武谷三男氏編 『原子力発電』（岩波新書）

「反戦塾」さんで懐かしい名前を見た。

すでにお亡くなりになった武谷三男さんの名前だ。

http://hansenjuku.cocolog-nifty.com/blog/

ここで紹介されている「序にかえて」の一説に

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結論的にいうと、原子力平和利用は一方において、原水爆を克服しない限り、人類のものとはならない。他方において、世界で利潤機構が本質的な役割を果たしている限り、人類を蝕む脅威をますます増大させていくだろう。
＜

とあるが、３５年前に発行された本の内容である！
今でも、言葉が生きている！

私の手元にもずいぶん昔に購入したその岩波新書があるが、

日本の原子力発電所の抱える問題、
プルトニウムの問題、
遺伝障害の過小評価問題、
原子炉の空焚き問題など、

今でも解決されない問題が多数指摘されており、
武谷氏の学者としての良心が垣間見られる。


　ちなみに購入時は２８０円だった。

田母神俊雄を容認するのか？

確かに自衛隊は被災地で実効的な活動をしている。
放射能のリスクは勿論、さまざまなリスクの中で奮闘している姿にそれなりの敬意を払いたい。

しかし、しかしだ。

それと自衛隊無条件容認とは話が別だ。

テレビに映る自衛隊（兵隊たち）と、安全な場所で指揮し、のほほんとしている幹部たちとは別なのだ。

つまり、自衛隊の本質はいうまでもなく、日本はこれからも原発を作り続け、核武装をするための準備をしなければならない、ということなのだ。

田母神俊雄は福島原発に反対だが、それは原発に反対なのではなく（こいつも核武装推進派だ）、福島に反対なだけだ。そこを騙されてはいけない。

原発は故郷福島にではなく、遠く離れた北陸や山陰などの日本海側に置くべきだというのがやつの考えだからだ。

マスゴミの策略にのせられて田母神俊雄の反原発もどきの発言を容認すると、結局は原発を容認することになるのだということを、われわれは肝に銘じているべきだ。



自衛隊幹部連中に原発推進かどうかのアンケートができたらいいのにと思う。

稲 恭宏クン、君その発言は

福島原発の前で、そのままの格好でやって欲しいものだ。

http://www.youtube.com/watch?v=qXgsQ_nwyLA


できないなら、福島県民に土下座しろ！！
それでも許してはもらえまいが。

ところで、番組の最後に司会者が

「東京大学の稲恭宏博士」と言っていたが、それを彼は否定しなかったが、

彼は東大の先生だったのか！！

え？違うの？　なんなんだ？

ヒトラーの教訓

映画『ヒトラー最後の１２日間』で知ったヒトラーの言葉

　ドイツ国民が地獄を味わうのは当然の義務。われわれを選んだのは国民なのだから、最後まで付き合ってもらうさ

　なるほど。

　ならば、今回の原発事故について、原発を推進したかつての自民党、現政権の民主党、結果的に誘致されて建設し運転していた東電の本音は・・・

　日本国民が地獄を味わうのは当然の義務。われわれを選んだのは国民なのだから、最後まで付き合ってもらうさ

　と、なるのだろうな。やつらは口に出して言わないけど。


　ほとぼりが冷めたら、

　原発がなければ日本の電気需要はまかなえないという、まやかしの言葉に多くの国民は流されていくのだろう。


　莫大な利権を欲しいままに享受できるやつら、自前の核弾頭を持とうとするやつらの、津波のような攻勢に、自分でしっかりと物事を考えることのできない無知な国民は飲み込まれていくのだろう。


　　たしかに地獄を味わうのは当然の義務だ。

国民放射能近隣度 NRN

いつも読ませてもらっている村野瀬さんのブログで、
佐賀大学の豊島耕一教授が作られている「ペガサス・ブログ」を紹介していた。

http://muranoserena.blog91.fc2.com/


しかし、図が表示されなかったので実際に「ペガサス・ブログ」に飛んでみると、

http://pegasusbis.blog35.fc2.com/blog-entry-240.html


なんと、わかりやすいことか！

日本の学者が豊島教授のように優しく真剣にわれわれ素人に警告を発してくれたら、
日本人も少しはまともにものを考えることができるようになるのではないかと思った。

世界の原発稼動国と日本との比較を、こんなにわかりやすく示してくれたものをわたしは見た事がない。豊島教授に感謝！　紹介してくれた村野瀬さんに感謝！



　昨日書いたように、ガラパゴス石原が東京湾に原発を建設しようとしたら、
　揶揄などせずに、やはり強く反対しなければならないということがよ～くわかった！

祝石原都知事続投！ 祝東京湾原発誘致決定！

石原都知事の再選が決まった。

恐らくガラパゴス石原にとって最後の任期となるだろう。

そしてガラパゴス石原が最後になすべき仕事、
それが東京湾に原発を誘致するということだ。

男石原、過去の言説に責任を負う正真正銘の男として、

東京都が消費する東京都の電力は、
他県に任せるのではなく、
都内に立地させる発電所以外には考えないはずだ。

それは、かねてより原発の安全性を宣伝し、東京湾に立地させるべきとの持論があり、
ついにその夢を実現させるときが来たからだ。

都知事の英断を期待する！



男石原、それに惚れた東京都民、

この期に及んで

卑怯な真似は決してするまじ！！

核の墓場 ＦＵＫＵＳＨＩＭＡ

「反戦な家づくり」さんの4月1日付

http://sensouhantai.blog25.fc2.com/

福島が世界の核の墓場となる、という話は秀逸だ。

なんだかそんな気にさせられる。全ては予定通り、想定内のことだったのか。

＞
東京から２５０Ｋｍ以上離れた日本の海岸線には原発が建ち並び、立ち入り禁止になったＦＵＫＵＳＨＩＭＡは、フィンランドのオンカロに続く世界で２番目の核廃棄物処分場として、世界から核廃棄物を受け入れる。
＜

アメリカにとっても好都合なことだ。
far east、極東とは、この地で放射能が撒き散らされても、偏西風の影響で北アメリカや西ヨーロッパには全く影響がない地域ということでもあろう。

なるほど、彼らにとって日本はまさに最適の核廃棄物処分場だ。




これを承知していた日本人、売国奴を通り越して、人だ！
八つ裂きにしても収まらない!

黙っていたら、結局加害者になるんだ！

主張をすることもなく、静かに従順に生活している多くの羊たち

何かことがあれば、被害者として静かに耐えている羊たち

でも、

本当に被害者なのか

純粋に被害者なのか

知っていたんだろう、そうなることを

知ろうとしなかったんだろう、そうなることを

静かに波風を立てずに

周りと同じように目立たぬように　

それが美徳だと？

それが日本人の美徳だと？


そこまでわかっていて静かにしているのなら

もはや諸君は立派な加害者だ


今回の地震や津波の加害者ではない


今回の放射能汚染の加害者だ！


原子力発電に異を唱えなかったものたちは
みな加害者だ

確かに、正確に知らされていないという面はあったが、

積極的に知ろうとしなかった

原発の恐ろしさについての本を一冊でも購入して知ろうとしなかったではないか

もちろん、

原発があるお陰で仕事のある御用学者連中や、
電力会社のコマーシャル料をあてにして原発の危険性を知らせなかったマスコミの

計り知れない罪と比べると軽いかもしれないが

加害者であることには変わりない


かく言う私も、
確かに反原発の立場でなんらかの行動をしたことはあるが、

命がけでやったことはないのだから、

心のどこかで、まさか今回のように一気に事態が悪化するようなことは、
すぐにはあるまいと
全く根拠のない、ある種の希望的観測を持っていたことは否めない。

だから偉そうなことは言えない。

多くの沈黙の羊たちは、これで目が覚めて欲しいとだけは言いたい！

さきほどの、曲学阿世の輩や、マスゴミ、
そして、自民党や民主党の多くの原発推進派（利権たかり）、
電力会社の役員連中などの確信犯は
どうやっても救われないが、

諸君は、これから声を発するべきだ

従順であってはならない！

間違っても
原発を否定しない自民党や民主党員に投票してはいけない

原発の恐ろしさを伝え合っていかなければならない

原発がなくなれば電力需要は賄えないという、
犯罪的なデマを信じてはならない！

ぜひ目覚めて欲しい

知ろうとして欲しいし、知ったら伝えて欲しい


ここまで言っても、

まだ従順にしているなら

残念だが、真の加害者ということになるぜ！