「法華経を持ち奉る処を当詣道場と云うなり」
今いる場所こそわが人間革命の舞台だ。
地域で社会で輝く人に!
〈名字の言〉
2019年11月22日
本紙の11・18「創価学会創立記念日」特集で掲載された田原総一朗氏
のインタビュー(17日付)。氏の率直かつ明快なコメントに、読者から
多くの反響があった▼取材の折には、パナソニックの創業者・松下幸之
助氏との思い出も語ってくれた。松下氏が新しい事業を始める際、田原氏
に日本の政治・経済に対する所感を聞きたいと連絡があった▼松下氏は、
田原氏より40歳年上。親子以上の年齢差がある田原氏の話に、松下氏は
1時間ほど耳を傾けた。2日後にも再び田原氏を招き、話を聞いた。本田
宗一郎氏や盛田昭夫氏など、数々の実業家を取材してきた田原氏は、「優
れた経営者はいずれも、人の話をよく聞く」と実感を込めて語る▼衆知
(多くの人々の知恵)を集める――これが松下氏の経営哲学だった。衆知
を軽視するような経営は、いずれ行き詰まると自らを戒めていた。講演会
での松下氏の言葉を思い出す。「全部がわが師である。どこでも私より偉
い人ばかりがいる。私がいちばんあかん、そういう考えでやっているんです」
▼対話の達人は例外なく聞き上手。「話を聞く」ことは、相手を理解する
最良の手段であると同時に、謙虚に学び続ける姿勢の表れでもある。
「話を聞く人」とは無限の「向上と成長の人」である。(嶺)
〈寸鉄〉
2019年11月22日
「日蓮さきがけしたり」御書。一人立つが仏法の魂。まず己が折伏に挑戦
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山形支部結成の日。幸の理想郷築く勇者ここに!共戦の誇り胸に対話拡大
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聖教を世界に読ませたい―恩師。電子版は201カ国へ。希望送る言論戦更に
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「いい夫婦の日」。感謝の思いを言葉に。相手への尊敬と信頼が円満の秘訣
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非人道的なAI兵器規制へ国連で協議。深刻な事態になる前に急ぎ対策を