

      じぃじも、今日の俳句で「冬波の」と写真に書くべきところを、
      「荒波の」と書いてしまった。
      面倒なんで、そのままで貼ってしまった。
      読んで下さる方には、心よりお詫びしたいが、
      見てくださって下さる方も、わずかである。
      しかし、そのわずかに見てくださる方には申し訳ない。

      「ヤッコカンザシ群体」という看板があった。
      「ヤッコカンザシ」なんて、とってもきれいなんで、
      傍に咲いていた、花の名前なんだろうと思ったが、
      花なら「群生」なのに、「群体」というのはなぜか?
      という疑問を持ち、「ヤッコカンザシ」とは何だろうと思い、
      検索をかけてみたら、「貝」の名前だとわかった。

    説明では、環形動物のヤッコカンザシの個体は周囲にカルシウム主体のすみかをつくります。汀線を生活域にしているので、ヤッコカンザシの生活の跡から過去の海水準を知ることが出来ます。空海の「行水の池」の上にも大きなヤッコカンザシの生痕があります。

      このように書いてあり、地殻変動によってできた岩であるそうだ。
      花の右上の岩が、「ヤッコカンザシの群体」であるのだ。

      冬の荒波が、白い牙をむいて荒れ狂っている太平洋が目の前にあった。 

    
              





        
>>ポチ、今日も2位だよ。^^うれしいね。
  今朝は、「句写美・26号」に掲載漏れの人が一人いて、
  改めて出してきたよ。
  じぃじもバカだね。
  でも、作品が遅くなって届くんだから、仕方ない面もあるんだよね。
  昨日はコメントしてくれる人が3人だったよ。
  寂しいね。   



  
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16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
荒波 (ハナ)
2009-12-02 01:06:24
烏帽子岩生命線の薄る冬

よく見るとホンと生命線というか、手相のような線がありますね~言われてみるとなるほどと思いますが、それを発見して句に詠まれるじぃじさん、流石~凄い感性です。

ところでじぃじさんの生命線は長いですか?
ハナは後家症が出てる、hhh

茅ヶ崎に「烏帽子」というあまりきれいでないが旨い料理を食べさせる、入り口が漁師風の店があり、もうだいぶ前に行ったので、先日豆腐料理を食べに行った時、「行きたいね」って話したばかりです。

じぃじさんが好みそうな店ですよ!
荒煮もあるし加茂の料理が美味しかった。
じぃじさん今度行こうね。

荒波の白き牙剥く太平洋

昨日、松本清長原作の映画「ゼロの焦点」見て来ました。能登の荒海に投身するサスペンスで
こんな感じの海。

引き込まれそう。
もし自死するなら首吊りなんか嫌ですね~
段崖から一気に荒海に一瞬に消えるのがいい。

返信する
Unknown (麻子)
2009-12-02 07:31:31
おはようございます。

紅雨・ヤッコカンザシ・郡体・
疑問をとことん調べるじぃじさまは
なんでも知っていられるのですね。

疑問も持たずに通過する我は駄目ですね。
ありがとうございます。



返信する
お早う御座います。じぃじ様 (のんのん)
2009-12-02 09:41:42
荒波の白き牙剥く太平洋
じぃじ様には珍しい無季語だと思ったら、「冬波の」の書き間違いですか、
面倒なのでそのままにしたなんて・・
じぃじ様、まだ、膝には痛みが残っていますね。
俳句の先生らしからぬ、手の抜き方、心配です。(俳句も詠めないのんのいう事ではないね
でも、疑問を、持ったら答えを探す所はやっぱり先生ですね。
殆ど受身で生きている私には、疑問譜は無いようです。猜疑心は目一杯ありますが(爆)
膝はお気をつけください。(3年もわずらっているノン)
勝手を書き失礼しました。
すばらしい景色、有難う御座いました!
返信する
Unknown (紀子)
2009-12-02 11:32:27
花恵さん、自死はしたくありません。戻ってきた遺体をみたことありますので。きれいに消えることないものです。
じぃじさん、相変わらず太平洋はすごいですね。
高知で、50年余り前の修学旅行でみたことあるだけですが。
疲れた夜は、のぞいてもコメントする気力ありません。ポチだけして帰ります。
返信する
Unknown (江梅)
2009-12-02 12:53:51
室戸岬はやっぱり凄いですね。

花恵さん、江梅も海には身を投げたくは在りませんわ、遺体が戻ったら嫌です物ね。
返信する
Unknown (Unknown)
2009-12-02 16:58:20
*泣きに来て室戸の波に噛みつかれ・紅雨
足摺は自殺の名所と聞いていおりますが、室戸も人間の弱さが大自然のこの力強さに曳かれるのでしょうか、子供のように大声で泣く、でも、対象物の大きさが「しっかりせいい!」と噛み付いてきた。ひょっとしたら、この人悟ってすっきりしたのではないでしょうか。悲しいとき辛いとき、おもいっきり大きな力に頼って甘えて見るのも良い物なのかもしれないと思います。
いずれにしろ、お遍路ですと前ばかり見て先を急ぐばかりにてこのような場所、場面を得ることすくないです。こうして写真を見せて頂く事で,今度もし
機会が有れば見損ねた処を拝んで廻りたいと思います。文が下手なので申し訳有りません。
返信する
*泣きに来て室戸の波に噛みつかれ・紅雨 (千廣)
2009-12-02 17:01:17
うっかりして、名前も入れず前の文送ってしまいました。済みません。
返信する
紀子さん紅梅さん (ハナ)
2009-12-02 17:05:06
死ぬ気になったらなんでも出来ますから
自死はしませんよ~

先日「ゼロの焦点」を見たもんで~
苦しみながら死ぬより、一気に、濁流にのまれて消える。
近所と、親戚ですが大島と九州行きの船に乗船していまだ事故か自殺か遺体があがらず7年を経過して死亡扱いに。(乗船名簿と荷物あり)

大島は伊東から乗船すると連絡あり港で奥さんが出迎えに行ったのですが当時は乗船名簿があなく、18年行くへがわからないのですよ。
確実に乗船したかは定かで無い。

サスペンス見すぎですかね!
返信する
ハナさん・ありがとう^-^ (じぃじ)
2009-12-02 22:16:14
 感性なんて何にもないですよ^ー^
 思ったことしか、俳句にできないですからね。
 もっと突っ込んで俳句にできれば、じぃじも少しは俳人の仲間に入れるのですが。^^
 じぃじの生命線なんて、もう消えてないですよ^^
 おいしいものを食べさせてくれるところがあればどこまでも行きますよ。
 そんな豪華な料理はいらないんです。
 魚のおいしい煮つけがあればそれでいいんです。
 首つりなんていやだね。痛いもの。hhh
 それなら、断崖から、海に跳ぶ混むのがいいね。
 でも、それもいやだ。冬の海は寒いから、風邪引きそうだもの。
 死ぬ時も、あたたかな、ベッドの上で死にたいね。
 そうだ。腹上死がいいね。hhh
 またね~~
 一人で映画かい。ちょっとさびしいね。
返信する
麻子さん・ありがとう^-^ (じぃじ)
2009-12-02 22:18:17
 麻子さん、じぃじなんて、何にも知らないよ。
 毎日、俳句を見せてもらっている、麻子さんが、
 どんな美人かも知らないんだものね^^
 何にも知らない男だよ^^
 またね~~
返信する

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