台風の影響を心配して外出を控え今日の観察会はパスしてしまいました。そんな訳で樹木ネタ・・・このブログに果実や冬芽(下の写真)で何度か登場して貰ったカンレンボクの花が満開になっています。
カンレンボクは中国原産の雌雄同株の落葉高木で樹皮や果実などに抗ガン作用があると注目されていたようですが最近は騒がれていませんね・・・。
カンレンボクの名の由来は中国名の「旱蓮木」を音読みしたものだそうで、別名が「喜樹」で英名はそれをただ単に訳したHappy Treeなのだそうです。属する科はミズキ科、ヌマミズキ科、オオギリ科など諸説があってよく分かりません。
花は白~薄い黄色で8月頃に球形の集合花を枝先に付けます。先端に咲いているのが雌花で、脇に咲いているのが雄花なのだそうです。確かに花はいくつもありますが、果実は一枝にひとつ位しか付いていませんね。
花にはけっこう蜜があるのか、羽根がボロボロになりかけたカラスアゲハが一心不乱に吸っている姿が何とも哀れでした。
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