第201回通常国会は、73日間をつかい、残り会期77日間。審議入りしていない法案は26本あります。必要なのは復興庁延長法案、政投銀延長法案、そして、地銀と乗り合いバスの独禁法特例法案程度でしょうか。コロナ国会となりましたので、絞り込んでもいいかも。第1次補正予算案(来週閣議決定)、第2次補正予算案(不明)と、その関連法案となります。
きょう早朝、全国で60足らずの指定感染症医療機関のようすをうかがいにいきました。3週間ぶり。感染症隔離病棟に葉桜。緊迫感はありませんでした。カーテンが開いている部屋もあり、生活感がありました。3週間前と比べてカーテンの開け閉めが目立つので、入院患者の数は増えているのかもしれません。入社式を中止する動きもあるでしょうが、こちらは「新入職員は講堂へ」の張り紙。春ですね。
ここで、メディアにも出ており、武漢チャーター便の患者の治療(退院)にあたり東京都庁の記者会見にも同席した医師が出勤する姿をお見受けしました。早朝出勤ですが、さほどおつかれではなく、マスクをせずに傘をさして出勤してきました。早番の看護師さんと思われる男女1名ずつも、違う病棟かもしれませんが、さほどおつかれでないようす。入社式をしたり、外ではマスクをしていないのは、知識と態勢があるからで、最も安全なクリーンゾーンで、市井で真似するわけにはいかないでしょう。タクシー運転手さんによると、ここではない病院間を移動した医師はさすがに疲れていて「感染症は開業できないから、もともと専門にする医師が少ない」とのこと。科にかかわらず37度5分の熱がある医師は強制的に休ませるローテーションをとっている病院が多くて、ひっ迫しているのは事実。都知事の対応ですが、キャバクラ・ガールズバーの疫学調査の問題も多いでしょうが、近隣の私立「永寿総合病院」が院内集団感染を出すという呆れ果てる失態をしてしまい、医療リソースの移動のため、週末の東京消防庁救急隊は忙しかったようだ、というような世間話をしました。この先も、我が国は東京で、医療崩壊や感染爆発はないでしょうし、都知事は大袈裟ですが、さはさりながら、油断は絶対に禁物です。政府に私権を制限されるすきを与えないよう、一人一人が同調圧力をかけあって、行動を自粛しましょう。
きょう早朝、全国で60足らずの指定感染症医療機関のようすをうかがいにいきました。3週間ぶり。感染症隔離病棟に葉桜。緊迫感はありませんでした。カーテンが開いている部屋もあり、生活感がありました。3週間前と比べてカーテンの開け閉めが目立つので、入院患者の数は増えているのかもしれません。入社式を中止する動きもあるでしょうが、こちらは「新入職員は講堂へ」の張り紙。春ですね。
ここで、メディアにも出ており、武漢チャーター便の患者の治療(退院)にあたり東京都庁の記者会見にも同席した医師が出勤する姿をお見受けしました。早朝出勤ですが、さほどおつかれではなく、マスクをせずに傘をさして出勤してきました。早番の看護師さんと思われる男女1名ずつも、違う病棟かもしれませんが、さほどおつかれでないようす。入社式をしたり、外ではマスクをしていないのは、知識と態勢があるからで、最も安全なクリーンゾーンで、市井で真似するわけにはいかないでしょう。タクシー運転手さんによると、ここではない病院間を移動した医師はさすがに疲れていて「感染症は開業できないから、もともと専門にする医師が少ない」とのこと。科にかかわらず37度5分の熱がある医師は強制的に休ませるローテーションをとっている病院が多くて、ひっ迫しているのは事実。都知事の対応ですが、キャバクラ・ガールズバーの疫学調査の問題も多いでしょうが、近隣の私立「永寿総合病院」が院内集団感染を出すという呆れ果てる失態をしてしまい、医療リソースの移動のため、週末の東京消防庁救急隊は忙しかったようだ、というような世間話をしました。この先も、我が国は東京で、医療崩壊や感染爆発はないでしょうし、都知事は大袈裟ですが、さはさりながら、油断は絶対に禁物です。政府に私権を制限されるすきを与えないよう、一人一人が同調圧力をかけあって、行動を自粛しましょう。
[写真]指定感染症医療機関の4月1日「入社式」のはりがみ、2020年4月1日午前6時半ごろ、宮崎信行撮影。
[写真]指定感染症医療機関の感染症隔離病棟、同。
【参議院決算委員会 令和2年2020年4月1日(水)】
「平成30年度決算承認案」の全般質疑がありました。
別エントリーで速報しましたが、首相らはマスク姿で、一部閣僚は副大臣席を使って、距離をとり「ソーシャルディスタンス」をしました。
[画像]マスク姿でソーシャルディスタンスをとる閣僚ら、きょう、参議院インターネット審議中継からスクリーンショット。
自民党の西田昌司さんは「MMTについて。100年前に金本位制でなくなって、管理通貨制になったから、日本銀行はいくらでも通貨を発行できる」とし、黒田東彦日銀総裁は「委員ご指摘の通りで、日銀が保有する、金など実物資産に制限されない」と答えました。首相らも賛同し、MMT論が一気に加速してきました。
石破派で、鳥取選挙区(現・島根鳥取合区)初当選の舞立昇治さんは自民党の党是「国土の均衡ある発展」をもじって「国土の不均衡な発展」と語り、山陰の新幹線などのインフラ整備への国費投入を求め、少子化対策で10年間集中的に子育て費用を国が負担するような特例期限を設けるべきだと主張しました。でも、民主党が今世紀初めから言っていたことですよね。石破茂派が自民党総裁になる可能性は再浮上しつつありますが、こういう人たちを受け止めらられる二大政党というものができないか、と私はずっと考えています。
大門実紀史さんは、芸術家への休業補償を求めました。
次回は、定例日の4月6日(月)午後1時で、省庁別審査に入っていくと思います。但し、月曜日開催は、会計検査院はいいですが、それ以外の霞が関官僚にも負担をかけることになるとは思います。
【衆議院農林水産委員会 同日】
基本法にもとづく閣議決定で、きょうから向こう5か年間の「食料・農業・農村基本計画」について、農相が説明しました。令和12年度(2030年度)の食糧自給率をカロリーベースで45%、生産価格ベースで75%に引き上げるという現実的な目標。新型コロナウイルス対策も臨機応変に各所に書き込んだ、現実的な計画となっています。
参議院ではあす、計画に対する質疑もあると思います。衆議院のこの委員会は次回は8日(水)の午前9時から。「種苗法」はまだ審議入りしていません。
以上です。
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