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来年春開校予定の3つの大学の申請を大臣の一言で取り下げた田中真紀子文部科学大臣、彼女らしい。
私は好きだ。<o:p></o:p>
恐らくこれを契機に大学の質と新設大学の在り方について、否応なしに議論が進む状況が生まれたのではないだろうか。<o:p></o:p>
大学と称する都心のビルの大学の乱立で予備校か大学か区別しかねる建屋もある。是非国民的議論のもとに進めてもらいたいものである。<o:p></o:p>
ところで田中真紀子のことで思い出すのが、小泉内閣の外務大臣として就任し、外務省の高級官僚とわたりあったことだ。大臣でも次官でもない、一国会議員の鈴木宗男の外務省への介入で優秀なNGO団体が、大きな国際会議からハズされた。
この理不尽さを理解し、当時の田中外務大臣が復帰させたのだ。<o:p></o:p>
今回の大学の認可の件でこのことを思い出された方もおられると思う。しかし一匹オオカミであるがゆえに結末は小泉内閣からの更迭であった。<o:p></o:p>
しかもこのとき彼女が明らかにしたもう一つの大きなことは、外務省と創価学会・公明党との醜い癒着であった。公明党はその政治力と外務省に浸透した学会員を使って、外務省に対し 「池田大作の外遊に当たっては、現地大使館では、元首、大臣級の対応をしろ。空港まで送迎せよ」「空港での通関はVIP扱いでフリーパスとせよ」 と公然と要求し、外務省はこれに応じている事実であつた。国会で明らかにされたが、マスメディアは彼女の単なる学会、公明党嫌いにすり替えた。<o:p></o:p>
彼女の更迭の裏に池田大作の大きな力があったことは否定できない。
外務省が一党一派のドン的存在の言いなりになり公費が使われていることこそ問題であり、この現実の報道を大手新聞社はなぜか避けたのか。
理由ははっきりしている。大手新聞社も学会の出版物の印刷の仕事の受注なしにやっていけない利害関係があるからだ。
統一教会は学会に比べれば信者数も少ないが、方向性は「宗教の統一」のもと、日本の既存の宗教の乗っ取りである。笑い事ではない。<o:p></o:p>
日本の名だたる宗派の総会の取材を統一教会系の「宗教新聞」が取材をゆるされていることご存知だろうか。
ある脱会者の情報では統一教会お抱えの日本の僧侶もおられるようで、統一教会の出版物にたびたび登場している釈正輪もその一人である。<o:p></o:p>
写真は1990年、ソ連政治の中枢・クレムリンでゴルバチョフと会談した池田大作と文鮮明
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参照<o:p></o:p>
ブログ「かものはしのまるやき うんことカレーは別物です」より、釈正輪の記事<o:p></o:p>
http://duckmole.exblog.jp/9008622<o:p></o:p>
宗教新聞HP<o:p></o:p>
http://religion.easy-magic.com/user/<o:p></o:p>
ブログ「日々坦々」より、創価学会のマスコミ対策<o:p></o:p>
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-4.html<o:p></o:p>
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今回の田中眞紀子文部大臣の件、私も”頑張れ”と応援していましたが、結局彼女も屈してしまって残念です。みんな大学を天下りの温床にして良いのでしょうか。誰一人として今回の件で擁護する意見がなかったことに、いつもながら日本人の見識の無さに呆れてしまいます。
それにしても、関係者三人は醜いですね、どっかの国の首相、尼崎の容疑者とも人相が共通していることを、皆さん分かりますでしょうか。自分の職がなくなろうとして恐怖におびえているんでしょうが、学生がかわいそうだって?それにのせられてるマスコミ、テレビに出ている連中、本当に情けないです。
コメントありがとうございます。民放マスメディアは田中バッシングもありますが、評価するコメンテーターもあり、結果として不認可の見送りはあったものの、今後の成り行きを注目していきたいと思います。
ただし政権が代わればどうなるかわかりませんね。
田中大臣が3大学を不認可と したのは、自ら更迭された小泉政権下の規制緩和への反発だったという推測もありますが、創価学会や統一教会のようなカルト問題、すなわち日本社会のタブーに挑戦していってほしいと思っているところです。
「だるまさんが転んだ」と同じで立ち入る隙を与えません。
天下り先確保は官僚組織のすべてを懸けた長期の企てで、短命な大臣ではぜんぜん歯が立ちません。