富裕層への増税を！

米国債のデフォルトはぎりぎりでどうにか回避されたようだ。

ただし、ニューヨークタイムズの社説（「日刊ベリタ」から）によると
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201108030351073

デフォルト回避のためにオバマ政権は、ティーパーティを中心とした共和党右派の脅しに屈したというものだ。

具体的には、

①メディケアの縮小
②富裕層に増税しないこと

と、ある。

富裕層厚遇、貧民層切捨て政策である。

デフォルトに陥ったら、貧民層はさらに苦しい生活を強いられるぞ、というインチキである。


アメリカの財政赤字にはさまざまな要因がるが、
大きなものとして軍事費の拡大がある。

ブッシュのイラク侵略関連に途方もない国費が使われた。

石油利権を狙う米国内の大富裕層のための戦争にだ。

結果的に石油利権を獲得した彼らは、まんまと原油価格の吊り上げにも成功し巨万の富を築き上げてている。

その彼らから、（国際法的に違法な）利益の何割かを出させるのは正論であるし、そうしなければならないはずだ。

それを封じられた！

愚かな国だ。

自国に対しても、あつかましく横暴な彼らが、

属国と見なす日本に対し、

優しくする筈はないと、日本人よ、気づけよ！！