■最終話
ソンヒがウヌを捨てたことが確定的となり、
ウンソンは ソンヒとスンミの家へ怒鳴り込もう!と言い出し、
スクチャは「ファンに車でウンソン、ピョンジュン、ウヌの3人を
スンミの家まで送って行くように」と命じるのでした。
その頃 スンミは、ファンのことを忘れようと
公園でファンとの写真を燃やしていました。
でも 簡単には忘れられないようで、
1度火の中に投げ入れた写真を拾って号泣するのでした
スンミが家に帰ると、ソンヒが荷造りをしていました
「あなただけ先に出発しなさい!」とソンヒ。
スンミが事情を尋ねると、"ウンソンをアメリカに追い出そうとしていた"
という計画を打ち明けたソンヒ。
「何でこんな人が私の母親なのよ!?
母さんのせいで私 おかしくなりそうだわ!」とスンミ。
すると ソンヒは、「せめて一度くらいは娘の役に立ちたかったのよ!」と言い、
スンミをニューヨークへ行かせようとするのですが・・・
そこにウンソンがピョンジュンとウヌを連れて怒鳴り込んで来ました
「それでも人間か!?」とソンヒを殴ろうとするピョンジュンなのですが、
「お母さんを殴らないで!」とウヌが止めました。
ピョンジュンは、行き場のない怒りを壁にぶつけるのでした
絶体絶命のスンミは、泣きながら外に飛び出して行き、
ウンソンはスンミを追いかけました。
ウンソンが「私になりすましてパパにメールを送ったでしょ?」と確認すると、
それを認めたスンミ。
「あなたにとってお父さんが大事なように、私にとってファンさんが大事なの。
ファンさんも私みたいに孤独で荒れてたの。
人には生意気なヤツだって思われていたけど、
私にはとっても優しかったの。
それでもっと好きになって、この世に自分を特別扱いしてくれる人がいるんだって
思えることが、私にはどれだけ大事だったか・・・
彼がいない人生なんて考えられなかった。」
と父親がいない寂しさをファンが埋めてくれたという思いを語りました。
その話を聞いてしまったファン、一連の騒動の原因が自分にあることを知り、
責任を感じるのでした・・・
そして ウンソンが去って行った後 ソンヒに近づき、
「お前、本当にスンミか?親子を引き裂くなんて、人間のすることか!?
バレない嘘なんてないのに・・・」と責めると、
「ファンさんに嫌われると思うと、本当のことが言えなかった・・・」とスンミ。
ソンヒと話し合うピョンジュン。
「俺の人生で最大の過ちは、保険金を当てにしてしまったことだ。
だが、それを上回る過ちは、お前と結婚したことだ!」と言うのでした・・・
その夜、ウンソンたち3人はスクチャの家に泊まりました。
ピョンジュンがウンソンに謝ると、
「再会できただけで幸せよ」とウンソン。
ウンソンとウヌが寝た後、外に出たピョンジュン。
子供たちにつらい思いをさせてしまったことで
亡き妻に申し訳ない気持ちでいっぱいになり、号泣するのでした
その様子をスクチャは見つめていました・・・
翌日、ピョンジュンは警察に出頭し、
ソンヒは銀行へ行き、預金を解約しました。
ジュンセに頼まれて、ピョンジュンと一緒に警察へ行ったテス。
「社長にも借りがありますから・・・」と言い、
ピョンジュンもソンヒも保険金を全額返還することで
刑事告訴は逃れたことを報告しました。
書類を偽造したソンヒが告訴されないことを不服に思う
ジョンとヨンナンなのですが、
「生き地獄もある」とスクチャは言うのでした。
付岩洞の家へピョンジュンとウヌを連れて行ったウンソン。
アメリカで勉強していた料理の腕前を振舞いました
お嬢様育ちのウンソンは、料理なんかしたことなかったようで、
ピョンジュンは驚くのでした~
代理店を解約して帰って来たソンヒ。
「この家も返してあげよう。
そうすれば、少しは気が休まる。」とスンミが言うと、
「あなたに任せるわ」と言うのでした・・・
その夜、胸騒ぎがして目が覚めたスンミ。
嫌な予感がして屋上に出てみると・・・
ソンヒが飛び降りようとしていました
「母さんやめて!死んじゃダメ!私のために生きて!
どんなに苦しくても死んじゃダメ。
私には母さんが必要なの。だから死なないで!
私を1人にしないで
私を愛してくれる人はもう母さんしかいないのに・・・
どうやって生きていけばいいの?
母さんが死ぬなら、私も死ぬ!」
とスンミが泣きながら屋上の手すりを乗り越えようとすると、
「あなたはダメよ!」と止めるソンヒ・・・
2人は 抱き合って号泣し、母娘2人でお互いを頼りに生きていくことにするのでした。
保険金を全額返還したソンヒ。
「今住んでいる家の保証金もスンミが返したほうがいい
って言うからあなたに返すわ」と言うと、
「お前が犯した罪は問うなってことか!?」とピョンジュン。
すると ソンヒは、「こんな母親でも必要だってスンミが言うの。
私は、生きることでスンミに償っていかないと・・・
あなたには申し訳ないけど。
遠くへ行ってもいいか?あなたの許しをもらいに来たの。
自首しろと言うならするわ。」と言うのでした。
ウンソンとウヌを捨てたソンヒのことが憎くてたまらない
ピョンジュンでしたが・・・
ソンヒはウヌが「お母さん」と呼ぶ唯一の人物だし、
事の発端を作ったのは自分であることにも責任を感じる。
これ以上失うものもないどん底の人間を刑務所に入れたからといって
怒りが収まるわけでもない。
スンミのことも気にかかるから、ソンヒには遠くに行ってもらうことで
ソンヒのことは忘れることにしたようです。
ソンヒが返したお金で、ピョンジュンは ウンソンとウヌを留学させることにするのでした。
ウンソンとウヌが家に帰ると、スンミが待っていました。
以前 買ってあげられなかったプルコギバーガーとコーラを渡しに来たのでした。
「もう、こんなことしないで」と言うウンソンに
「ソウルを離れることになったから、挨拶に来たの」とスンミ。
ソンヒが死のうとしたけど、独りぼっちになることが怖くて止めたことを話し、
ファンのことを諦められないことが原因でソンヒを悪事に走らせてしまったのだから
悪いのは自分だとウンソンに謝るのでした。
ウンソンは、今回の件をすべて忘れたいから 責めることも許すこともせずに
スンミ母娘に黙って去ってもらうことにしたようです。
チンソン食品の入社願書を提出しようと考えるファン。
スクチャには、"社長の孫"というコネは通用しないと思っているようです。
そんな中、スンミが2号店までファンに会いにやって来ました。
「一緒にしたかったことがあるの。
最後に一度だけ付き合って」とスンミ。
ファンと一緒にバスに乗りました
終始無言の2人・・・
「今までそばにいてくれてありがとう。
ファンさんのおかげで寂しくなかったわ。」とスンミが言うと、
「悪かった・・・」とファン。
そして、「ウンソンに優しくね」と言ったスンミ。
ここで先にファンにバスを降りてもらいました。
バスを降りたファンは、スンミの顔を見るのですが、
笑顔はありませんでした。
バスに乗って去って行ったスンミ、ようやくファンを諦められそうかな?
家に帰ったスンミは、ファンが買ってくれた携帯ストラップと
捨てられなかった写真をゴミ箱に捨てるのでした。
翌朝 スンミとソンヒは、永川(ヨンチョン)へと向かうのでした・・・
ピョンジュンを呼び出したスクチャ。
金浦の土地に社員用のマンションを造るよう依頼しました。
これは、ウンソンの父親だから依頼したのではなく、
ピョンジュンが経営していた会社の実績を見て判断したとのこと。
スクチャは、ウンソンが命の恩人だということを話し、
家を借りるためのお金をピョンジュンに渡そうとするのですが、
「家は必要ありません。ウンソンとウヌを留学させるつもりですから・・・」
とピョンジュンはお金を受け取りませんでした。
「(ウヌのことで)通報しないでくれ!」とファンにお願いするヨンソク。
「お前のせいでウンソンがどれだけ涙を流したか・・・」とファンが
ヨンソクの胸ぐらを掴んでいるところにウンソンがやって来ました。
ヨンソクがウヌをこき使っていた人物だと気付いたウンソンは、
ヨンソクを殴っちゃった
「私、留学するの」とファンに伝えるウンソン。
「行くな!これからだって時に・・・
どうして俺に相談なく決めるんだ!?」と止めるファン。
いつもケンカばかりしていたウンソンとファンにとって、
これから恋愛を始めて楽しい時間を過ごすはずだったんですよね・・・
「どうして、何日も電話して来ないあなたに相談しなくちゃいけないの?」とウンソンが言うと、
ファンは、「スンミが悪事に走ったことには自分にも責任があるから・・・」
と電話をできなかった理由を話すのでした。
でも、「ウヌに専門の教育を受けさせて、ピアニストとして生きる道を拓いてあげたい」
と留学する理由をウンソンが話すと、ファンは認めざるを得ないのでした・・・
"ラーメン兄さんはスパイが好き。
スパイ可愛い。すごい頑固なんだ。
自分を嫌っている人を好きになるとつらい"とウヌ。
以前 ファンが言っていたことをブツブツと呟きました。
それを聞いたウンソンは、ファンの気持ちを知って嬉しく思うのでした
ウンソンが暮らしていた部屋でウンソンのことを想うファン。
そこにやって来たスクチャ。
「ウンソンのことが好きなら、お前も留学すればいいじゃないか。
今のお前なら、安心して送り出せるよ
恋と咳は隠せないって言うだろ?見ていれば分かるよ。
自分が後悔しない道を選べ」と言うのでした
その頃、ウンソンもピョンジュンから
「ファンのことが気がかりか?」と言われて否定するのですが、
「ウンソンは自分に正直な子だった。
苦労して、本当の気持ちを隠すようになったんだな・・・
後悔するようなことは絶対にするな。」とピョンジュン。
ウンソンに苦労かけてしまったことを詫びるのでした・・・
チンソン食品入社試験の日、いつもの癖でバス停に向かったファンでしたが、
時間ギリギリになってしまったため、タクシーに乗ることにしました。
タクシーに乗ろうとするファンを見かけたウンソンは、
慌ててバスを降り、車がビュンビュン走る道を渡りながらファンのもとへ。
「そっちが待てばいいでしょ?私が戻ってくるまで待ってて!」とウンソン。
ファンはウンソンを抱きしめ、
「バカだな。待つに決まってるだろ?」と言うのでした
抱き合う2人・・・横断歩道の真ん中なんですけど~
その夜、ファンはウンソンに決意を語りました。
ファンは、過去を忘れていく病気アルツハイマーを患うスクチャのために、
韓国に残る決意をしたようです。
「過去に失望させてしまった記憶が消え去る代わりに、
おばあちゃんを愛する孫の思い出で埋めてあげたい。
そして、自分の力で独り立ちした姿を見せてあげたい。」と言うのでした。
ファンと手を繋いで家に帰ったウンソンなんですけど・・・
ピョンジュンに見られちゃった
ピョンジュンは「もう遅いから帰りなさい」とだけファンに伝え、
「いいんだよ。人を好きになる気持ちはどうにもならん」とウンソンに話すのでした。
ジュンセのお店に行ったウンソン。
ヘリとジュンセは、東海クルーズの仕事のため、
ウンソンを見送れないようです・・・
イニョンは、遺産のことやジュンセやファンにモテモテのウンソンに
嫉妬して冷たく当たってしまったことを心から謝りました
別れ際、ウンソンは つらい時に助けてくれたこと、
父親までお世話になっていたことについてジュンセにお礼を言いました。
「ファンと幸せになれ。
好きだった人が幸せなら、未練は残らないよ。
俺じゃなく、ファンを選んでよかったんだって・・・」とジュンセ。
2人は握手をしてお別れをしました
遺言状を破棄することにしたスクチャ。
家族の前で 最後の遺言を発表しました。
「会社を社員のものにすることにした。
私が持っていた株式のすべてを社員に分けてやるんだ。
この前の株主総会で気付いたんだ。
社員たちがオーナーになることが、一番確実で安全に
チンソンをチンソンらしく守り、社員のためになる道だってね」
と社員株主制を宣言しました。
そして、家族への遺言状はファンに託しました。
財産の大半は、"母子家庭と恵まれない子供のための財団"に還元するそうです。
残っていた宿題をすべて片付けたスクチャ、「爽快だね」と満足気です
「入社願書まで出したのに、会社を相続できなくて残念かい?」とスクチャに尋ねられ、
「そんなことないよ。
あの株主総会の時、会社が個人じゃないという意味が分かったんだ。
ソルロンタン、今はむしろ好きになったし、
父さんと同じ会社で働いてみたかったんだ・・・」とファン。
それを聞いたスクチャは、病院で眠っていた時に
ファンの声でミンソクの事故について語られているのを聞いたことを思い出しました
「あれは本当なのか?
なぜもっと早く言わなかったんだ?
そんな重荷を1人で抱えていたなんて・・・
ミンソクが自分の息子を救おうとして死んだのに、恨むとでも思ったか?
そんな悲しみを胸にしまって生きてきたのか?
さぞかしつらかったろ?」
とスクチャは、ファンを抱きしめて号泣するのでした
少し時は流れて・・・
ファンはチンソン食品の本社勤務となり、
ジョンは就職活動の毎日を送っていました。
社長(スクチャ)に呼び出されたファン。
"ニューヨークにチンソンソルロンタンのお店を出店したい"
という提案書を出したようで・・・
「ニューヨークとは、私情がらみでは?」とスクチャに指摘され、
「ニューヨークに私情はありません!」とファン
プレゼンをすることになったようです。
スクチャは公約通り、社員に株を分け与え、
ピョンジュンは、社員用住宅の建築にとりかかりました。
スンミは、小学校の臨時教員として働きながら大学院編入の準備中。
ソンヒは花屋で働いていました。
母娘はとっても仲良く、幸せに暮らしているようです
アメリカ留学を目前とするウヌを連れて遊びに行ったファン。
ウヌに電話番号を教えさせ、
会いたくなった時と、ウンソンが男性と会ったり、
男性の前で笑ったりしたら電話するようにと教育するのでした~
出発当日。
「お前と一緒に行きたいところがあるんだ」とファン。
父が死亡した事故が起きた日、父と一緒に来た場所へウンソンを連れて行きました。
「二度と来ることはないと思っていたけど、
お前と一緒に来てみたくなったんだ」とファン。
慣れない手つきでカレーを作り、
「お前に最後に飯を作った男は俺だ!
それと俺はお前の命の恩人だ。
お前はもう俺の手の中にいる!
ニューヨークへ行っても気を抜くなよ!
俺が突然 現れるかもしれない。」と言うのでした~
ファンが作ったカレーは美味しくなかったようなのですが、
「涙が出るほど美味しい」とウンソンはいっぱい食べてくれました
そろそろ空港へ向かう時間になり、
「ソヌ・ファン、愛してる」と耳打ちするウンソン。
「今 なんて言った?もう一度・・・」とファンが言うと、
ウンソンはファンにキス
景色のいい場所で2人がキスしているところで、
『華麗なる遺産』全27話終了です
※オリジナル版は全28話だそうです。
■後記
軽い気持ちで視聴を始めたつもりが、
ものすご~くハマってしまいました。
毎回続きが気になって、楽しみに視聴していたので、
終わってしまったのがとても残念です・・・
やっぱり、悪役が強いドラマは面白い。
ペク・ソンヒ役のキム・ミスクさんの悪役っぷりが見事でした
ソヌ・ファン役のイ・スンギさん、『噂のチル姫』のファン・テジャ役で
見たことがあるんですけど、ファンもテジャも甘やかされて育った
バカ息子っていう共通点があって、イ・スンギさんはそういうキャラを
演じることが定番なのかな~なんて思ったり・・・
最近、日本でもテレビ出演されたりしていて、
ブレイクしているようなので、注目したいと思います。
今回初見だった スンミ役のムン・チェウォンさん、ジュンセ役のペ・スビンさん
もすごく魅力的だったので、他の作品も観てみたいです。
視聴していたみなさん、お疲れ様でした
ソンヒがウヌを捨てたことが確定的となり、
ウンソンは ソンヒとスンミの家へ怒鳴り込もう!と言い出し、
スクチャは「ファンに車でウンソン、ピョンジュン、ウヌの3人を
スンミの家まで送って行くように」と命じるのでした。
その頃 スンミは、ファンのことを忘れようと
公園でファンとの写真を燃やしていました。
でも 簡単には忘れられないようで、
1度火の中に投げ入れた写真を拾って号泣するのでした
スンミが家に帰ると、ソンヒが荷造りをしていました
「あなただけ先に出発しなさい!」とソンヒ。
スンミが事情を尋ねると、"ウンソンをアメリカに追い出そうとしていた"
という計画を打ち明けたソンヒ。
「何でこんな人が私の母親なのよ!?
母さんのせいで私 おかしくなりそうだわ!」とスンミ。
すると ソンヒは、「せめて一度くらいは娘の役に立ちたかったのよ!」と言い、
スンミをニューヨークへ行かせようとするのですが・・・
そこにウンソンがピョンジュンとウヌを連れて怒鳴り込んで来ました
「それでも人間か!?」とソンヒを殴ろうとするピョンジュンなのですが、
「お母さんを殴らないで!」とウヌが止めました。
ピョンジュンは、行き場のない怒りを壁にぶつけるのでした
絶体絶命のスンミは、泣きながら外に飛び出して行き、
ウンソンはスンミを追いかけました。
ウンソンが「私になりすましてパパにメールを送ったでしょ?」と確認すると、
それを認めたスンミ。
「あなたにとってお父さんが大事なように、私にとってファンさんが大事なの。
ファンさんも私みたいに孤独で荒れてたの。
人には生意気なヤツだって思われていたけど、
私にはとっても優しかったの。
それでもっと好きになって、この世に自分を特別扱いしてくれる人がいるんだって
思えることが、私にはどれだけ大事だったか・・・
彼がいない人生なんて考えられなかった。」
と父親がいない寂しさをファンが埋めてくれたという思いを語りました。
その話を聞いてしまったファン、一連の騒動の原因が自分にあることを知り、
責任を感じるのでした・・・
そして ウンソンが去って行った後 ソンヒに近づき、
「お前、本当にスンミか?親子を引き裂くなんて、人間のすることか!?
バレない嘘なんてないのに・・・」と責めると、
「ファンさんに嫌われると思うと、本当のことが言えなかった・・・」とスンミ。
ソンヒと話し合うピョンジュン。
「俺の人生で最大の過ちは、保険金を当てにしてしまったことだ。
だが、それを上回る過ちは、お前と結婚したことだ!」と言うのでした・・・
その夜、ウンソンたち3人はスクチャの家に泊まりました。
ピョンジュンがウンソンに謝ると、
「再会できただけで幸せよ」とウンソン。
ウンソンとウヌが寝た後、外に出たピョンジュン。
子供たちにつらい思いをさせてしまったことで
亡き妻に申し訳ない気持ちでいっぱいになり、号泣するのでした
その様子をスクチャは見つめていました・・・
翌日、ピョンジュンは警察に出頭し、
ソンヒは銀行へ行き、預金を解約しました。
ジュンセに頼まれて、ピョンジュンと一緒に警察へ行ったテス。
「社長にも借りがありますから・・・」と言い、
ピョンジュンもソンヒも保険金を全額返還することで
刑事告訴は逃れたことを報告しました。
書類を偽造したソンヒが告訴されないことを不服に思う
ジョンとヨンナンなのですが、
「生き地獄もある」とスクチャは言うのでした。
付岩洞の家へピョンジュンとウヌを連れて行ったウンソン。
アメリカで勉強していた料理の腕前を振舞いました
お嬢様育ちのウンソンは、料理なんかしたことなかったようで、
ピョンジュンは驚くのでした~
代理店を解約して帰って来たソンヒ。
「この家も返してあげよう。
そうすれば、少しは気が休まる。」とスンミが言うと、
「あなたに任せるわ」と言うのでした・・・
その夜、胸騒ぎがして目が覚めたスンミ。
嫌な予感がして屋上に出てみると・・・
ソンヒが飛び降りようとしていました
「母さんやめて!死んじゃダメ!私のために生きて!
どんなに苦しくても死んじゃダメ。
私には母さんが必要なの。だから死なないで!
私を1人にしないで
私を愛してくれる人はもう母さんしかいないのに・・・
どうやって生きていけばいいの?
母さんが死ぬなら、私も死ぬ!」
とスンミが泣きながら屋上の手すりを乗り越えようとすると、
「あなたはダメよ!」と止めるソンヒ・・・
2人は 抱き合って号泣し、母娘2人でお互いを頼りに生きていくことにするのでした。
保険金を全額返還したソンヒ。
「今住んでいる家の保証金もスンミが返したほうがいい
って言うからあなたに返すわ」と言うと、
「お前が犯した罪は問うなってことか!?」とピョンジュン。
すると ソンヒは、「こんな母親でも必要だってスンミが言うの。
私は、生きることでスンミに償っていかないと・・・
あなたには申し訳ないけど。
遠くへ行ってもいいか?あなたの許しをもらいに来たの。
自首しろと言うならするわ。」と言うのでした。
ウンソンとウヌを捨てたソンヒのことが憎くてたまらない
ピョンジュンでしたが・・・
ソンヒはウヌが「お母さん」と呼ぶ唯一の人物だし、
事の発端を作ったのは自分であることにも責任を感じる。
これ以上失うものもないどん底の人間を刑務所に入れたからといって
怒りが収まるわけでもない。
スンミのことも気にかかるから、ソンヒには遠くに行ってもらうことで
ソンヒのことは忘れることにしたようです。
ソンヒが返したお金で、ピョンジュンは ウンソンとウヌを留学させることにするのでした。
ウンソンとウヌが家に帰ると、スンミが待っていました。
以前 買ってあげられなかったプルコギバーガーとコーラを渡しに来たのでした。
「もう、こんなことしないで」と言うウンソンに
「ソウルを離れることになったから、挨拶に来たの」とスンミ。
ソンヒが死のうとしたけど、独りぼっちになることが怖くて止めたことを話し、
ファンのことを諦められないことが原因でソンヒを悪事に走らせてしまったのだから
悪いのは自分だとウンソンに謝るのでした。
ウンソンは、今回の件をすべて忘れたいから 責めることも許すこともせずに
スンミ母娘に黙って去ってもらうことにしたようです。
チンソン食品の入社願書を提出しようと考えるファン。
スクチャには、"社長の孫"というコネは通用しないと思っているようです。
そんな中、スンミが2号店までファンに会いにやって来ました。
「一緒にしたかったことがあるの。
最後に一度だけ付き合って」とスンミ。
ファンと一緒にバスに乗りました
終始無言の2人・・・
「今までそばにいてくれてありがとう。
ファンさんのおかげで寂しくなかったわ。」とスンミが言うと、
「悪かった・・・」とファン。
そして、「ウンソンに優しくね」と言ったスンミ。
ここで先にファンにバスを降りてもらいました。
バスを降りたファンは、スンミの顔を見るのですが、
笑顔はありませんでした。
バスに乗って去って行ったスンミ、ようやくファンを諦められそうかな?
家に帰ったスンミは、ファンが買ってくれた携帯ストラップと
捨てられなかった写真をゴミ箱に捨てるのでした。
翌朝 スンミとソンヒは、永川(ヨンチョン)へと向かうのでした・・・
ピョンジュンを呼び出したスクチャ。
金浦の土地に社員用のマンションを造るよう依頼しました。
これは、ウンソンの父親だから依頼したのではなく、
ピョンジュンが経営していた会社の実績を見て判断したとのこと。
スクチャは、ウンソンが命の恩人だということを話し、
家を借りるためのお金をピョンジュンに渡そうとするのですが、
「家は必要ありません。ウンソンとウヌを留学させるつもりですから・・・」
とピョンジュンはお金を受け取りませんでした。
「(ウヌのことで)通報しないでくれ!」とファンにお願いするヨンソク。
「お前のせいでウンソンがどれだけ涙を流したか・・・」とファンが
ヨンソクの胸ぐらを掴んでいるところにウンソンがやって来ました。
ヨンソクがウヌをこき使っていた人物だと気付いたウンソンは、
ヨンソクを殴っちゃった
「私、留学するの」とファンに伝えるウンソン。
「行くな!これからだって時に・・・
どうして俺に相談なく決めるんだ!?」と止めるファン。
いつもケンカばかりしていたウンソンとファンにとって、
これから恋愛を始めて楽しい時間を過ごすはずだったんですよね・・・
「どうして、何日も電話して来ないあなたに相談しなくちゃいけないの?」とウンソンが言うと、
ファンは、「スンミが悪事に走ったことには自分にも責任があるから・・・」
と電話をできなかった理由を話すのでした。
でも、「ウヌに専門の教育を受けさせて、ピアニストとして生きる道を拓いてあげたい」
と留学する理由をウンソンが話すと、ファンは認めざるを得ないのでした・・・
"ラーメン兄さんはスパイが好き。
スパイ可愛い。すごい頑固なんだ。
自分を嫌っている人を好きになるとつらい"とウヌ。
以前 ファンが言っていたことをブツブツと呟きました。
それを聞いたウンソンは、ファンの気持ちを知って嬉しく思うのでした
ウンソンが暮らしていた部屋でウンソンのことを想うファン。
そこにやって来たスクチャ。
「ウンソンのことが好きなら、お前も留学すればいいじゃないか。
今のお前なら、安心して送り出せるよ
恋と咳は隠せないって言うだろ?見ていれば分かるよ。
自分が後悔しない道を選べ」と言うのでした
その頃、ウンソンもピョンジュンから
「ファンのことが気がかりか?」と言われて否定するのですが、
「ウンソンは自分に正直な子だった。
苦労して、本当の気持ちを隠すようになったんだな・・・
後悔するようなことは絶対にするな。」とピョンジュン。
ウンソンに苦労かけてしまったことを詫びるのでした・・・
チンソン食品入社試験の日、いつもの癖でバス停に向かったファンでしたが、
時間ギリギリになってしまったため、タクシーに乗ることにしました。
タクシーに乗ろうとするファンを見かけたウンソンは、
慌ててバスを降り、車がビュンビュン走る道を渡りながらファンのもとへ。
「そっちが待てばいいでしょ?私が戻ってくるまで待ってて!」とウンソン。
ファンはウンソンを抱きしめ、
「バカだな。待つに決まってるだろ?」と言うのでした
抱き合う2人・・・横断歩道の真ん中なんですけど~
その夜、ファンはウンソンに決意を語りました。
ファンは、過去を忘れていく病気アルツハイマーを患うスクチャのために、
韓国に残る決意をしたようです。
「過去に失望させてしまった記憶が消え去る代わりに、
おばあちゃんを愛する孫の思い出で埋めてあげたい。
そして、自分の力で独り立ちした姿を見せてあげたい。」と言うのでした。
ファンと手を繋いで家に帰ったウンソンなんですけど・・・
ピョンジュンに見られちゃった
ピョンジュンは「もう遅いから帰りなさい」とだけファンに伝え、
「いいんだよ。人を好きになる気持ちはどうにもならん」とウンソンに話すのでした。
ジュンセのお店に行ったウンソン。
ヘリとジュンセは、東海クルーズの仕事のため、
ウンソンを見送れないようです・・・
イニョンは、遺産のことやジュンセやファンにモテモテのウンソンに
嫉妬して冷たく当たってしまったことを心から謝りました
別れ際、ウンソンは つらい時に助けてくれたこと、
父親までお世話になっていたことについてジュンセにお礼を言いました。
「ファンと幸せになれ。
好きだった人が幸せなら、未練は残らないよ。
俺じゃなく、ファンを選んでよかったんだって・・・」とジュンセ。
2人は握手をしてお別れをしました
遺言状を破棄することにしたスクチャ。
家族の前で 最後の遺言を発表しました。
「会社を社員のものにすることにした。
私が持っていた株式のすべてを社員に分けてやるんだ。
この前の株主総会で気付いたんだ。
社員たちがオーナーになることが、一番確実で安全に
チンソンをチンソンらしく守り、社員のためになる道だってね」
と社員株主制を宣言しました。
そして、家族への遺言状はファンに託しました。
財産の大半は、"母子家庭と恵まれない子供のための財団"に還元するそうです。
残っていた宿題をすべて片付けたスクチャ、「爽快だね」と満足気です
「入社願書まで出したのに、会社を相続できなくて残念かい?」とスクチャに尋ねられ、
「そんなことないよ。
あの株主総会の時、会社が個人じゃないという意味が分かったんだ。
ソルロンタン、今はむしろ好きになったし、
父さんと同じ会社で働いてみたかったんだ・・・」とファン。
それを聞いたスクチャは、病院で眠っていた時に
ファンの声でミンソクの事故について語られているのを聞いたことを思い出しました
「あれは本当なのか?
なぜもっと早く言わなかったんだ?
そんな重荷を1人で抱えていたなんて・・・
ミンソクが自分の息子を救おうとして死んだのに、恨むとでも思ったか?
そんな悲しみを胸にしまって生きてきたのか?
さぞかしつらかったろ?」
とスクチャは、ファンを抱きしめて号泣するのでした
少し時は流れて・・・
ファンはチンソン食品の本社勤務となり、
ジョンは就職活動の毎日を送っていました。
社長(スクチャ)に呼び出されたファン。
"ニューヨークにチンソンソルロンタンのお店を出店したい"
という提案書を出したようで・・・
「ニューヨークとは、私情がらみでは?」とスクチャに指摘され、
「ニューヨークに私情はありません!」とファン
プレゼンをすることになったようです。
スクチャは公約通り、社員に株を分け与え、
ピョンジュンは、社員用住宅の建築にとりかかりました。
スンミは、小学校の臨時教員として働きながら大学院編入の準備中。
ソンヒは花屋で働いていました。
母娘はとっても仲良く、幸せに暮らしているようです
アメリカ留学を目前とするウヌを連れて遊びに行ったファン。
ウヌに電話番号を教えさせ、
会いたくなった時と、ウンソンが男性と会ったり、
男性の前で笑ったりしたら電話するようにと教育するのでした~
出発当日。
「お前と一緒に行きたいところがあるんだ」とファン。
父が死亡した事故が起きた日、父と一緒に来た場所へウンソンを連れて行きました。
「二度と来ることはないと思っていたけど、
お前と一緒に来てみたくなったんだ」とファン。
慣れない手つきでカレーを作り、
「お前に最後に飯を作った男は俺だ!
それと俺はお前の命の恩人だ。
お前はもう俺の手の中にいる!
ニューヨークへ行っても気を抜くなよ!
俺が突然 現れるかもしれない。」と言うのでした~
ファンが作ったカレーは美味しくなかったようなのですが、
「涙が出るほど美味しい」とウンソンはいっぱい食べてくれました
そろそろ空港へ向かう時間になり、
「ソヌ・ファン、愛してる」と耳打ちするウンソン。
「今 なんて言った?もう一度・・・」とファンが言うと、
ウンソンはファンにキス
景色のいい場所で2人がキスしているところで、
『華麗なる遺産』全27話終了です
※オリジナル版は全28話だそうです。
■後記
軽い気持ちで視聴を始めたつもりが、
ものすご~くハマってしまいました。
毎回続きが気になって、楽しみに視聴していたので、
終わってしまったのがとても残念です・・・
やっぱり、悪役が強いドラマは面白い。
ペク・ソンヒ役のキム・ミスクさんの悪役っぷりが見事でした
ソヌ・ファン役のイ・スンギさん、『噂のチル姫』のファン・テジャ役で
見たことがあるんですけど、ファンもテジャも甘やかされて育った
バカ息子っていう共通点があって、イ・スンギさんはそういうキャラを
演じることが定番なのかな~なんて思ったり・・・
最近、日本でもテレビ出演されたりしていて、
ブレイクしているようなので、注目したいと思います。
今回初見だった スンミ役のムン・チェウォンさん、ジュンセ役のペ・スビンさん
もすごく魅力的だったので、他の作品も観てみたいです。
視聴していたみなさん、お疲れ様でした
完全版と称したレンタルDVDをみておりますが、28話構成でした。今夜28話を観ます。ワクワクです。(あはは)
27話はソンヒがマンションの屋上フェンスのところにたたずむところで終わりました。
ここまで見た限り完全版、といいながらもカットされているシーンがあったような気がします。
完全版のDVDで視聴されているんですね。
そのほうがいいと思います。
私は テレビで放送された27話バージョンでの視聴でした。
テレビ局が独自に26話~28話を2話分に編集したものだそうで、
1話が1時間50分(CMも入れて)だったので、長くて疲れました
ファン母とピョ執事の恋愛シーンがカットされていたような気もします。
最後まで飽きないドラマだったので、視聴できて良かったと思っています。
最終回、楽しんで視聴して下さいね
このドラマを観るまでは、イスンギはKBSのバラエティ「一泊二日」でしか知らず、演技しているスンギくんが観たくてこのドラマの視聴を始めました。どのドラマで今まで観たことのない表情を観ました。
「一泊」では、時には真剣に時には大笑いという表情でしたので、このドラマの無愛想むっすりほとんど笑わないというのにとても違和感を感じました。やはり人は笑顔がいいですネ!
視聴終了後少なからず影響を受け、本日の髪型はスンミっぽくなっております。
最終回、面白かったですね
確かに スンギくんは"1泊2日"の印象が強いですね。
1泊2日では、感じのいいお兄さんだなぁ~と思っていたけど、
『噂のチル姫』ではマザコンの最低男、このドラマでもお金持ちの道楽息子を演じていたので・・・
俳優さんっていろんな演技ができるんだなぁ~って感心しちゃいます。
olive oyleさんはスンミっぽい髪型なんですか?
スンミの髪型は女性らしくて素敵ですよね
ちなみに私は ウンソンみたいな髪型です。
やはり、このドラマに影響されちゃったみたいです