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先日の利平茶屋森林公園での自然観察会は虫えい(虫こぶ)が少なくケヤキハフクロフシだけを解説したのですが、観察会終了後に車に戻る途中でヒメウツギの葉表・葉裏の両方にこぶ状に突き出し葉表側は先端が尖った虫えい(虫こぶ)を見つけました。以前に見たことが無く、気になったので袋に入れて持ち帰り詳しく見てみました・・・
日本原色虫えい図鑑には載っておらず、虫こぶハンドブックにウツギハコブフシ(形成者はタマバエの一種)が記載されていました。
たぶんこれだろうなとは思ったのですが正確を期すため虫えい同好会の掲示板に送り込んだところ、虫えい(虫こぶ)の大御所である九州大学の湯川名誉教授からウツギハコブフシに間違いないとのお墨付きを戴きました。
さらにウツギハコブフシは千葉県や和歌山県での記録は有るが群馬県では初めてであるとの言葉も添えてあってちょっぴりうれしくなりました。その後ネットで検索したら神奈川や埼玉でも記録されているらしいですね。
小さめの虫えい(虫こぶ)を切断すると赤橙色の幼虫が1匹入っていました。
大き目なものには2匹の幼虫が蠢いていました・・・
アップすると・・・
外に出してみると・・・
当ブログ掲載114種目となりました。
明日4日は「群馬県憩の森」で「森林観察会(虫こぶ)」が9時30分から開催されます。興味のある方は参加してみては如何でしょうか・・・
ただし、先日下見をしてきたら5種類くらいしか見られませんでしたが・・・
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