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私立中高一貫校 なぜ理科嫌いな子どもが多いのか? 参考用

2021-11-10 07:40:52 | 日記
わが子の通学する私立中高一貫校は、医歯薬獣学科に進学する生徒が、
全体の7割以上を占めます。
実際うたい文句は、
「理系に強い、県内で医学科NO.1進学率」です。
それなら、理系にさぞかし強い生徒が多いと思われそうですが、
これは、私の感覚では、その年の生徒の学力によると思います。
わが子のクラスは、圧倒的に文系型です。
特に国語は、もう大学入試問題を解く生徒もいます。
※中学受験を超えた生徒は、珍しくない現象
逆に我が子は、数学なら解けます
宣伝文句にもかかわらず、クラスで10名いる女子は、現時点では、
高校部進学時、8人文系選択するようです。
これは、理科が嫌い!!がかなりの要因です。
わが子に勉強を教えて気が付きましたが、
数学・化学・物理は、つながった学習です。
数学が出来ないと、化学・物理はできない。
化学は、元素・原子を理解していないと、もうお手上げ教科です。
パートナーが言うには、
「理科って、教えることがうまい教員が少ない」
のが最大の要因のようです。
確かに、私なんて小学校のころから、ほかの教科はそこそこ出来るのに、
理科は壊滅的にできませんでした。
※小学校ですから、教える先生は全教科担任でした
また、わが子が言うには、
「数学の場合、2次関数だと、1次関数の復習をするけど、
理科って、授業中に復習をしないんだよね」
と言われ、ハッとしました。
確かにそうだ…
数学って、積み重ねの勉強の代表格ですが、確かにちょっとした復習をしてから、
授業をしていたような気がする。
でも、理科って、復習せずに、次の単元をする。
わが子は、比較的理科が好きですが、何もせず、スイスイ理解したわけではありません。
つまずいたときには、私が資料を作成し、ネットでこの動画ならわかりやすいよ。
など、いろいろ手助けをしています。
おそらく成績のいい生徒も、何もせず、成績がいいのではなく、
何かしら努力を積み重ねていると思います。
同じクラスの生徒が、理科教員に向かって、
「もう理科は捨てた!!」
と言ったこともあったようです。
それぐらい理科がわかっていない。
元素記号を全然書けない生徒は、化学式や化学反応式はできません。
パートナーは、中学の時、教員が、
「お手々でつながるよ」
など、面白く授業をしていたようです。
わが子も、わからないときは、私に手助けを求めます。
わが子に頼られるように、今後も頑張っていきたいですね。