【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

「少し気の緩みが見られる総支部長もいる」岡田克也さん

2008年12月02日 14時56分48秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代

[写真は岡田克也さんと島根1区総支部長の小室寿明(こむら・ひさあき)さん]

 民主党副代表の岡田克也(おかだ・かつや)さん=三重3区が2日、「岡田かつや TALK-ABOUT」で発言し、「各選挙区を回っていますと、何度も回っているところが多いわけで、候補者が、特に新人の候補者が成長している、その姿を見るのはとても嬉しい」として総支部長とスタッフの健闘ぶりをたたえました。

 そのうえで、総支部長まわりの際には

 ①解散・総選挙というのは、決めるのは総理なので、追い込まれて解散はない。
 ②逆に言うと、民主党がやって欲しくないときに解散・総選挙は突然行なわれる。

 ことを伝えているそうです。

 執行部(代表、幹事長、幹事長代行ら)が「解散は近い」と言わざるをえない立場であるのに対し、岡田さんは総支部長を背中から押してあげる役回りを演じていることから出てくる発言です。総支部長のサポート体制が民主党という組織として、うまく機能している証拠といえるでしょう。

 このあと、岡田さんは

 >調査結果でいま、民主党にとって有利な結果が出ているとしても、実際に選挙
 >で民主党が過半数を制するということは、よほどの努力と、よほどの幸運がな
 >ければできないことで、政権を持っている自民党や公明党のその力を軽く見て
 >は絶対にいけないと思います。

 と強調しました。

 僕はこの発言に少し違う意味で同意しました。

 「民主党が過半数を制する」と明言し、岡田さんが民主党単独過半数を目標にしていることが明白になりました。

 テレヴィジョンでは渡辺某など、政界再編を企む輩が喝采を浴びています。私の本性ではそんな輩の舌を引っこ抜きたいという感情ですが、理性でそれを抑えています。

 民主党が単独で過半数をとらなければ、総選挙後に政界再編を企む輩がテレヴィジョンを利用して、茶の間の喝采を浴びる可能性があります。そんなのデモクラシーではありません。

 執行部は選挙協力を組む、社民党、国民新党、新党日本、新党大地の各党に配慮して、「単独過半数が目標だ」とは言えません。ここで“党内野党”の代表格である岡田さんが、「民主党単独過半数」を当たり前の目標として考えていることは心強い限りです。

 岡田さんはブログをこう締めくくりました。

>支持者の皆さんにも、政権交代に向けて、
>さらなるサポートを是非お願いしたいと思います。

 合点承知の助(がってんしょうちのすけ)です!!

 岡田さんが総支部を回って感じた、「具体的に支持者にどんなサポートをお願いしたいか」についても指摘してもらいたいと思います。

政権交代をもっと多くの人に知ってもらいたいと思います。 
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ありがとうございましたm(_ _)m
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