華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

ビバ☆腎臓

2017年05月02日 19時30分44秒 | Weblog
昨日書いた通り、今日は腎臓に関する研修だった。研修は婦長の指示で参加するものがほとんどやけど、私はこれに自主的に申し込んだ。そしたら、わが病院にも慢性の腎臓疾患を抱える患者さんは結構な頻度でやってくるということで研修参加が認められ、出勤扱いとなった。ありがてぇ。

私は腎臓の機能に魅力を感じており、できることなら腎臓内科に務めたいという希望もある。
私立病院にいた頃、慢性の腎不全の患者さんが入院してきた。看護の知識が全然伴っていないころで、具体的に何が起こったのか今となってはわからないのだけど、まだ若かったのにあっという間に状態が悪くなって、そして亡くなった。そんなことが立て続けに2件あった。それまで腎臓の機能をそこまで重視していなかったのだけど、その2件を機に改めて調べ物をしたりして、「腎臓ってすげえな!」と思ったのが最初。

だから機会があれば腎臓内科に…という思いがあるものの、現在それを目指していないのは近所にそれがないから。以前いた大きい病院にあるにはあるんだけど、そこは循環器内科と合同の病棟。もしそこに職を得たら、腎臓疾患だけでなく、心疾患の患者さんの看護もすることになる。私は心臓系にはまったく興味がない。なのに何かとややこしそうな臓器で、たくさんの勉強が必要とされそうなのでその病棟で勤めたいと思わない。
また、M8にいた頃、M8が閉まったためにその病棟でシフトをこなしたこともあったけど、なんかそこの文化というか雰囲気にあまりになじめなかった。というわけで今のところ、その病棟に職を得る努力はしていない。この大きな病院は現在大掛かりな拡張工事の真っ最中で、2年後に完了する予定になっている。もしそのときに腎臓内科が独立したら、自分の環境に寄りけりやけど、そこを目指すと思う(もともと腎臓内科は独立病棟だったけど、2~3年前に諸事情で循環器内科と一緒にされたという経緯がある)。
ちなみに第2希望は消化器内科。次に転職するときはこの2つのどちらかに行きたい。
と書いてるけど、今の病院で管理職を目指すつもりでもいる。自分でもどちらへ転がるのか予測不能。

そんな裏事情は置いておいて。
研修内容は大変興味深いものだった。腎臓の機能から始まり、病気の種類、その治療について。また腎臓透析を実際に受けている患者さんを訪ねたりもした。腎臓ってすげぇ。本当に大切にせんといかん臓器やわ。肝心はときに肝腎と書くものね。腎臓も心臓と同じぐらい大事だっちゅーことよ。

熱心に聞きっていたため、最後まで眠気に襲われることはなかった。参加して本当に良かったわ。

研修を楽しむと同時に、久しぶりにM8で一緒だった同僚とも再会した。辞めてからもちょくちょくメッセージのやり取りをしている、何かと気の合う同僚。私より15歳も若いのにすんごいしっかりしている。休み時間にお互いの近況なんかを話し合った。M8は相変わらず夜勤の頻度が高いらしい。同僚いわく、今は2~3週間に一度、3~4日の夜勤が回ってくるのだとか。急性期の患者さんを受け入れる病院にいたかったから辞めることをずいぶん悩んだけど、今となっては正しい選択をしたと思えるわ。

電車の時間があったので、研修が終わった後あまりゆっくり話す機会がなかった。これは残念。今度は普通にコーヒーを飲みに行かないと。
ちなみに今朝はDに病院まで送ってもらった。帰りは最寄り駅まで来てもらって、駅前のスーパーで買い物をして帰った。送り迎えをしてもらえるって楽でいいわぁ。駐車場に悩まなくていいしさ。もしもこの大きな病院で日勤の仕事に就けるとしたら、私は公共交通機関で通ってもいいと思っている(午後シフトの終わりで電車に乗るのはちと怖い)。

帰宅してからアイロンがけをしただけ。やっぱり掃除はしなかった。明日こそはしないとー。そろそろ限界。でも明日の朝は外出予定なんだよなー。
明日は午後シフト。そのあとは午前シフトが3つも待っている。うひー。体内時計を今のうちに正しておかないと。

そして大学の課題も始めないとな…(息)。
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