参院選の与党勝利を受けた、第200回臨時国会で苦戦した野党ですが、「英検」など英語民間試験の大学入学試験への導入に待ったをかけることに成功しました。
野党の重鎮である、岡田克也さんは、「野党がまとまったことが大きいが、当事者である高校生(主に2年生)のみなさまと心が通った」とし、議員会館や衆議院本会議場裏の控室で開かれた、野党の会合で声を上げた高校生や担当議員に感謝しました。
岡田さんは、ことし2019年、気候変動対策をうったえたグレタ・トゥーンベリさんや、自治と民主を求めるアグネス・チョウ(周庭)さんらの行動を念頭に、「EUの若い人たちや香港の若い人たちのように、どうして日本ではいろいろな政治問題に若い人が声を上げないのかと思っていた」ものの「いろいろな当事者の声が上がってうれしい」と語りました。
岡田さんは先週2019年12月5日(木)の定例記者懇談会で、臨時国会の閉会を念頭に、上述の内容を語りました。
岡田さんはもともと自民党竹下派の厚生族議員で、自民党細田派の文教族議員とは議員キャリアで交流がなく、政策面で教育問題に取り組んだことはありません。親の教育は聖域との執心や子に対する不安、子の若さゆえの未熟さや「受験戦争」へのプレッシャーをついた教育利権を食い物にし、貪る、罪深い森喜朗・下村博文路線は、来年2020年の東京五輪で頂点を迎えることになります。続くか。