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徒然な日々

折々にあった出来事、感じたことなど、グダグダと気の向くままに、、、【冤罪について】

みぞうゆう?の事態

2009-02-28 15:47:42 | 冤罪について
寒の戻りも過ぎて、再び春が来た当地方です。
 
K首相の頃から少なくなった仕事ですが・・・・・
 みぞうゆう?の事態から更に悪化ですね。

5月から様々な問題を抱えたまま発足する 裁判員制度 ですが、
→ 裁判員制度 問題点

小嶌先生がブログに記事を載せておられます。
 弁護士小嶌信勝のブログ  参考になります。


相も変わらず、他人様のサイトに御世話になっております。
 今後もこんな感じと思います。


最良証拠主義 (私見)

2008-12-06 19:15:50 | 冤罪について
最良証拠主義 ですが、、、
 迅速な裁判が目的だそうです。
然し、現実は被告人を有罪にする証拠だけを主に提出してるようです。

被告に有利な証拠は出さなくても良いのです。
 判事は、全ての調書などをを提出させる権限があるようですが、、、

良識ある判断を望みたいですね。
 
 

最良証拠主義

2008-12-05 13:49:48 | 冤罪について
先日の記事、最近の冤罪事件 中途半端でした。

迅速な裁判等の為の 最良証拠主義 が冤罪の温床となってるようです。
 司法関係者が正しく使わなければ危険な事と思います。
特に最高裁の方の良識ある判断をお願いしたいですね。

冤罪防止対策の研究 や 最良証拠主義 を参照下さい。

↑ ↑ ↑ 判りやすく書かれてます。

裁判員制度 (ココ→公式サイト)も始まります。
問題はあるようですが、少しは改善されるでしょうか。

相変わらず、ヨソ様のサイトばかり利用してますネ~。

最近の冤罪事件

2008-11-18 13:51:01 | 冤罪について
今日は、片付けの仕事で早く終わりました。昼過ぎに
 マ、人夫さん頼んだこともあるのですが、、、、、

昨夜  高知白バイ衝突死事故 をテレビでやってましたね。
目頭がウルットきました。

冤罪について、ほんの少しですが気にしてます。
 過去に手本があるのですが、、、、、
原因の一つに 最良証拠主義 と言うのがあるそうです。






ウーム・・・

チョット、アルコールが回ってきたようナ・・・・・・・
 

続きは いずれそのうちに~ 
 


不条理なこと

2008-10-25 06:49:47 | 冤罪について


先日の記事 の方、収監の為、検察に出頭されました。→ 「雑草魂」
 留守を守るご家族が続けてます。

心中、如何ばかりでしょうか。? 
 健康で過ごされることを願うばかりです。

この事件以外にも、同様のことがあとを絶たないですね。
 関係当局は、過去の冤罪事件をどう見てるのでしょうか。

弁護士 小嶌信勝 の
 冤罪防止に関するホームページ


本当に国民を司る、力量があるのでしょうか。?
我々の安心、安全は何処にあるのでしょうか。?





冤罪

2008-09-21 11:23:34 | 冤罪について
台風も去りましたが、 昨日は蒸し暑く、今日は雨。
 

※ 最近、最高裁で確定した事件。(有罪、実刑)
 高知白バイ衝突死事故
御本人のブログ 雑草魂

※ 大分前の事件。(刑期満了で出所してます。)
 野田事件

両事件は、共に警察による 証拠捏造 の疑いが濃厚です。

 警察もさることながら、検察も問題アリですね。

裁判官の判断能力に疑問を感じます。
 後者の事件では、真犯人が笑ってるように思います。
 

裁判員読本

2008-07-14 07:44:48 | 冤罪について

暑い日が続いてます。

サブタイトルに『冤罪について』 等と書きましたが・・・

冤罪と思われる事件が後を絶ちません。
 チラ見する新聞、テレビなどでも目につきます。
度々紹介していますが、小嶌信勝先生の

冤罪防止に関するホームページ

冤罪事件についての疑問等が、良く判ります。
 主に、重大事件について書かれてますが、全ての事件に当てはまると思います。
一部紹介します。(著作権のことがあるのでリンクで)

8. 刑事事件の証拠の見方 -まとめ-

裁判員制度 も平成21年5月21日から実施されるそうです。
選任された方の参考になればと思います。

捜査員、検事、判事はもとより、一般の方にもお奨めです。

「画像は一部分ですが、勝手に使わせていただきました。
 もし、『ダメジャン 勝手に~』でしたらコメント下さい。即削除します。」
見てないと思いますが、、、

猛暑の季節になりました。小嶌先生お体に、、、

冤罪

2008-07-12 14:46:20 | 冤罪について
数日前、テレビで・・・
 こんなことが許されるのか???と云う事件が報道されました。
余りよく覚えてないのですが、一審無罪、上級審で有罪、一年余りの実刑でした。

出所後の報道でしたが、実名で顔も出してました。
 これから、改めて戦うそうです。
なにも出来ませんが、頑張ってください。

判決の理由の一部に、反省の色が見えないから実刑 と有ったようです。
 身に覚えがない事に反省は出来ないと思います。

こんな判事がまかり通る世界です。(既に呼び捨てですが、、、)
 人の人生を左右すると云う立場を自覚しているのでしょうか
後日、無罪となっても当時の判事にはお咎めはないそうです。
そんなに偉い人なのでしょうか。???

小嶌先生の言われる、無罪の検証 をしてないですね。

司法に携わる方達に見て頂きたいと思います。
冤罪防止に関するホームページ 冤罪防止に関するホームページ


御殿場事件

2008-06-19 10:36:02 | 冤罪について
今日はこんな雲行きで、予報も午後から雨・・・で休み・・・
 
テレビで「御殿場事件」についてやってました。
 冤罪事件で、最高裁へ上告中です。
以前から知っていたのですが、改めて思い起こしました。
詳しくは 

御殿場事件  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

「御殿場事件」を忘れるな  謎のHPですが、詳しい状況が載ってます。

過去の冤罪事件のパターンとそっくりですね。
 強引で一方的な捜査、提出された証拠のみでの起訴、充分な検証が為されない儘の判決・・・
更に上級裁判所の姿勢、普通の感覚ではないですね。
馬鹿野郎 としか思えません。(一審の裁判長は女性でしたが、、、)

小嶌信勝先生の
 冤罪防止に関するホームページ
を、ご覧下さい。

チョット過激でしたが、二重、三重の罪を犯さないで欲しいモノです。


何故 ? 

2008-03-05 16:58:20 | 冤罪について
最近、冤罪事件がよく報道されてますネ 、
 過去の反省が微塵も感じられません。

でっち上げ と言われるモノが多いようです。
 イヤになりますネ、、、
パターンがよく似てる様です。

逮捕→送検→起訴→裁判→有罪→真犯人現る→再審→無罪判決

犯人扱いされた方は、殆ど報われてないようです。
 それに比べて、関係した司法の人達のお咎めは無いに等しいと思います。
ナンカ 釈然としないナ~。

補償金制度も有るようですが、税金からですネ、、、
 当事者で払ってもらいたいと思ったりするのですが、、、

画像は野生の猪を鍋で焼いて、、、 
 

トリカブト殺人事件 Ⅳ

2008-02-13 20:42:15 | 冤罪について
著者: 神谷力
出版社: かや書房
サイズ: 単行本
ページ数: 379p
発行年月: 2002年06月



久し振りに、神谷さんの本を読み返してみました。
 マ、最後の方ですが、、、

改めて思いました。
 過去の事から、当局の印象が悪く
事件では無いことを、事件とされたようです。

マスコミの餌食になった事件だ思います。 
 マスコミ、警察、検事、裁判官、共に有罪を前提にした事件と思います。
逮捕まで数年かかってます。
その間、マスコミの攻勢に淡々と対応されてな様な気がします。

日本の裁判で、再審は難しいようです。
 上級栽培所は独自に検証しないのかな~。
職務怠慢??? だよね。

我々、小市民が納得できる様にお願いします。(最高裁の方、特に、、、)

(神谷氏の著書は かや書房 から2冊発行されてます。)




トリカブト殺人事件ⅢーⅡ

2008-01-07 17:35:45 | 冤罪について
久し振りに関連記事です。
 神谷氏の著書を少し読み返してみました。
(神谷氏の著書は かや書房 から2冊発行されてます。)

この頃、本を読むことが苦手になってきました、、、
 (目が疎くなってきたのと、物忘れが多いせいかも)

個人的な意見ですが、この事件は 冤罪 と思います。
 神谷氏の著書、他で確信しました。

最高裁で、無期懲役が確定して服役中ですが、
 再審請求について、日々努力されてるようです。
日本の刑事裁判では再審の条件はは厳しく、認められることは
僅かなようです。

冤罪は警察、検事、裁判官が充分な検証を怠った結果と思います。
 二重の罪です。
三重の罪とも言えます。限りない罪とも言えます。

事件に携わる方に、改めて申し上げます。

弁護士 小嶌信勝の冤罪防止に関するホームページ

小嶌先生のホームページをご覧下さい。

このブログをご覧の方のコメントをお待ちしてます。

トリカブト殺人事件Ⅲ

2007-12-16 12:38:43 | 冤罪について
仕組まれた無期懲役―トリカブト殺人事件の真実仕組まれた無期懲役―トリカブト殺人事件の真実(2002/05)神谷 力商品詳細を見る


昨日は悲惨な事件がありました。
 事情は良く判りませんが、被害者の方々の気持ちを思うと
言葉もありません。
亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

ケガをされた方達も、心と体の回復を思うばかりです。

今日はこれ以上書くことが出来ません。
 久し振りにタイトルの記事を続けるつもりでしたが・・・<(_ _)>

トリカブト殺人事件Ⅱ

2007-12-13 20:21:08 | 冤罪について
仕組まれた無期懲役―トリカブト殺人事件の真実仕組まれた無期懲役―トリカブト殺人事件の真実(2002/05)神谷 力商品詳細を見る



 この事件は、状況証拠のみでの判決と思います。
発生から数年後の逮捕。
然もマスコミが騒いでから・・・

神谷氏は、その著書に自身のことを赤裸々に書いてます。
 自らが不利になると思われることも含めて。

特に強調してるのは、トリカブト毒とフグ毒 についてです。

裁判所は大学教授の実験結果とか言う、私の感じでは
殆ど信頼できない結果 を取り上げてるようです。
詳しい内容を知りたいです。

この二つの毒は、古来より使われてるそうです。
 と言うことは、研究されてることと思います。

この組み合わせで死亡時刻を調節出来るとは思いがたいです。
 

この事件を知ってますか? (トリカブト殺人事件)

2007-12-10 18:50:50 | 冤罪について
このブログを始めたきっかけなんですが・・・
 久し振りに、サブタイトルの 冤罪について 少しづつ書いていきます。(^^;)

トリカブト殺人事件
画像は、神谷氏が獄中で綴った本です。
 もう一冊書いてますが、2冊とも自らのことを赤裸々に綴ってます。

概略です (事件史探訪 より
『一審では、神谷側が勝訴したが、保険会社側が不服として控訴。平成2年10月の控訴審で、保険会社側は爆弾証言を行う。というのは、石垣島で司法解剖したA医師が、念のため利佐子さんの臓器や血液を保存していた。これを大学病院で分析した結果、「トリカブト毒による中毒である」と証言した。これに驚いた、神谷は突然、保険金支払い請求を取り下げてしまった。完全に不利と思ったのであろう。』

神谷氏が特に強調してる部分でしょうか???
 この事件で最も重要な証拠物件の 保管状況 は厳重に管理されてたのでしょうか???

しかし、その後の調査で遅効性のあるフグの毒をトリカブトの毒に相乗させることで時間調整が可能であるということが判明した。また、利佐子さんは神谷から滋養強壮剤をもらったと言って、しばしば友人の前で二重になった白いカプセルを飲んでいることを目撃していることから、トリカブト毒をカプセルに入れて利佐子さんに飲ませても、胃で分解され毒が体にまわる時間は2時間前後であることを解明した。』

このことについても、神谷氏は疑問を提起してます。
 誰が、何時、どの様な実験をしたのでしょうか???
薬学の素人が、少しぐらい別なことで行ったことが証拠になるのでしょうか???

無期懲役 と言う重大な判決です。
本人は当然ですが、家族、知人迄相当な影響があります。

警察、検事、裁判員 の方達に改めて申し上げます。
小嶌先生のホームページ
を、ご覧下さい。


-経緯-
平成3年6月9日警視庁は自称経営コンサルタントの神谷力(当時47歳)を横領罪容疑で逮捕した。だが、逮捕の目的は明らかに「トリカブト保険金殺人」であった。同年7月1日、神谷を殺人と詐欺未遂の容疑で再逮捕した。「トリカブト保険金殺人事件」とは、どのような事件であったのか経緯を振り返る。

昭和61年5月20日午後1時30分頃、神谷力の3人目の妻で利佐子(当時33歳)さんは女性友達3人と沖縄県石垣島のホテルにチェックインした。当初は元気だった利佐子さんは、友人と部屋に向かう途中から急に苦しみだし、友人等が抱きかかえるようにして部屋に運んでベットに寝かせたが容体は益々悪くなる一方だった。

そこで、ホテル側が救急車の手配をして利佐子さんを八重山病院に搬送したが、その途中に心停止状態となり午後3時4分に死亡が確認された。八重山病院では、死因が確定できず警察に連絡。警察は直ちに司法解剖を行ったが、その結果、「急性心筋梗塞」と診断した。

その間、利佐子さんの友人達は、夫である神谷を呼び寄せるため那覇空港に連絡し構内放送で神谷を呼び出した。神谷は妻の訃報を聞きつけて急遽、那覇空港から石垣島行きの飛行機で駆けつけたが、既に利佐子さんは死亡していた。

ここまでは、不幸ではあるが日常的には、ままあることである。ところが、神谷の生い立ちや利佐子さんの突然死における状況は余りにも不可思議なことが多く、その後「トリカブト保険金殺人」と呼ばれるようになる。

-3人の妻の不審死-
神谷は昭和14年に宮城県仙台市で出生。父親は東北大学の教授で知的水準の高い家庭に生まれ育った。神谷が小学校5年生の時、母親が目の前で服毒自殺するというショッキングな経験をしている。その後、東北大学の受験に失敗し神谷は上京。東京の池袋にある書店に勤めた。
それ以降、神谷は職を転々としながらも結婚を3回繰り返し、全て妻が突然死するのである。

①昭和40年2月
 看護婦の山下恭子さんと結婚。昭和56年7月、「心筋梗塞」で死亡。

②昭和58年10月
 山田なつ江さんと結婚(昭和47年から神谷となつ江さんは不倫の関係にあった)。昭和60年9月、「急性心不全」で死亡。保険金1千万円受け取り。

③昭和61年2月
 工藤利佐子さんと結婚。同年5月、石垣島のホテルで発作を起こし死亡。「急性心筋梗塞」と診断される。

-利佐子さんとの出会い-
利佐子さんは、池袋にある高級クラブに勤務していた。そこへ、紳士風の神谷が店に顔を出すようになった。昭和60年11月頃である。なつ江さんが死亡して2ヵ月後、利佐子さんと初めて会って僅か6日後に神谷は利佐子さんにプロポーズした。

利佐子さんは、優しい紳士である神谷に一目惚れし、周囲の反対を押し切って12月には大阪にアパートを借りて同居した。池袋に住んでいた神谷が突然、仕事の関係で大阪に赴任すると言い出したことも不可思議だった。

翌年の2月13日に神谷と利佐子さんは結婚した。その2ヶ月後の4月上旬までに総額1億8500万円の保険に加入する。受取人は勿論、神谷自身である。

5月になって、神谷は慣れない大阪暮らしが可哀相だと言って、利佐子さんの女性友達3人を石垣島に招待する旅行を企画をした。利佐子さんは、有頂天となった。運命の日の前日、5月19日に神谷と利佐子さんは那覇で1泊。翌日、羽田から来る友人3人と那覇空港で待ち合わせして、南西航空で石垣島に行く予定だった。

神谷は急遽、仕事ができたからという理由で、3人を空港で出迎えた後、午後の飛行機で大阪へ戻るということになった。利佐子さんと3人の友人が合流したのは、11時55分頃で南西航空の機内であった。それから2時間後に利佐子さんは突然死するのである。

-疑惑発覚-
利佐子さんの知人は突然死に不審を抱いた。そこで、知人の1人が手当たり次第に保険会社に本件の内容を連絡した。保険会社でも、3人の妻の突然死に不審を抱いたこと、利佐子さんの保険金額が常識では考えられないことから警察に相談した。

神谷は、利佐子さんの死亡から6ヵ月後の12月に加入している保険会社4社に保険金支払い請求を行った。保険会社は死亡には疑義があるとして支払いを拒否。民事裁判となった。

一審では、神谷側が勝訴したが、保険会社側が不服として控訴。平成2年10月の控訴審で、保険会社側は爆弾証言を行う。というのは、石垣島で司法解剖したA医師が、念のため利佐子さんの臓器や血液を保存していた。これを大学病院で分析した結果、「トリカブト毒による中毒である」と証言した。これに驚いた、神谷は突然、保険金支払い請求を取り下げてしまった。完全に不利と思ったのであろう。

保険会社(当時) 保険金額 掛け金(1ヶ月) 申し込み日
住友 4500万円 4万9500円 昭和61年3月28日
三井 4500万円 4万8900円 同上
明治 5000万円 5万5000円 昭和61年4月4日
安田 4500万円 3万2150円 昭和61年4月5日
合計 1億8500万円 18万5550円
注)一般人が月掛け18万円の保険加入は常識では考えづらい。利佐子さんは、加入2ヵ月後に突然死した。
注)トリカブト事件(坂口拓史箸・新風舎文庫)参考

この頃から、マスメディアもスクープ合戦が始まった。このため世間で広く知れ渡り、「トリカブト保険金殺人事件」の名称が踊った。だが、神谷が主張するように、那覇空港から別れて2時間後に利佐子さんが死亡したことで、自身のアリバイがあること、仮に自分が利佐子さんに服毒させたとしても、2時間も遅効性のある猛毒など考えられないと主張した。

-不審-
捜査本部は神谷を逮捕したものの物的証拠は乏しかった。動機は十分に立証できても、死因が特定できなかった。そこで、再度、A医師が保存していた利佐子さんの心臓や血液を再検査を行った。すると民事裁判で証言したのと同様の結果、即ち血液からトリカブトの毒やフグの毒が検出された。

これを裏付けるように、福島県の植物店の主人から警察に、「神谷に゛トリカブト゛を何十鉢も販売したことがある」と連絡があった。また、東京の日暮里にある神谷のアパートの畳からトリカブト毒が検出された。

だが、神谷はトリカブトの毒は即効性があり、利佐子さんと別れてから「2時間後」に急死することはありえないと主張した。

しかし、その後の調査で遅効性のあるフグの毒をトリカブトの毒に相乗させることで時間調整が可能であるということが判明した。また、利佐子さんは神谷から滋養強壮剤をもらったと言って、しばしば友人の前で二重になった白いカプセルを飲んでいることを目撃していることから、トリカブト毒をカプセルに入れて利佐子さんに飲ませても、胃で分解され毒が体にまわる時間は2時間前後であることを解明した。

平成12年2月21日に最高裁は神谷被告の上告を棄却、無期懲役が確定した。

-トリカブト-
キンポウゲ科の多年草。沖縄県を除く全国に分布する。根子の部分に毒性の強いアルカロイド系アコチニンを含み致死量は耳掻き一杯程度。花の形が、「鳥が兜」をかぶったように見えることから、この名がついた。




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