ブルーフィッシュ（青い魚） 第10話

■第10話　完ぺきな結婚生活

ドンヒョクとの結婚を決めたウンス。
オーストラリアから両親が結婚式のため韓国にやって来ました。

ヒョヌはウンスの妹ウネに会い、
ウンスを誘拐したチョ・ドンマンについて尋ねるのですが、
「パパの昔の知り合いみたい」とウネ。
詳しい関係までは知らないのでした。

結婚が決まっても浮かない表情のウンス。
父イルグクが心配して声をかけると、
「詳しい事情は知らないけれど、ヒョヌさんのお父さんのこと
同じ人間として許してあげられないかしら？
時間がかかってもいいから、許してあげて欲しいの」とウンス。

イルグクは、検事時代の知人ソン捜査官と会い、
「チョ・ドンマンを探して欲しい」と依頼するのでした・・・

結婚式を目前にヒョヌと会ったドンヒョク。
「大勢の人に祝って欲しいんでね。」
とヒョヌに結婚式の招待状を渡しました。
ヒョヌは、「僕は 誰も祝ってくれなくても、
愛があれば形がどうであれ構わないと思います。」
とドンヒョクとは違う自らの考えを述べるのでした。
帰り際、ドンヒョクは、「人の妻を呼び捨てするのはやめてもらいたい！」と言い、
ヒョヌは「気をつけます」と言って帰って行きました。

ウンスとドンヒョクの結婚式。
ヒョヌは一番後ろで静かに見守っていました・・・

ウンスが結婚してしまったことで、
ヒョヌが落ち込んでいることを気遣うユンジョン。
ヒョヌ父に頼まれて、ウンスにウソをついたことに責任を感じていることを話すと、
「いいんだよ。俺たちは結ばれない縁だったんだ。
夫婦だけが愛の形じゃない。ウンスは単なる女じゃない。
俺の愛する人だった。
女じゃなく、1人の人間として愛したんだ。
だとしたら、ウンスが結婚したところで俺の中では何も変わらない。
今まで愛は1人の人間に捧げるものだと思っていたが、
そうではないらしい。
ウンスもユンジョンも俺にとっては大事な存在だ。」と言うのでした。

新婚旅行先の済州島から帰ったウンスとドンヒョク。
海外生活の長い2人は、新婚旅行でわざわざ海外には行かなかったようです。
ウンスと一緒に朝食を食べ、会社に行く準備をするドンヒョクは、
「結婚っていいものだね・・・」としみじみ言うのでした

家事は家政婦さんに任せていたドンヒョク。
結婚後も引き続き家政婦さんにお掃除してもらっているようです。
気難しい性格のドンヒョクは、頻繁に家政婦さんをクビにしているみたい
そんな中、ウネが新婚生活を偵察にやって来ました。
「幸せ？」と尋ねると、
「悪くないわ」とウンス。
叔母ヨンスクにウンスの新婚生活を報告したウネは、
「殺風景だったわ」と感想を伝えました。

ウンスのために個人練習室を用意したドンヒョク。
伴奏者も雇い、ウンスがいつでも演奏会を主催できるよう
完璧に準備をしてくれました。
「まるでマネージャーね」と笑うウンスなんですけど、
日常生活の端々にドンヒョクの超几帳面な生活を目の当たりにするのでした・・・

ウンスのことが気になるヒョヌは、
仕事中にこっそり抜け出してウネに電話をして
いろいろ聞いていました
そして、ドンヒョクがウンスのために個人練習室を用意したことを知るのでした。

毎日 外食して帰りが遅いドンヒョク。
そんな中、またもやお金に困っているチョ・ドンマンが
ウンスの新居をつきとめ、お金持ちと結婚したことを知ると、
好都合だと喜ぶのでした。

予定が変更になり、仕事を早く終えたドンヒョクは
ウンスの練習室へ行ってみるのですが、ウンスは不在。
電話をしてみると、「今、練習室よ」とウンス。
嘘をつかれたことに少々 ショックを受けたドンヒョク。
近所を探してみると、喫茶店で寂しげな表情のウンスを見かけました！

「僕が寂しい思いをさせているのでは？」とドンヒョクが言うと、
「そんなことないわ」とウンス。

初心に戻って仕事に励んでいたヒョヌ。
新しい車のデザインが完成したようです
テーマは"クインテッド"。
弦楽五重奏を連想させる車だそうです。
室内楽で車をデザインしてウンスに捧げようという強い想いを同僚たちに打ち明けたヒョヌ。
お酒を飲んで、ウンスに会いたくてたまらなくなり、
ウンスの個人練習室の前で待ち伏せすることに。

その日、以前も飲み会をしていた"若き財閥2世"たちに
結婚報告の飲み会をすることになったドンヒョク。
ウンスに電話して「練習室の前に車を待たせているから、
それに乗って帰るように」と伝えるのですが、
その時 練習室の前にはチョ・ドンマンも待ち伏せしていました

ドンマンの車に気付いたヒョヌ！
ウンスが再び誘拐されるのでは！？と練習室へ向かいました。
その頃、一足先に練習室に向かったドンマンは、
帰る支度をするウンスに背後から襲い掛かるのでした

そんなところで、第10話終了です