回遊魚

主に政治ブログを回遊し、簡単に紹介していきます。基本コンセプトは「護憲」です(^^

「TPP拒絶と安倍首相信奉」という心理状態は完全なるアンビバレンツ

2013-05-31 06:59:07 | Weblog
「神州の泉」
から、
ご存じ、オーウェルの小説『1984年』を紐解いて、現代アメリカとそれに追随する日本を分析している。

そして、アベのやっていることは
“イングソック”ならぬ“ジャパンソック”であると言う。

その意味するところは、ここを読んで頂きたい。
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/


『1984年』の描いた世界が不気味なほど現代のグローバル世界に近いことは周知のことだが、
上記文章の最後の方に、表題の

「TPP拒絶と安倍首相信奉」という心理状態は完全なるアンビバレンツ

について書かれてあり興味を持った。

そしてここで紹介されているのが、
ブログ「WJFプロジェクト」の『「彼ら」の洗脳手法(1): ダブルバインド(二重拘束)』だ。
http://wondrousjapanforever.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-d74d.html

これは必読だ!
(右翼思想のプロパガンダなのだが、水島総のようなやくざ右翼とレベルが違う)

常々、アベの主張は矛盾している、ぶれている、こいつ頭悪いんじゃないかと思ってきたし、
そのことでアベを批判もしてきたが、

ここにあるように、ダブルバインドという手法を使って、
国民を洗脳するための手段だとしたら、
心してかからなくてはならない。

敵を甘く見たら負け戦になるからだ。・・・しかし、
安倍がそれほどの高等テクニックを使える男かと、
やはり舐めてしまいそうな自分がいる。

ダブルバインド、これは勉強しよう。

無礼者! ハシシタは切り捨てられるぜ。

2013-05-29 17:31:37 | Weblog
「陸軍慰安所の設置と慰安婦募集に関する警察史料」
http://nagaikazu.la.coocan.jp/2semi/nagai.html

歴史学者・京大教授だった永井 和氏の報告で、
1996年以降明らかになった内務省文書などについての解説である。

日本軍が統治し陸軍武官室や憲兵隊が実質運営する「陸軍慰安所」は
言うまでもないことだが、存在していた。
その確認のためにアップしたが、


ハシシタの記者会見での低レベルの詭弁を、
もし当時の日本人が知ったらどう思うかと考えてみたが、

どうやら、当時の普通の日本人は、

兵隊さんが前線で命を賭けて戦っていると知っていても、
ハシシタのようには考えなかったことがよくわかる。


最後の方になるが、

軍の手下となって女性を集めていた者を検挙した地方警察の姿勢だ。

「皇軍ノ威信ヲ失墜スルコト甚シキモノアリ」
「公序良俗」に反し、「皇軍ノ威信ヲ失墜」させかねない行為だ、
というのだ。

ハシシタが、外国人記者を前に
「慰安婦制度というのは必要なのは、これは誰だって分かるわけです。」

なんて言ったのを知ったら、彼ら当時の地方警察官は即刻ハシシタを切り捨てるだろう。

皇国の恥さらしめ! と。

良かったなハシシタ、言論の自由のある国で。


もっとも彼らは軍部にたしなめられるのだから

ヤレヤレだ。









FUKUSHIMA 重大な被爆の問題

2013-05-27 23:19:22 | Weblog
「マスコミに載らない海外記事」
 福島原発の放射性降下物の脅威とその隠蔽は継続中 より
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/dw-3966.html


日本の専門家は、福島原発は、現在、毎日、930億ベクレルの放射性セシウムを海に放出している。

とあるが、現在も膨大な放射能を環境にまき散らしているのは事実だろう。

原発事故の「収束」など、ペテンに過ぎないというか、犯罪に等しい。

これから少しずつ事態の深刻さ(被爆の実態)が明らかになっていくだろうが、

一体こういう状況の中で、原発再稼働を進める政党は、何を守るために存在しているのだろう。

ノー天気とは原発再稼働のためにある言葉のようだ。


遠く離れたアメリカのほうが事態の深刻さを理解しているとは・・・





話し合いでわかり合える努力をする段階は終わっているのではないのか。


生活・社民・みどり・民主・共産の五党首会談

2013-05-26 20:45:32 | Weblog
「植草一秀の『知られざる真実』から、
http://foomii.com/00050/2013052522364015696

日本の良き憲政を持続させるためには
植草氏が言うように、
取り敢えず 生活・社民・みどり・民主・共産の五党首会談 を実現させるべきだろう。

かつて
政権政党と野党との戦いがあったのだが、
いまでは、政権政党とマスコミの連合勢力と、劣勢野党との戦いなのだ。

特に日本共産党は、日本国の今に何が必要なのか、よく考えて行動するべきだ。


植草氏も、 第577号レベルは有料ではなく公開しても良いと思うが、どうだろう。

「TPPは失うものは過去最大で、得られる利益は一番少ない」

2013-05-25 04:50:18 | Weblog
IWJから
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/80369

「TPPは失うものは過去最大で、得られる利益は一番少ない」 全産業で10兆5000億円減、GDP4兆8000億円減、190万人が雇用喪失 ~大学教員の会が独自の影響試算を発表
という記事からの引用


 安倍総理は5月17日、農業分野の成長戦略として、今後10年間で農業・農村全体の所得を倍増させる戦略を打ち出した。しかし5月22日、「TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会」の作業チームが発表した独自の影響試算によると、農家の所得は増えるどころか、全国で3483億円減少するという結果になった。作業チームの鈴木宣弘・東大教授(農業経済学)は安倍総理の成長戦略について、「所得倍増は、架空のアドバルーンであって全く根拠はない。TPPで所得は大幅に減少するのにどうやって10年で倍増できるのか」と厳しく批判した。


 同会の関耕平・島根大准教授と三好ゆう・桜美林大専任講師によると、今回試算に含んでいるのは、米、小麦、大麦、牛乳乳製品、牛肉、豚肉、鶏肉、鶏卵の8品目。果樹や砂糖など影響額が大きいものを試算できなかったため、この数字は実額よりも控えめな試算額となっているという。

 政府は、TPPにより農林水産分野で約3兆円の生産減少としつつも、輸出の増加や安い外国産品の流通による経済効果で、トータルではGDPが約3.2兆円増加とする影響試算を発表していた。しかし、この政府試算では関連産業や雇用への波及効果は含まれておらず、農家の所得への影響も考慮されていない。大学教員の会は、この点に着目し、醍醐聰・東大名誉教授と鈴木宣弘東大教授が中心となり、独自に政府試算の検証と試算を行った。

 同会の土居英二・静岡大学名誉教授(経済統計学)らが、政府試算をベースに全産業の生産減少額を計算したところ、約10兆5000億円にのぼった。さらに就業者に与える影響(雇用効果)は、農林水産業で約140万人、全産業で約190万人の減少。GDPに与える影響は約4兆8000億円の減少となり、GDPを1.0%押し下げるという試算となった。土居名誉教授は「TPPによる関税撤廃の影響は、農林水産業にとどまらず、その2倍以上の規模の6兆円を超える額が、第二次、第三次産業に及ぶ。政府は安い外国産品により家計・企業が助かり、生産・消費の増加につながるとしているが、おそらく輸入のマイナスを相殺できない」と語った。(IWJ・佐々木隼也)


岩上安身氏によると、
「50人以上の報道人が殺到した記者会見ながら、報じたのはIWJ以外には、十勝の地方紙と日農だけ。」
らしいのでここに全文掲載した。

TPPをよしとする日本人って、どんな人たちなんだろう。まったく想像を絶する領域だ。
だからとりあえず「売国奴』と呼ぶが、果たしてその程度の呼び方で済むのかもわからない。

アメリカのヘッジファンド系資産家グループが、日本国民の世論をTPP賛成に誘導する資金として
数千億円を使っていると言うが、それを受けて、つまり手先として「電通」が暗躍しているようだ。

前にも書いたが「B層洗脳作戦」だ。

目先の金に目が眩み 祖国を悪魔に差し出す愚かな日本人 

やっぱり売国奴か・・・いや、悪魔だな。悪魔の手先だ。


株の大暴落は警告? 猪瀬は明らかに売国奴!

2013-05-24 07:03:08 | Weblog
アメリカという国家のある勢力がヘッジファンドを動かしているという仮定に立てば、

昨日の日本株大暴落は、日本に対するアメリカの警告だと見ることもできる。

すなわち、日本の右翼勢力の昨今の愚行に対して、

おまえたち調子に乗るなよ、

我々が本気になればおまえ達を簡単にひねり潰せるのだぞ、という警告だ。

何が調子に乗っているのか、何が彼らの逆鱗に触れたのかは未確認だが、

ポツダム宣言を実質的に反古にする「憲法改正」の動き、

青森県六ヶ所村の核燃料再処理工場を今年10月から正式操業することを計画することで、

日本の核武装を実現しようとする動き、

北朝鮮との不透明な関係を維持しようとしている動き、

など色々想像できる。

ただし、

1行目にある前提が成り立たないのだから意味がない。

ただし、グローバリズムを牛耳るヘッジファンドの悪意と実力は

国家を転覆させる、核兵器以上に驚異的な力があるのは事実だ。

本来国を愛する政治家は、このような悪魔の意思から国民を守るために働くのがスジなのだが、

中曽根に始まり、小泉やへらへら平三らは、悪魔に日本の富を差し出す売国行為をしていたわけだ。

そこへきて、最近気が狂っているとしか思えない言動の猪瀬が

「東京標準時」構想を発信した。

もはや開いた口がふさがらない。

国を守る、国民の生活を守る、地に足がついた堅実な経済発展を守るという基本姿勢がないのだから、

もはや政治家ではなく、単なる売国奴だろう。

東京市場にヘッジファンドの資金が集まり株価が高騰し、一時的な活況に都民や国民も豊かな生活を送れそうな幻想に浸ることができるかも知れないが、

何かの合図で、ヘッジファンドが一斉に資金を回収したらどうなるのかという大きなリスクは考えないのだろうか。

そんなことはあり得ない、という根拠を示せるのだろうか。

アイスランドやギリシアの金融危機は我々の幻覚だったのだろうか。

猪瀬よ、都民の税金でオリンピック誘致ごっこをしているうちは、馬鹿だなで済ませたが、

今回の犯罪的なアナウンスは絶対に許せない。

売国奴猪瀬を支持する都民は、全員日本の敵だということになるぜ。

ハシシタ、頭の悪い中学生レベル

2013-05-15 07:56:55 | Weblog
要は、
男は溜まったら出さなくちゃならない!
と、それは言うまでもなく当たり前のことなのだが、

なんと、
公共の前で、しかも公党の党首が、
その面倒を国家がするのは当然だという趣旨で
しゃべっちゃうわけだから、

ハシシタの倫理観は頭の悪い中学生レベルだ。

そんな話、
裕次郎の馬鹿兄貴と二人で
障子を突き破りながらやっていればいい話だ。

なぜこんなやつらに投票するのか・・・うんざりだ。


日本の子供達に日本語より英語を?

2013-05-11 17:52:39 | Weblog
長州新聞より、
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/minzokunosebonenukueigodukekyouiku.html

高校でもすさまじい勢いで英語教育が進んでいるらしい。
英語というか、英会話、英語を話せる日本人作りが本格化している。

これって、植民地教育?

日本語をきちんと教える教育体制が崩壊しているということだから・・・


グローバリズムって、唾棄すべき思考?

真正右翼の方はお怒りになってることでしょうね。

この部分(日本語教育を守る)では共闘できるけど、

結局、真正右翼って、実数はわずかなんだろうな。
(ネトウヨはうようよいるけどね)

日本国家が、いいように弄ばれているという認識を

共有できる方達と連携することがこのあと必要になるのだろうと

漠然と考える今日この頃です。


要はポツダム宣言受諾を反古に アベ大先生!

2013-05-10 22:10:44 | Weblog
アベの昨今の言動は、
この一言に尽きる。

「ポツダム宣言受諾を反古にする!」という力強い?意思の表明という意味でだ。

宣言の内容をかいつまんで列挙すると。

>→
民主主義的傾向の復活を強化
言論、宗教及び思想の自由並びに基本的人権の尊重は確立されること
日本国国民が自由に表明した意志による平和的傾向の責任ある政府の樹立を求める
我々は日本政府が全日本軍の無条件降伏を宣言


などがあるが、

これらいずれも明らかにアベは無視しているわけだから、


開戦というより、

戦争の継続を目指しているとしか見えない。

時代錯誤というか、頭の悪いくそガキを首相にした、

昨年の投票者(国民)の責任だよな。


参議院選挙では同じ過ちは許されないぜ!!


東電原発地下の放射能汚染水を海洋投棄

2013-05-08 22:00:51 | Weblog
「暗黒夜考~崩壊しつつある日本を考える~」
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22

から、


つい先日、茂木経産相より電力会社の面々にて原発の”新安全基準”を策定して、原発の再稼動を加速させる旨の酷い発言があったが、またしても原発関連で「これは酷い」と断じざるを得ない内容の発言が東電関係者よりなされた。

それは以下の福島テレビ記事にあるように、フクシマ原発の地下水を堂々と”海洋投棄”するというトンでもない発言である。

東電(新妻常務)が「水質検査をきちんとして、それを説明した上で海に流す」と言っているから大丈夫なのでは?というご意見の方もいるであろう。

しかし騙されてはいけない。

そもそも東電の新妻常務が福1の地下の汚染水を「水」と称しているが、正確には「汚染水」である。

そして何より問題なのは、この「汚染水」の水質検査をおこなう主体が第3者機関ではなく、東電自身だという点である。

これまで数々のデータ隠蔽・改竄を繰り返してきた東電が今回に限って正確なデータを出すなどとどうして信じられるであろうか?

そのことは原発直下の活断層の存在を意地でも認めない電力各社の例を持ち出すまでもなく明らかであろう。

そして、今回、新妻常務が口にした「実績を積み重ねて理解を得る」という言葉は、「(汚染水の海洋投棄を)既成事実化し、時間の経過と共に有耶無耶にする」との意であるというのが個人的見解である。

福島第1原発については、今回の発言以前に、既に大量の汚染水が”海洋投棄”されているも同然であろうことは、同湾内で1キロ当たり43万ベクレル(基準値の4300倍相当)というトンでもないレベルの高濃度汚染をしたアイナメ・ムラソイが確認されていることからも自明であろう。

しかし、既に同原発の湾内は高濃度汚染してしまっているからと言って、東電が汚染水を正面切って堂々と”海洋投棄”することを許してよいという話はまったくの筋違いも甚だしい話である。

よく考えてみて欲しい。

このままフクシマ原発事故に起因する海洋汚染が進めば、今はまだ表立った動きをみせていない諸外国も、やがては日本政府・東電に対して多額の賠償請求をするであろうことは想像に難くない話である。
(震災当時「トモダチ作戦」に参加した米兵が多数、損害賠償の動きを見せているのはホンの序章である)

そうなれば「悪いこととは思いながらも仕方なく海に汚染した地下水を投棄していた」などという言い訳など通用するはずがないことは誰の目にも明らかであろう。

今回の東電の汚染水の海洋投棄発言は、日本国内で消費される魚介類への影響は勿論のこと、それだけには留まらず世界的な海洋汚染リスク(訴訟リスク)を孕んでいるのである。

フクシマ原発事故の復旧を巡っては既に東電に賠償責任能力がなく、我々の血税が湯水の如く投じられているが、これが諸外国にまで及ぶこととなれば天文学的な賠償金額となり、いくら「黄金の国ジパング」(※勿論皮肉的意味で)でも、ない袖は振れない状態となるであろうことは明らかである。

このような”トンでも発言”が大騒ぎとなることもなくしれっとなされることに、やや大袈裟ではあるが「国家の崩壊」を感じ、薄ら寒さを感じる次第である。


このあと、
福島テレビでの東電常務の話の動画が貼り付けられている。


すでに相当量の汚染水が海洋投棄されているが、
さらに莫大な量の汚染水を放出せざるを得ない状況になったようだ。

このことに関わる将来のリスクとコストは
もちろん電気料金に組み込まないという得意のペテンは健在だ。

原発再稼働をやむ無しとするやつらと
奴らを支持し投票する連中の頭は一体どうなっているのか、
理解に苦しむ。