読書の冬

もういつ買ったか忘れちゃった「ドラゴンタトゥーの女」。3月ごろやっけ?　今日ついに読み終わった。やったー。英語の本、しかも普通の本を読み終えたのは「P.S. I love you」に続き2冊目（語学学校時代に留学生向けに簡単に書き直された本は何冊か読んだ）。

達成感

こちらに引っ越してきた時点で3分の1ぐらいしか読めてなかった上しばらく手を出してなかったけど、Sydneyに行く電車の中等で再開し、また物語が半分を越した辺りから一気に展開していき、時間を見つけては読むようになった。まだ言葉の壁は高く、詳細まで理解していたとは思えない。だけどわりと込み入った話を読み切った自分を誉めたい。

さて。
お話は面白ろかった。外で読んでいる最中に話しかけられたことが何度かあったけど、だいたい「ドラゴン～」を読み終えて人たちで、「後半になればなるほど面白いよ」「続編もいける」と軒並み高評価。私の感想もそれらに相違なし。半ばを越したらそれまでの前振りの符号がどんどん合致していき、徐々に明らかになっていく謎。意外な犯人、思いがけない展開等にぐんぐん引き込まれた。主人公の男性が取り組んでいた調査が終了した後、某大企業に復讐するくだりは必要な部分とは言えちょっとダルさを感じたけど。またこの男性を助ける相当変わり者の女の子が、後半になって見せる感情の変化の過程が興味深かった。だから終わり方は切なかったなぁ。余計なお世話だけど幸せになるといいなぁなんて思ってしまった。それにしても主人公の男は卑怯なのか鈍感なのか?　どちらにしても恋愛対象にするべき男ではないな、と腹を立てながら読んでいた。

よく知らないんだけど、「ドラゴン～」には続編があるらしい。私が読み終えたものが一番面白いとのことなんだけど、前述の通り、続編を推す声もあるので読んでみたいと思っている。また映画も昨年公開されているはずなので、DVDか何かを手に入れることも考えている。

とか書きながら、実は「Hunger Game」が次に控えてるんよなぁ。新品のまま一ページも開いてない。続編に行くか「Hunger～」に行くか。悩むところや。
本を読むのは語学力を伸ばす一番手っ取り早い方法だし、楽しみながら伸ばしていけたらいいなぁ。いい気分転換にもなるしさ。