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華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

た~す~け~て~

2010年10月16日 00時35分09秒 | Weblog
タイトルは雪に埋まった菱沼さん風でお願いします(「動物のお医者さん」より)。

雨が降っている。ジメジメ。寒い日もあるけど気温は徐々に上がってきている。梅雨を感じさせる生ぬるい風が吹く。そんな中、気温と共に上がっているのが虫の活動力。私はいつの頃からか虫が嫌い。こちらは家の中も靴で歩く文化である上、私が古い家に住んだりしていたため、家の中には同居人と言えるぐらいの虫がいて、越してきたばかりのころは結構神経質になったものだった。3年も経つとそんな環境にも慣れてきたんだけど、今の家だけはかなりきつい。だって

アリとゴキのパラダイス

クモにも慣れた。小さい羽虫も我慢する。でもアリとゴキは無理。
我が家は結構古い。全部で4つの所帯が入る、一見一軒家に見えるユニット。壁自体にアリが巣食っているようで、いくら退治してもキリがない。そして、まぁ、清潔にしていないのがもっとも大きな原因なんだろうけど、ゴキもたくさんでる。私の人生でこんなに頻繁にゴキに出会うことなんてこれまでなかったっていうぐらいに。数週間前小さいゴキを見つけたとき「この季節が来たのか…」と本当にブルーだった。小さいのを見たら30匹は覚悟しろとか言うもんね。そしてホイホイをセット。先ほど確認したらもう4匹も捕まっていた

昨日帰宅したら、玄関すぐ横にあるシンクに黒い影。ヤツだ。思わすフリーズしかけたけど、戦うのは私しかいないと思い直し臨戦態勢へ。「虫は殺したくない」というカトリーナの意向で我が家に殺虫スプレー等の飛び道具がないため肉弾戦となる。それでも気持ち悪くて躊躇していたところ、ヤツは殺気を感じたみたいでカサカサと移動を開始。叩くものが見当たらずどうしよう!?と思っているところで目に入ったのはスプレー式の洗剤。ゴキに洗剤をかけると窒息死すると聞いたことがあったので、ヤツがシンクに走っていった瞬間に「くらえっ」。
プシュプシュプシュプシュ…。
するとゴキは逃げ出そうとしたけど、シンクの壁も洗剤だらけで滑って走ることができず、その場でもがいている。私はそれで力尽き、ヤツが復活しないことだけを祈ってキッチンから離れ、数時間後にシンクを見たらゴキが息絶えていた。勝利!

でも…誰が片付けんの?

無理ぃ。絶対無理ぃぃぃぃ~~~~

というわけで丸一日経つ今もゴキの死骸はシンクの中で横たわっている。ちなみにカトリーナは知人宅に泊まっているため不在。想像しにくいかもしれないけど、こちらのシンクは2つに分かれている。なので私はゴキを見ないフリをしてひとつのシンクだけを今のところ使用中。でもそのうちどうにかしないと…。

ついでに書くと、ついさっき、自分の部屋にもゴキが出た。ヤツはなんの迷いも持たず、部屋の壁をスタコラサッサー。視界に黒いものが動く姿を見つけた瞬間、私はまたフリーズしかけたけど、逃すわけにはいかない。だってここは自分の部屋。どうしても近くに寄るのは怖い。だから捨てるはずの雑誌を持ってソーッと近づき、思いっきり投げつけた。命中。夜中12時。隣人を起こしたとしてもそんなの知らない。しかしゴキがつぶれたと思われる壁には不気味な汁の跡が残っているだけで本体はない。雑誌に引っ付いている様子もない。おそらく衝撃でどっかに飛んでいったんだと思われる。その壁というのはベッドの枕元。ベッドの中におったらどないしよ~。

無理ぃ。本っ当に無理ぃぃぃぃ~~~~

誰か本当に助けに来てほしい。