【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

卑劣な自公、轟木利治・参倫選特委員長の解任動議を提出し、0増5減区割り反映法案の審議入りを妨害

2013年06月19日 15時27分22秒 | 第183通常国会(2013年1~6月)附則・附帯決議

「自民党と公明党さんから轟木利治委員長解任動議が出ました」と説明する芝博一・筆頭理事、2013年6月19日(水)、参議院インターネット審議中継からキャプチャ。

【2013年6月19日(水) 参議院・政治倫理の確立および選挙制度に関する特別委員会】

 会期末というのは、人間の本性が出るものですが、まさに自公の本性が出たと言えるでしょう。

 午後1時、伝統の第一委員会室。委員長席には轟木利治(とどろき・としはる、基幹労連・JAM=今夏改選)さんではなく、民主党の芝博一・筆頭理事が委員長席に座り、開議を宣言。

 「さきほどおこなわれた理事会において、自民党と公明党さんから轟木委員長への解任動議が提出されました。これについて議論をしますので、この委員会は暫時休憩とします」と語りました。

 これまでは、委員会開議自体が遅れるのが通例でしたが、参議院インターネット中継もあるため、定刻通り開議したうえで、休憩にしたようです。

 当初は、政府提出の0増5減区割り反映法案(石破法案、183閣法51号)とみんなの党提出の18増23減法案(183参法7号)の提案理由説明があるはずでした。その議論の前の段階で、委員長解任動議を出してしまった格好。

 なんとか残り8日間の会期内に、小選挙区5増35減・比例80減法案(183衆法8号)を成立させるために、意識を高めていきたいところです。

 委員会は休憩のまま、散会しました。

 



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