華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

オーストラリアナイズド

2009年08月08日 09時27分26秒 | Weblog
豪州生活暦2年弱。渡豪した際はカルチャーショックを多々覚えたもんやけど、今となっては少々のことには何も思わなくなっている。

先日、バスに乗って家に向かっていた。ぼんやりと外を眺めていたら、なんか見覚えのない風景が広がっている。

しまった、バス乗り間違えた!!

と思って、急いで停車ボタンを押そうとしたら、他の乗客もなんか不審な表情。ある乗客の一人が運転席に行き、ドライバーと話しはじめた。そしておもむろに振り返ったその乗客は

「ヘイ! ドライバーが道を間違えたんだってさ。この後迂回してさっきのバス停まで戻るって言ってるからそれでいいだろう?」

はい? 道間違えた??

高速道路を走っていたんだけど、降り口をミスってしまったらしい。
誰にでも間違いはあるからそれはいいとしよう。ただここで面白いのは、ドライバーが一切謝罪の言葉を発しないこと。日本だったらマイクを通じて「すみません」の平謝りだろう。また、乗客の性質が悪かったらバス会社に電話して「お宅の教育、どうなってるんですか!?」ってなもんだけど、こちらでは「しゃーねぇなぁ」ぐらいの雰囲気で終了。

ゆるいぜ、オーストラリア。

日本のサービスって世界最高級って言われるけど、こういう瞬間に「ほんまやねんなぁ」としみじみ思う。たとえばJR大阪駅では電車が3分遅れるというだけでお詫びの放送が流れ、電光掲示板にそのように記されるけど、こちらではそういう発想すらないような気がする。

運ちゃんの道間違いにより、ロスした時間は約15分。以前の私なら「信じられない!!」とプリプリし、その夜、即効ブログにUPしたと思う。でも今は「まー、起こってしまったもんは仕方ねーす」程度。すこーしずつオーストラリアナイズドされてるんやなぁと思った夜やった。
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ガム余談

2009年08月08日 07時56分20秒 | Weblog
先日、うっかりミスから購入したミントのガム。口が寂しいときに食べている。
私はあまりこちらでガムを買わない。ミント系の何かがほしいときはたいていタブレットを買うので。だから豪州のガムについて検証できるほどではない。だからたまたまなのか、それともこれが標準なのかは知らないが、このガム、

めっちゃ硬い。

食べた翌日、なんでもしっかり噛み砕く力を持っている私のアゴはめちゃめちゃ筋肉痛。ランチはパスタだったのに咀嚼している間中痛かった。

どんだけ筋肉疲労してるねん…。

ほんまかみ応えはばっちり。硬いものが食べられなくなっているという最近の子供たちにお勧めしたいぐらいだ。絶対いいアゴの運動になるはず。帰国するとき、これを友人の子供へのお土産にしようかしらん?

全然関係ないけど、今日は8月8日。甲子園が開幕するらしい。昭和61年、タッちゃんの甲子園と南ちゃんの新体操の大会の開幕日も8月8日だったなぁーなどとマニアックなことを思い出してしまった(「タッチ」参照)。
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