回遊魚

主に政治ブログを回遊し、簡単に紹介していきます。基本コンセプトは「護憲」です(^^

猪瀬はこう言うべきだった

2013-04-30 05:46:56 | Weblog
ニューヨークに多額の税金を使って出かけていた猪瀬のすっとこどっこいが、
オリンピック開催候補地、すなわち東京にとってライバル、イスタンブールを過激な言葉で攻撃したと、
ニューヨーク・タイムズ紙が報じているそうだ。

http://www.excite.co.jp/News/net_clm/20130429/Getnews_331394.html?_p=1

まあ、ここに紹介されているのは翻訳の翻訳だから、
イスタンブールについて猪瀬がネガティブな発言をしたにしても、
このとおりの表現とは考えにくい。

なぜなら、ここにあるとおりの発言をしたとしたなら、
知性も教養もない、戦時中にはびこっていた腐れ国粋主義者と何ら変わりはないからだ。
まさに国辱的な発言になってしまう。

だから、おそらくニュアンスの違いはあるのだろう。
あるのだろうが、ネガティブ発言までは否定できるのだろうか。

疑問は残るが、発言の中で日本を宣伝するところは恐らくほぼ正確な表現だと推認できる。

すなわち、

日本は人口増加も止まり、高齢化が進んでいるが健康的で落ち着いた生活を送っている。


しかし、ここまで言うならさらに、猪瀬よ、こう言うべきだ!

日本の食料はアメリカや中国からの農薬や抗生物質まみれ、さらに、放射能汚染での内部被曝の恐れはありますが、
短期滞在の皆さんの健康に、直ちに影響があるわけではありません。
また、期間中も放射能による低濃度の被爆はあるでしょうが、これも健康に直ちに影響があるわけではありません。

と、このぐらい正確にわかりやすく海外で宣伝するべきではないのか。

まだまだ猪瀬は甘い!

ところで、
上記記事の2ページ目最後に
>東京の招致委員会最高責任者がイスタンブールを中傷したのは不公正な行為であり、悲しく思う。
このような発言はオリンピックの精神にも反しているのではないか。


とあるが、「オリンピックの精神」なんて、もはや化石に等しいものだろう。
そんなものどこに生きているんだ、というわけで、
記事自体が白々しいし、オリンピックの東京誘致も興味なく、

結局どうでもいい話だったわけだ。

猪瀬、税金の無駄遣いしてないでさっさと帰ってこい。

石原裕次郎の愚兄の真似をして、弱者を貶める卑劣で暴力的な発言をしてんじゃねえ!
って、叱られるぞ。


水は神からの贈り物であり商品ではない

2013-04-29 05:35:14 | Weblog
売国政治家麻生太郎のまさに「良く訓練された犬」の本領発揮だ。

「カレイドスコープ」から
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-2044.html

麻生のだみ声は話の内容に知性がないことを強調しているかのようだ。

横に座っているのはマイケル・グリーン、つまり、
どんな状況で麻生がしゃべっているかわかるだろう。
「良く訓練された犬」がご主人様の前で得意そうに芸を披露しているわけだ。

そして、この記事のずうっと下の方、
ボリビアやフィリピンでの世界銀行やIMFそして悪徳多国籍企業の蛮行の紹介があり・・・

ボリビアとフィリピンは、世界銀行とIMFの本当の狙いに気がついたのです。

彼らは、自力で水道事業を国民の手に取り戻し多国籍企業を追い出しましたが、その後始末は水メジャーから申し渡された膨大な額の損害賠償金と、ホリビアで流された多くの国民の血でした。

幸いなことに、ボリビアもフィリピンもTPPに参加していません。
だからこそ、国民運動によって自分たちの水を取り戻すことができたのです。

愚かにも、日本はすでにTPP交渉参加を表明し、具体的な事務手続きに入っています。

日本がTPPに参加してしまえば、水メジャーは、確実にISD条項を使って日本の公営水道の民営化を押し付けてくるでしょう。

「ヨーロッパを初め、他の多くの国々はすでに水道事業の民営化を達成している。日本だけが公営水道を開放しないのは非関税障壁であるから撤廃すべし」と、いちゃもんをつけてくるのです。

麻生太郎は、ボリビアで暴動にまで発展した水道事業の民営化について、国民的議論どころかマスコミにも発表せずに、なんと日本ではなくアメリカの一介のシンクタンクで「日本の水道は国営だろうが、市営・町営だろうが、すべて民営化します」と明言してしまったのです。

これは政府間交渉ではなく、相手はただのグローバリストのシンクタンクですから、撤回したところで問題はないはずですが、低IQの麻生にはそれさえも難しいでしょう。

これは間違いなく、「TPP交渉参加の前に、日本はもう一つお土産を用意する必要がある」とCSISのマイケル・グリーンに諭されたのでしょう。それで、このオツムの軽い男は、「あっ、そう」と日本の水道を差し出すことにした… これです。

これは水道に関する一点です。

安倍晋三と麻生太郎の政権では、ボリビアで起こったように、多くの日本国民が殺されるでしょう、間違いなく。

彼らは本気で日本国をワシントンのグローバル・エリートに売り渡し、そのご褒美として長期政権を認めさせようとしているのです。



TPPに反対しない日本人は、こういったことを知ってもなお賛成するのだろうか。
日本の政治家は一体何を知り、何をしようとしているのか。

まったく理解しがたいことだ。

良く訓練された犬

2013-04-28 20:04:13 | Weblog
「マスコミに載らない海外記事」より
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-8835.html

ボストンマラソンでの爆発事件で、
その爆弾の残虐性(殺傷能力を高めるため金属片やボールベアリングなどが入っていた)を、
心から憎むまともな人間なら、
アメリカ軍が頻繁に使うクラスター爆弾を同じように憎むべきだということだ。

最もこちらの方が殺傷能力が高く多くの罪のない子供達を大量に殺害しているのだから、

すでに反対運動に動いているのがスジだろう。

でなければ、たんなる感情的な「かわいそう」にすぎないわけだ。

このような事態になっている大きな理由として、
マスコミの態度(自主規制)があるというのが、表題の犬の話だ。

“サーカスの犬は調教師が鞭を鳴らすとジャンプする”とオーウェルは書いている。
“しかし本当に良く訓練された犬は鞭がなくともとんぼがえりする。”
(ジョージ・オーウェル)

と言うことだ。

今日は「主権回復の日」とか、ノー天気なことで騒いでいる馬鹿者がおり、
それを無批判に報道するマスコミがあり、うんざりの一日だった。

この記事の最後にもあるのだが、

「横田ラプコン」のことだ。

昨日も書いたが、尖閣諸島など些末なこと。
それを「我が国の主権に関わる重大事」と騒ぐ前に
「横田ラプコン」を撤去させる大きな運動をすべきだろう。

それをしないで「主権回復の日」など、笑い話にもならない。

日本人の多くは「良く訓練された犬」になってしまったようだ。


ノー天気な日本人?

2013-04-28 06:23:22 | Weblog
物事には順序がある。重要さの程度をきちんと把握しなくてはならない。

いま、日本人がもっとも関心を寄せなくてはならないこと。

それは、福島原発の現状だ。

今でも毎時1000万ベクレルのセシウムが放出(第1)されているという情報があるが、

これが本当かどうか、知ろうとすることが最重要だろう。

本来ジャーナリズムはこういうことを徹底して取材したものだ。

そんなことをせずに、

北朝鮮の脅威を煽っている。それを多くの日本人は信じ切っている。

ノー天気な日本人だ。

北のミサイルが日本上空を飛んだからって何事のことか。


今福島という日本の領土が失われようとしているのだ。

領土と言うことで言うと、尖閣や竹島など些末なことだ。

福島が放射能でどんどん汚染されている現実が世界的に明らかになると、

愚か者が騒いでいる「東京オリンピック」誘致が夢の話になるのは、火を見るよりも明らかだろうに。

大金を使って姑息に開催にこぎ着けても、

一流のアスリートは日本にやってこないだろう。

三流の選手によるオリンピックなら、逆に日本のメダル獲得のチャンスということか。

そこまで考えているなら、それなりに凄いことだ。ノー天気とは言えないか。

でも、バカには変わりないようだ。


電気料金値上げの嵐!

2013-04-24 20:03:13 | Weblog
北海道電力が家庭向け電気料金を平均10・20%値上げすると政府に申請した。

火力発電の燃料費が原因とのことだ。

原子力発電を再稼働させないとひどいことになるぞと、消費者に恫喝だ。

独占企業だから、北電は厭だから他から買うと言う選択肢は道民にはない。

完全に北電のやりたい放題だ。

公務員給与がこの数年ですさまじく削られたが、

北電は今回の件でどれだけ給料を削ったのか。
そういった企業内努力がまったく見えない。

また、火力発電の燃料となる石油や天然ガスなどの低価格の調達について、
どれだけ本気で努力したのか。

世界で最も多く購入しているのに、世界で最も高い値段で売りつけられていることに
なぜ疑問を持たないのか。消費者から取り立てれば自分たちには影響がないと言うことなんだろう。

バカ高く燃料を購入しても利益は確保されるのだから、企業努力もあったものではない。

消費者を舐めているということだ。

もうひとつ。

莫大な広報費は9割カットはするんだろうな。
なにせ、独占企業なのだから広報活動はいらないはずだ。
原発再稼働のための、道民洗脳費を使って、
その原資を道民からかき集めるのは、あこぎだろう。

最後に、

経済産業省では、北電の値上げについて広く国民の声を聴くそうだ。

ま、形だけなんだろうが、以下のpdf書類を参照されたし。

http://www.meti.go.jp/press/2013/04/20130424002/20130424002-1.pdf

北朝鮮のミサイル発射なんて三面記事扱いだろ

2013-04-11 16:51:01 | Weblog
今マスコミが(まともなら)真っ先に大々的に取り上げなくてはならないのは、
福島原発による空前絶後の海域汚染事件だろう!

東電でさえやっとここにきて汚染水の漏れを認めた。
政府は絶対にそれが海に流れないようにと言い始めた。

つまり、
すでに相当量が流れ、海水を汚染していることに関して
海外から指摘されて来ているはずだ。

国内的にせっかく押さえてきたのに、残念なことだな。

しかしこの責任はきっちりとってもらうぜ。

いまのところわかりやすいのはここ、
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-613e.html

「マスコミに載らない海外記事」にある。
この中からリンクしていくつかのページに飛ぶことができ、
日本国内では知らされていないことに驚くはずだ。


北朝鮮のミサイル発射のリスクって、

海水汚染より、TPP加盟より、どれだけ大きいのか!

日本のマスコミの報道はいかに「嘘」だらけか。
マスコミとは「B層洗脳システム」に過ぎないことがよくわかるはずだ。

わからない人は、バカでなければ、わかりたくないだけだ。

北朝鮮と手を組む選択肢

2013-04-10 22:49:38 | Weblog
すべてのことには表と裏があり、その裏にも表と裏があるというどろどろとした政治の世界の話だが、

ここのところ威勢の良い北朝鮮と、その対応に一見きびきびやっているかのようにマスコミに宣伝させている日本政府を見ていると、

北朝鮮って、日本の権力層に都合の良い動きをしていると良くわかる。

北朝鮮の勇み足のような昨今の言動は、日本の防衛産業や改憲論者にまたとない追い風となっているからだ。

そして最近思うのだが、
彼らの隠された本心には

いっそ北朝鮮と手を組んで、北朝鮮の核の傘(小さすぎるが効果あり)に入り、
アメリカと対等に立ち振る舞うという究極の選択があるのではないか。

かつて経済の面でどんなにお世話になり、社会制度確立にもどんなに助けられたか知れないアメリカは、
結局自国の利益のために冷たく支えてくれたに過ぎなかったとわかり、
さらにこれから永久にアメリカに貢納するシステムが作られつつあるという現実を前に、

自民党議員の中にも、それはないだろうと思う人は少なからず居るはずだ。

だから、いっそのこと、

アメリカの馬鹿高い石油や天然ガスを買わされている現状を打破し、
エネルギーや食糧の自給に向けて、
中国や韓国、そして北朝鮮との同盟、すなわち「極東同盟」 を結んではどうか。

荒唐無稽かも知れないが、

アメリカ(数パーセントの富裕層)は意外と望むところかも知れないぜ。

自由と民主主義の敵、「極東の黄色い猿ども」(YMFE)の脅威を自国民に宣伝し、彼らとの戦いを煽りながら、
防衛予算をがっつりと獲得できるからだ。


これはまあ極端な話で、絵空事かもしれないが、

「東アジア共同体」は極東の真の平和のためには必要なことだと思うのだが。