改め Objective Technician

はぐれ技術者のやりたい放題

採点競技

2008-08-28 21:47:19 | 陸上競技
8月26日(Tue) 評定 夜 涼

jog
ストレッチ
ドリル
150m流し×3
100mポール走×3
鉄棒振り上げ逆上がり
c-down


8月27日(Wed) 評定 晴 涼

jog
ストレッチ
ドリル
150m流し×2
ポールワーク
100mポール走×3×2
100m快調走×3

c-down


8月28日(Thu) 評定 晴 暑

jog
ストレッチ
ドリル
ポールワーク
4歩
6歩いっぱい
鉄棒

c-down



理想的な棒高跳の踏切は幅跳びの踏切よりも三段跳びのホップに近いと言われている。

別の言い方をすれば、踏切角は小さくていい。




ということを知ってはいたけれど今まであんまり意識してなくて、幅跳びの踏切のつもりでずっとやってた。


でもやっぱりよく考えたら踏切角が小さいほうがいい理由が分かってきた。


突っ込みから入りの部分ではポールを前に押していく動作が一番大事。
同じ意味で「ポールに力を伝えていく」と表現することもある。

手で押すんじゃなくて、肩を使って体全体でほぼ水平方向前に押す感じ。

そのためには体がほぼ垂直に立った姿勢のまま前に進んでないといけなくて、踏切で高く跳び上がっちゃうとそもそも前に押す動作ができない。

足がいつも払われるのも、おそらく踏切で高く跳び上がりすぎてポールを押せないままグリップを支点に回転しちゃうのが原因。

これはよろしくない動作だけど、よろしくない動作なりに回転の勢いで振り上げまで自然に持って行けてしまうのでそれなりに跳べてしまう。

高く踏切るとさらにまずいのは、ポールと体の間隔が必然的に狭くなること。これはポールを引く(しがみ付く)動作につながりやすくて、そうなるとエネルギーがすごくロスする。ポールは絶対に引いてはいけない。


小さい踏切角で踏み切って体全体でポールを前に押していけば体はほぼ垂直なまま平行移動して行き、曲がったポールの中に入るかっこうになる。必然的に懐も広くとれる。これが理想。


これができると、振り上げの姿勢に持っていくきっかけが『回転』ではなくて『反動』になる。


だから、高く跳び上がって回転の勢いでそのまま振り上げるような跳躍だと進行方向ベクトルが前から上まで連続的に変化していくのに対して、水平方向前に進むように踏切って入りの反動で振り上げる跳躍はベクトルが前から真上へガクンと急激に変化する。




たぶん、間違えやすいのが、「高く踏切れ」ということがよく言われること。

正確には「高い姿勢で突っ込んで低く前に向かって踏切れ」と言ったほうがいい。

手足をめいっぱい伸ばして高い位置にポールをかざして突っ込みつつ、スピードを殺さずに小さい踏切角で踏み切って体がほぼ垂直なまま前に進み続けて懐を広くとってポールの中に入る。というのがすごく理想。



15ft-150lbsで跳んだ県戦のときは、入りの部分でここに書いたことがもしかしたら出来てたかも、という感覚があったけど、155lbsで跳んだ七大、北日では前みたいに「回転で振り上げる」跳躍に戻ってた。
おそらく、ポールは立つけど自分の技術に対してポールがまだ硬い。

今の自分の技術で、15ft-150lbsの約4mのところを握る場合のポールの硬さで跳ぶと入りがうまくいくならば、15ft-155lbsのほぼ一番上を握れば同じような入りの感覚で跳べるかもしれない。







あと、バーを越えて落ちるときに芸術点がつけばいいのになぁと思った。





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2 コメント

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Unknown (F)
2008-08-29 09:17:43
>>理想的な棒高跳の踏切は幅跳びの踏切よりも三段跳びのホップに近いと言われている。

スパイクも三段との兼用タイプがほとんどだしね。
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Unknown (kotaro)
2008-08-29 23:32:01
こんど物理的に計算してみようと思います。
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