[画像]吉野正芳復興大臣、2017年4月27日の参議院インターネット審議中継からスクリーンショット。
【衆議院東日本大震災復興特別委員会 平成29年2017年4月27日(木)】
前日空転した国会は正常化しました。
午前9時。まず、吉野正芳特別委員長から提出された辞任願いが全会一致で許可されました。この後、特別委員が互いに委員長を選挙する「互選」の手続きに入りましたが、動議が提出され、委員長代理が、鈴木俊一さん(岩手2区、自民党)を指名しました。
鈴木特別委員長に促されて、吉野正芳復興大臣は「責任をもって、思いを共有して、安倍政権の方針に従い、復興の司令塔の役割を果たす」と所信的あいさつをしました。
失言した大臣が、復興大臣だったため、所信的あいさつまで速やかに行われ、正常化した格好です。
●衆議院のその他の会議は開催されず 前日の空転のあおりで理事らの日程協議ができておらず、復興特以外の衆院の会議は設定されませんでした。連休前の法案集中期に、かなりの痛手となりました。
【参議院東日本大震災復興特別委員会】
吉野正芳復興大臣が所信を述べました。吉野さんは最大政党の最大派閥の所属ですので、大きな拍手を浴びました。野党時の吉野さんは、参議院第一委員会室によく登場していたイメージがありますから、それも拍手を増したのかもしれません。残念ながら、法案の審議はできませんから、きょうはこれだけで散会しました。
【参議院経済産業委員会】
「原発廃炉積立金法案」(193閣法9号)の参考人質疑をして散会しました。
【参議院農林水産委員会】
「農業競争力強化支援法案」(193閣法21号)の参考人質疑。「農業資材の価格を下げることは競争力につながる」などの意見が出ました。
この委員会は法案が立て込んでおり、「減反→収入保険」への米作などの抜本改革法案の審議が終盤以降にずれ込むことが予想されます。
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(C)2017年、宮崎信行。
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