987年、ロベール家の出身者であるユーグ・カペーが国王として推挙され、フランス王として即位することとなった。ブルボン家(Maison de Bourbon)は、ヨーロッパの王家で、フランス王家カペー家の支流のひとつ。現在のスペイン王家でもある。
ブルボン(Bourbon)の語源はケルト語で「泥」(Borvo, もしくは Borbo)の意味。
「泥」と言われてすぐに連想するのは「かちかち山」の話。もとはウサギがタヌキを散々いじめる後半部だけの内容で、江戸時代になって、前半部である、タヌキが悪事を働く部分が付け加えられ、ウサギの行為を正当化する、いわば仇討ちの物語になった。これが勧善懲悪や忠義を重んずる江戸時代の人々に受け入れられ、広まったとされる。後半の同じような動物説話は世界各地に見られるそうだ。
とすれば、世界共通の後半部分が、ブルボン王朝・フランス武力政治に対する黙示の批判であることは想像に難くない。作者不詳の物語は「圧制に苦しむ民衆運動が産んだ名作」と捉えれば理解し易い。当時の民衆に理解できたことが、今忘れ去られている・・・
商業について
ウサギは親しげにタヌキに近づき金儲けを口実に柴刈りに誘い出す。ウサギはタヌキの後を歩き、タヌキの背負う柴の束に火打ち石で火をつけて大やけどを負わせる。ウサギが背後で火打ち石を打つ音を聞いたタヌキが「かちかち言うのは何だ?」と聞き、ウサギが「かちかち山のかちかち鳥だ」と答えたのが題名の由来である。
医療について
次に見舞いの振りをしてタヌキの元に向かい、やけどの薬と偽って芥子を渡して、それを塗ったタヌキは痛みに転げまわり、散々に苦しんだ。
船=軍事・戦争について
最後にウサギはタヌキの食い意地を利用して漁に誘い出し、自分は木の舟に乗りタヌキを泥でできた舟に乗せて湖に出る。泥舟はたちまち沈み、ウサギは必死に浮かび上がろうとするタヌキを櫓で殴って沈め、溺死させる。