管理人のひとりごと

『子育て支援ボランティア ドレミ』ホームページ管理人のブログです。

再会

2008-01-13 23:44:36 | Weblog
三連休の中日、見慣れない親子が我が家を訪ねてきた
母親らしき方が『○○くん(我が家の長男)のお宅はこちらでしょうか?Tです』といい、どこか見覚えのある男の子

私の脳のわずかなデータベースから一瞬にして情報が引き出され、思わず息子を呼び出した

4年ぶり
小学校低学年のころ、当時問題児扱いされていたT君とそのご家族だった

当時・・・まだやっと歩くくらいの次男連れの私は、長男の学校関連、友人付き合いなど十分にかまってやれず、ご近所の噂から友達の情報を得ていたので・・
『問題児』とされるT君と、放課後たびたび遊んでいる長男をたしなめたこともあった。
いろいろ聞くから彼と二人きりで遊ぶのはママ、心配なのよ
そんな私に反抗するわけでもなくいいところもある奴なんだ、と適当にかわす長男に半信半疑の毎日。

そんなある日、学校の授業で『お礼の手紙』なる課題が出たと長男が私宛に感謝の手紙を持ってきた。
「お母さんへ いつもごはんを作ってくれてありがとう。・・・」といった内容。大抵のクラスメートが両親宛てだったという。
と・・・もう一通
これは僕にってTくんがくれたの
読ませてもらうと「○○くんへ いつも遊んでくれてありがとう。・・・」といった内容

私がいたく感動して大事にしなさいと長男に話したのも束の間、T君が転校するらしいとの噂

せっかく心を開きはじめたのに転校先でまた『問題児』扱いされるんじゃないかしら

さらに『お別れ会』の話もないので・・・聞くとT君自身が『転校』を嫌がり公表していないらしいせめて我が家でプチお別れ会でも・・と思い切ってご自宅に電話すると・・『明日の終了式後には発ちますので』とあっさり。。

T君の気持ちを思うと諸事情あるにせよ、ご両親の身勝手さを感じ腹が立ってしまっていた。せめてお手紙を、と終了式後に長男に持たせたものの、すでに遅く・・・


そのT君が、近くに用事があったからと家族で立ち寄ってくれたのだった背はすでにお母さんを抜き、声も変わってしまって

ものすごく、嬉しかった。当人同士は物静かに立ち尽くすだけだったけど。何度も家に上がるように言ってみたけど次があるから、と入ってくれなかったけど元気なその姿と我が家にとにかく立ち寄ってみようというその気持ち、ご両親と妹に囲まれて幸せそうなその雰囲気

ありがとうとっても嬉しいです!是非、機会を作って遊びに来てください(;_;)/~~~と別れたものの、もっと強引に入ってもらえば良かったと後悔。嬉しいやら昔を想い出すやらで涙がにじんだ来てくれたら、あの頃の話やお手紙の話をご両親にもしてあげよう、と思っている。

子供には計り知れない可能性やパワーがあるんだとあらためて感じた出来事でした
コメント
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