リゾートホテル社長になった(地位保全仮処分申立中)脱原発活動家のブログ           ~街カフェTV/藤島利久~

どんなに苦しくても世の中が真実で満ちていればそれでいい  
どんなに辛くとも信じるに足る社会であれば人々は生きて行ける

2011.07.27 国の原発対応に満身の怒り - 児玉龍彦

2011年07月31日 | インポート

2011.07.27 国の原発対応に満身の怒り - 児玉龍彦

(書き起こし文元データ)

http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65754131.html

わたくしは東京大学アイソトープ総合センター長の児玉ですが、3月15日に大変に驚愕いたしました。

私ども東京大学には27箇所のアイソトープセンターがあり放射線の防護とその除染などの責任を負っております。それでわたくし自身は内科の医者でして、東大病院の放射線施設の除染などにずっと数十年関わっております。

3月15日に、まずここの図にちょっと書いてあるんですが、我々最初にまず午前9時頃、東海村で5マイクロシーベルトという線量を経験しまして、それを第10条通報という文科省に直ちに通報いたしました。その後、東京で0.5マイクロシーベルトを超えるその線量が検出されました。これは一過性に下がりまして。

次に3月21日に雨が降り、0.2マイクロシーベルト等の線量が降下し、これがこんにちにいたるまで高い線量の原因になっていると思っています。

それでこの時に枝野官房長官は「さしあたり健康に問題はない」ということをおっしゃいましたが、わたくしはその時に実際にこれは大変なことになると思いました。

なぜかというと、現行の放射線の障害防止法というのは、高い線量の放射性物質が少しあるものを処理することを前提にしています。このときは総量はあまり問題ではなくて、個々の濃度が問題になります。

ところが今回の福島原発の事故というのは、100キロ圏で5マイクロシーベルト、200キロメートル圏で0.5マイクロシーベルト、さらにそれを越えて、足柄から静岡のお茶にまで汚染が及んでいることは、今日、すべてのみなさんがご存じの通りであります。

われわれが放射線障害をみるときには、総量を見ます。それでは東京電力と政府はいったい今回の福島原発事故の総量がどれぐらいであるか、はっきりとした報告はまったくされておりません。

そこで私どもはアイソトープセンターの知識をもとに計算してみますと、まず熱量からの計算では広島原爆の29.6個分に相当するものが漏出しております。ウラン換算では20個分のものが漏出していると換算されます。さらにおそるべきことにはこれまでの知見で、原爆による放射能の残存量と、原発から放出されたものの放射線の残存量は1年に至って、原爆が10分の1になるのに対して、あ、すいません、原爆が1000分の1程度に低下するのに対して、原発からの放射線汚染物は10分の1程度にしかならない。

つまり今回の福島原発の問題はチェルノブイリ事故と同様、原爆数十個分に相当する量と、原爆汚染よりもずっと大量の残存物を放出したということが、まず考える前提になります。

そうしますと、われわれはシステム生物学というシステム論的にものをみるやり方でやっているのですが、総量が少ない場合には、ある人にかかる濃度だけを見ればいいです。しかしながら総量が非常に膨大にありますと、これは粒子です。

粒子の拡散というのは、非線形という科学になりまして、われわれの流体力学の計算ではもっとも難しいことになりますが、核燃料というのは、ようするに砂粒のようなものが、合成樹脂のようなものの中に埋め込まれております。

これがメルトダウンして放出されるとなると、細かい粒子がたくさん放出されるようになります。そうしたものが出てまいりますと、どういうことがおこるかというのが、今回の稲藁の問題です。

例えば岩手の藤原町では、稲藁5万7千ベクレルプロキログラム、宮城県の大崎1万7千ベクレルプロキログラム、南相馬市10万6千プロキログラム、白河市9万71千プロキログラム、岩手6万4千プロキログラムということで、この数値はけして同心円上にはいかない。どこでどういうふうに落ちているかは、その時の天候、また例えばその物質が水を吸い上げたかどうか。

それで今回の場合も、私は南相馬へ毎週末700キロメーター行って、東大のアイソトープセンターは現在までに7回の除染をやっておりますが、南相馬に最初にいったときには1台のNaIカウンターしかありません。農林省が通達を出したという3月19日には、食料も水もガソリンもつきようとして、南相馬市長が痛切な訴えをウェブに流したのは広く知られているところであります。

そのような中で通達1枚を出しても誰も見ることができないし、誰も知ることができません。稲藁がそのような危険な状態にあるということは、まったく農家は認識されていない。農家は飼料を外国から買って、何十万という負担を負って、さらに牛にやる水は実際に自分たちが飲む地下水にその日から代えています。

そうするとわれわれが見るのは、何をやらなければいけないのかというと、まず汚染地で徹底的な測量ができるようにすることを保障しなければいけません。われわれが5月下旬に行ったときに先ほど申し上げたように、1台しか南相馬になかったというけれど、実際には米軍から20台の個人線量計が来ていました。しかしその英文の解説書を市役所の教育委員会で分からなくて、われわれが行って、教えてあげて実際に使いだしてはじめて20個での測定というのができるようになった。それが現地の状況です。

それから先程から食品検査と言われていますが、ゲルマニウムカウンターというのでなしに、今日ではもっとイメージングベースの測定器が、はるかにたくさん半導体で開発されています。なぜ政府はそれを全面的に応用してやろうとして、全国に作るためにお金を使わないのか。3カ月経ってそのようなことが全く行われていないことに私は満身の怒りを表明します。

第二番目です。私の専門は、いわゆる小渕総理のときから内閣の抗体医薬品の責任者でして今日では最先端研究支援ということで、30億円をかけて、抗体医薬品にアイソトープをつけて癌の治療にやる、すなわち人間の身体の中にアイソトープを打ち込むのが私の仕事ですから、内部被曝問題に関して、一番必死に研究しております。

そこで内部被曝がどのように起きるかということを説明させていただきます。内部被曝というのの一番大きな問題は癌です。癌がなぜ起こるかというと、DNAの切断を行います。ただしご存知のように、DNAというのは二重らせんですから、二重のときは非常に安定的です。

これが細胞分裂するときは、二重らせんが1本になって2倍になり、4本になります。この過程のところがもの凄く危険です。そのために妊婦の胎児、それから幼い子ども、成長期の増殖の盛んな細胞に対しては、放射線障害は非常な危険性を持ちます。

さらに大人においても、増殖の盛んな細胞、例えば放射性物質を与えると、髪の毛、貧血、それから腸管上皮に影響しますが、これらはいずれも増殖の盛んな細胞でして、そういうところが放射線障害のイロハになります。

それで私どもが内部に与えた場合のことで具体的に起こるので知っている事例を挙げます。これは実際にはですね、一つの遺伝子の変異では癌はおこりません。最初の放射線のヒットが起こったあとにもう一個の別の要因で、癌への変異が起こるということ、これはドライバーミューテーションとか、パッセンジャーミューテーションとか、細かいことになりますが、それは参考の文献をつけてありますので、後で、チェルノブイリの場合や、セシウムの場合を挙げていますので、それを見ていただきますが、まず一番有名なのはα線です。

プルトニウムを飲んでも大丈夫という東大教授がいると聞いて、私はびっくりしましたが、α線は最も危険な物質であります。それはトロトラスト肝障害というかっこうで、私ども肝臓医は、すごくよく知っております。

要するに内部被曝というのは、さきほどから一般的に何ミリシーベルトという形で言われていますが、そういうものは全く意味がありません。I131は甲状腺に集まります。トロトラストは肝臓に集まります。セシウムは尿管上皮、膀胱に集まります。これらの体内の集積点をみなければ全身をいくらホールボディスキャンやっても、まったく意味がありません。

トロトラストの場合、このちょっと小さい数字なんで大きい方後で見て欲しいんですが。これは実際にトロトラストというのは造影剤でして、1890年からドイツで用いられ、1930年頃から日本でも用いられましたが、その後、20から30年経つと肝臓がんが25%から30%に起こるということが分かってまいりました。最初のが出て来るまで20年というのが何故かと言うと、最初にトロトラストはα線核種なのですが、α線は近隣の細胞を障害します。そのときに一番やられるのは、P53という遺伝子です。

われわれは今、ゲノム科学ということで人の遺伝子、全部、配列を知っていますが、一人の人間と別の人間はだいたい三百万箇所違います。ですから人間を同じとしてやるような処理は今日ではまったく意味がありません。いわゆるパーソナライズドメディスンと言われるやり方で、放射線の内部障害を見るときにも、どの遺伝子がやられて、どのような変化が起こっているかということをみることが、原則的な考え方として大事です。

トロトラストの場合は、第一の段階でP53遺伝子がやられて、それに続く第二、第三の変異が起こるのが20年から30年かかり、そこで肝臓癌や白血病が起こってくるということが証明されております。

次にヨウ素131。これはヨウ素はご存知のように甲状腺に集まりますが、甲状腺への集積は成長期の甲状腺形成期がもっとも特徴的であり、小児に起こります。しかしながら1991年に最初、ウクライナの学者が甲状腺癌が多発しているというときに、日本やアメリカの研究者は、ネイチャーに、これは因果関係が分からないということを投稿しております。なぜそういったかというと1986年以前のデータがないから統計学的に有意だということが言えないということです。

しかし統計学的に有意だということが分かったのは、さきほども長瀧先生からお話しがありましたが、20年後です。20年後に何が分かったかというと、86年から起こったピークが消えたために、過去のデータがなくても因果関係があるということがエビデンスになった。いわゆるですから疫学的な証明というのは非常に難しくて、全部の事例が終わるまでだいたい証明できないです。

ですから今、われわれに求められている子どもを守るという観点からはまったく違った方法が求められます。そこで今、行われているのは国立のバイオアッセ―研究センターという化学物質の効果を見る、福島昭治先生という方がずうっとチェルノブイリの尿路系に集まるものを検討されていまして、福島先生が、ウクライナの医師と相談…集めて、500例以上の、前立腺肥大のときに手術をしますと膀胱もとれてきます、これを見まして検索したところ、高濃度の汚染地区、尿中に6ベクレルパーリッターと微量ですが、その地域ではP53の変異が非常に増えていて、しかもその、増殖性の前癌状態、われわれからみますと、P38というMAPキナーゼと、それからNFカッパーBというシグナルが活性化されているのですが、それによる増殖性の膀胱炎というのが必発でありまして、かなりの率で上皮内の癌ができているということが、報告されております。

それでこの量に愕然といたしましたのは、福島の母親の母乳から2から13ベクレル、7名で検出されているということがすでに報告されていることであります。次のページお願いします。

われわれアイソトープ総合センターでは、現在まで毎週700キロメーターだいたい1回4人ずつの所員を派遣しまして、南相馬市の除染に協力しております。

南相馬でも起こっていることはまったくそうでして、20キロ、30キロという分け方がぜんぜん意味が無くて、その幼稚園ごとに細かく測っていかないと全然ダメです。それで現在、20キロから30キロ圏にバスをたてて、1700人の子どもが行っていますが、実際には南相馬で中心地区は海側で、学校の7割は比較的線量は低いです。

ところが30キロ以遠の飯館村に近い方の学校にスクールバスで毎日100万円かけて、子どもが強制的に移動させられています。このような事態は一刻も早くやめさせてください。今、一番その障害になっているのは、強制避難でないと補償しないと。参議院のこの前の委員会で当時の東電の清水社長と海江田経済産業大臣がそのような答弁を行っていますが、これは分けて下さい。補償問題と線引の問題と、子どもの問題は、ただちに分けて下さい。子どもを守るために全力を尽くすことをぜひお願いします。

それからもう一つは現地でやっていて思いますが、緊急避難的除染と恒久的除染をはっきりわけて考えていただきたい。緊急避難的除染をわれわれもかなりやっております。例えばここの図表にでています滑り台の下、滑り台の下はここは小さい子どもが手をつくところですが、滑り台から雨水が落ちて来ると毎回濃縮します。右側と左側にずれがあって、片側に集まっていますと、平均線量1マイクロのところですと、10マイクロの線量が出てきます。それで、こういうところの除染は緊急にどんどんやらなくてはなりません。

それからこういう様々なコケが生えているような雨どいの下、これも実際に子どもが手をついたりしているところなのですが、そういうところは、例えばですね、高圧洗浄機を持って行ってコケをはらうと2マイクロシーベルトが0.5マイクロシーベルトにまでなります。

だけれども、0.5マイクロシーベルト以下にするのは非常に難しいです。それは建物すべて、樹木すべて、地域すべてが汚染されていますと、一か所だけを洗っても全体をやることは非常に難しいです。

ですから除染を本当にやるというときに、一体どれぐらいの問題がかかり、どれぐらいのコストがかかるかということをイタイイタイ病の一例であげますと、カドミウム汚染地域、だいたい3000ヘクタールなのですが、そのうち1500ヘクタールまで現在、除染の国費が8000億円投入されています。もしこの1000倍ということになれば一体どれだけの国費の投入が必要になるのか。

ですから私は4つのことを緊急に提案したいと思います。

第一番目に国策として、食品、土壌、水を、日本がもっている最新鋭のイメージングなどを用いた機器を使って、もう半導体のイメージング化は簡単です。イメージング化して流れ作業にしてシャットしていって、やるということでの最新鋭の機器を投入して、抜本的に改善してください。これは今の日本の科学技術力でまったく可能です。

二番目。緊急に子どもの被曝を減少させるために、新しい法律を制定してください。私のやっている、現在やっていることはすべて法律違反です。現在の障害防止法では、核施設で扱える放射線量、核種などは決められています。東大の27のそのいろいろなセンターを動員して南相馬の支援を行っていますが、多くの施設はセシウム使用権限など得ておりません。

車で運搬するのも違反です。しかしお母さんや先生に高線量のものを渡してくるわけにはいきませんから、今の東大の除染では、すべてのものをドラム缶に詰めて東京にもって帰ってきています。受け入れも法律違反、すべて法律違反です。このような状態を放置しているのは国会の責任であります。

全国には、例えば国立大学のアイソトープセンターというのは、ゲルマニウムをはじめ最新鋭の機種を持っているところはたくさんあります。そういうところが手足を縛られたままで、どうやって、国民の総力をあげて子どもを守れるでしょうか。これは国会の完全なる怠慢であります。

第三番目、国策として土壌汚染を除染する技術を、民間の力を結集して下さい。これは例えば東レとかクリタだとかさまざまな化学メーカー。千代田テクノルとかアトックスというような放射線除去メーカー、それから竹中工務店などさまざまなところは、放射線の除染に対してさまざまなノウハウを持っています。こういうものを結集して、ただちに現地に除染研究センターを作って、実際に何十兆円という国費をかかるのを、今のままだと利権がらみの公共事業になりかねない危惧を私はすごくもっております。

国の財政事情を考えたら、そんな余裕は一瞬もありません。どうやって本除染を本当にやるか。七万人の人が自宅を離れて彷徨っているときに国会は一体何をやっているのですか。以上です。

(書き起こし、ここまで)

参考資料 スライドショー

http://www.slideshare.net/ecru0606/ss-8725343

人気ブログランキングへ ←1日1ポチ応援よろしく  脱原発の是非を問う国民投票を!国民審査で最高裁にXを!!

ブログ先頭へ http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/

【街カフェTVの録画一覧はこちら】 ⇒ http://twitcasting.tv/kochi53/show/


アフリカで農地を買収する中国を批判、独首相個人代表

2011年07月31日 | インポート

<script src="http://jss.afpbb.com/sdata/newsdelivery/blogzine/js/utf8/7575000/a95f9692c926826112605616606a9583.js" type="text/javascript"></script>

人気ブログランキングへ ←1日1ポチ応援よろしく  脱原発の是非を問う国民投票を!国民審査で最高裁にXを!!

ブログ先頭へ http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/

【街カフェTVの録画一覧はこちら】 ⇒ http://twitcasting.tv/kochi53/show/


見た目は普通でも激辛!豪州のトウガラシがギネス記録に

2011年07月29日 | インポート

<script src="http://jss.afpbb.com/sdata/newsdelivery/blogzine/js/utf8/7562000/92e26755e44d87e1e4c2b96378895c44.js" type="text/javascript"></script>

人気ブログランキングへ ←1日1ポチ応援よろしく  脱原発の是非を問う国民投票を!国民審査で最高裁にXを!!

ブログ先頭へ http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/

【街カフェTVの録画一覧はこちら】 ⇒ http://twitcasting.tv/kochi53/show/


経産省に不信感、不足電力を独自試算 菅内閣の戦略室

2011年07月27日 | インポート

菅内閣の国家戦略室は26日、定期点検中の原発を再稼働せず国内の原発54基がすべて停止した場合、来夏のピーク時で最大約1656万キロワットが不足するとの試算を民主党政調の部門会議に示した。試算の前提とした需要は今夏以降の節電による抑制分を考慮しておらず、不足分は試算より大幅に減る可能性もある。

 菅直人首相は、原発政策を推進する経済産業省について「経産省は都合のいいデータしか公表していないのではないか」といった不満を周囲に表明。このため、首相の意を受けた国家戦略室は最近、経産省に対し、電力需給に関する重要情報をすべて開示するよう異例の文書による指示をした。海江田万里経産相は23日、記者団に「なぜ文書(による指示)になったのかよくわからない。これまでも全部資料を持って行ってやってきた」と不快感を示した。

 一方で戦略室は、各電力会社のデータを基に、政府として初めて来年夏の電力需給見通しを試算した。それによると、ストレステスト(耐性評価)の実施で来年5月に全原発が停止すると想定した場合、来夏の供給力を全国で1億6297万キロワットと試算。需要は節電効果を考慮せず、電力各社の見通しを積み上げた1億7954万キロワットとした。この差し引きで、不足分は需要全体の9.2%に当たる約1656万キロワットとした。関係者によると、予測した時期や、その後の天候の変化などで、こうした予測に若干の誤差が出る可能性があるという。

 この試算をもとに、戦略室は経産省が示した電力不足に関する各種データが妥当かどうかを検証する。

 例えば、沖縄を除く9電力会社の管内にある自家発電設備5373万キロワットのうち、売電可能な「埋蔵電力」を162万キロワットとする経産省の試算に対し、戦略室は「夜に自家発電した電気を蓄電して昼間に使ったり、揚水発電をさらに活用したりする」ことなどで供給電力量を上積みできないか精査する。

 原発停止で生じる電力不足を石油や液化天然ガス(LNG)を燃料とする火力で補う場合、約3兆円のコスト増となるという同省の試算についても、「3兆円超をかけて燃料輸入を行っても、活用できる火力発電の能力があるのか」と疑問を投げかけている。

    ◇

 市民の立場から自然エネルギーの普及を訴える環境エネルギー政策研究所の飯田哲也所長の話 政府の試算のような電力不足が発生するとは考えられない。電力量のピークの時間は極めて限られており、瞬間的な需給ギャップだ。恣意(しい)的なデータではないか。原発の再稼働とも直接は結びつかない。ピーク時の揚水発電を活用するなど解決策はある。また、最近ではコージェネレーション(発電で出る熱を冷暖房などに利用する仕組み)・ルネサンスといわれるほど、中小規模の発電設備の建設ラッシュが続いている。こうしたことも試算上、勘案するべきだ。(関根慎一、神谷毅)

人気ブログランキングへ ←1日1ポチ応援よろしく  脱原発の是非を問う国民投票を!国民審査で最高裁にXを!!

ブログ先頭へ http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/

【街カフェTVの録画一覧はこちら】 ⇒ http://twitcasting.tv/kochi53/show/


小沢真っ白VS検察真っ黒 本日19:00ツイキャスで対談生中継 ~ 市民連帯の会(新党市民)藤島利久

2011年07月25日 | 小沢一郎総理大臣への道

http://www.asyura2.com/11/senkyo117/msg/152.html

どんなに苦しくても、世の中が真実で満ちていれば、それでいい。

どんなに辛くとも、信じるに足る社会であれば、人々は生きていける。

しかし、今の日本は何だ・・・

<script type="text/javascript" src="http://twitcasting.tv/kochi53/embed/live-480-0"></script>

【街カフェTVの録画一覧はこちら】 ⇒ http://twitcasting.tv/kochi53/show/

今日は、小沢真っ白の壇公善氏と、検察真っ黒の三井環氏のシンポジウムが、水道橋のたんぽぽ舎である。19:00~からツイキャス生中継する予定です。

三井環氏は、市民連帯の会代表(元大阪高検公安部長検事)です。壇公善氏からは、MLで参加を呼び掛けるメッセージが届いています。

********

真っ白MLのみなさま

本日別添チラシのように、三井環氏との対談に、ゲストとしてお招きいただいております。久しくみなさまにお目にかかれ、話の花を咲かせることを楽しみにしております。ぜひご参集ください。

さて、私が生まれてはじめて★阿修羅♪に投稿した2010年8月18日から、あっという間に10ヶ月が過ぎました。
「小沢氏に決然と出馬を決意してもらうために決起しよう!」というものでした。
http://www.asyura2.com/10/senkyo92/msg/642.html

続いて8月27日の投稿、
「小沢真っ白、100%冤罪、検察審査会に大打撃。
石川・大久保・池田各氏も完全無罪─収支報告書を徹底検証」
の中で、ツイQチラシ1号を披露しました。
http://www.asyura2.com/10/senkyo93/msg/316.html

その題字の横に、「検察史上類を見ない犯罪の真相 ザ・スクープ・スペシャル Google[37879882]検索」という枠を載せていたのをご記憶の方、いらっしゃいますでしょうか?

当時。Googledeこの「37879882」を検索すると、2010年5月16日午後2時からTV朝日で放映された、鳥越俊太郎氏の「ザ・スクープ」【「取材直前の逮捕劇-「検察史上類を見ない犯罪」の真相】の映像が、ページのトップに現れていたのです。この映像の主人公こそ、今日の対談に私を招いていただく元大阪高検公安部長、三井環氏です。

この小沢【真っ白】のメーリングリストがスタートしたのは、昨年の9月3日です。そして9月8日、民主党代表選立会演説会の札幌会場に出かけていって、ツイQチラシを撒いてきました。ただただ代表選で小沢氏が勝つことを願い、また勝つことを確信していました。

結果として菅直人が総理となり、日本の歴史が大きく後退することになりました。小沢氏が代表選で勝利していれば、そこで鉾を納めるつもりでいた私の人生も、大きく変わることになりました。10月4日、第5検察審査会による小沢氏基礎議決を機に計画された「小沢真っ白・検察真っ黒」を訴える10月24日の最初のデモの呼びかけ人となった私は、さらに11月6日から14日にかけて、「小沢真っ白・検察真っ黒」の統一デモを実現するために、名古屋・大阪・岡山・福岡・那覇・新潟・東京・仙台・札幌と、全国7000キロを走破しました。

デモという街頭活動が昂揚する中で、小沢冤罪の背景にある「殺小沢」のシステムの構造を明らかにする必要を痛感した私は、12月5日の三井環市民連帯の会への取り組み並行して、同日カルフ・フォン・ウォルフレン氏の講演を実現するために、全力投球で取り組みました。不本意にも会場確保に力及ばず、責任を全うできない結果に終わりましたが、多くのみなさんのご支援により、同氏の講演は、主催者を変えて、成功裏に開催することができました。

そして年が開け、小沢氏に党員資格停止という理不尽極まりない処分が断行されている中で、あの3月11日、日本の現代史を分画するような大地震と大津波が東日本に襲いかかり、福島原発にチェルノブイリを凌駕するような大人災が襲いかかったのです。この一連の天変地異と未曽有の人災は、日本の国が抱える矛盾を一気に激化しました。

私は暫く遠ざかっていた★阿修羅♪への投稿を決行しました。かなりの長文になってしまいましたが・・・。
http://www.asyura2.com/11/senkyo110/msg/524.html

この投稿の中で私は、反原発運動は、反核戦争・反核拡散運動でなければならず、そうであるならば、必然的に反プルトニウム運動でなければばらぬこと。「国民の生活が第一」という、政権交代の実を実現する上で、大震災が財源問題に更なる過重を及ぼしている今こそ、国の通貨発行特権の行使という、天下の大権を行使するべきときであるということ。この二つを声を大にして主張しました。

そして私はこの投稿の最後に、こう書き加えました。「私はあらためて確信した。小沢一郎こそは、日本維新と日本復興を本当に実現できる、日本で唯一無二の政治家である。」と。

予想はしていましたが、工作員諸氏の悪罵が殺到するなか、次のような心ある過分のコメントもいただきました。

★引用開始
さすがの檀公善氏の、迫真の長論文である。叡智に満ちた数々の提言、今すぐに、政治の中枢にあるものが待ったなしに決断し、実行に移さなければならない政治の要諦を適切に指摘し、実行に移さなければならない政治の要諦を適切に指摘し、国民が自分の命と生活を守るために、政権にあるものに要請すべき行動を的確に提言する、氏の渾身の冷静かつ情熱的な現状分析に、敬意を表します。

現在の政治状況の現状分析の的確さ、危機的事態の正確な原因と冷静な分析、どれをとっても、深い専門的、実践的経験によって積み上げられた知の蓄積が圧倒的にものを言っている、地に足がついた高邁かつ実践的な論文である。

このことから導き出される現実の結論が、不世出の政治家、小沢一郎を総司令塔として担ぎ出さねば、日本はこの未曽有の惨状から立ち上がることができないという緊急の提言となっているのである。巨大地震大津波はかつてない惨状を目の当たりに我々に突き付けたが、それにもまして危機的な原発事故によって、原発そのものに対する不信が国民及び世界の人々の心に渦巻いている。この、現在の最大関心事である原発大災害に対しても、檀氏は設計者・プランナーとしての立場から、超安全な「トリウム溶融塩原発」について、わかりやすく提示してくれているのである。

また、我々が直面する災害復興に処するべき必要な経済政策に対しても、自民党谷垣氏は増税策を菅に持ちかけたが、檀氏は明治の立役者坂本竜馬を例示しながら、そしてノーベル賞受賞者スティグリッツも推奨する大胆な財政出動・経済政策をとるべし、これまでの日銀大蔵省のとってきた道とは異なる道を大胆にとるべしと説得力に満ちた提言をしている。

今こそ日本国民が、災いを転じて福となす、この悲しみを未来の希望につなげるための国民運動をおこすべきである。
小沢氏復権運動のうちに団結し、この国を正しい方向に導いてもらう指揮官を選ぶための処方箋をも、檀氏は描いている。

それは統一地方選、首長選で、何にもまして小沢派の議員を一人でも多く勝たせるための闘いである。それが小沢氏復権への大きな国民の意志として示せるのである。この国は正義と真実が覆い隠され、悪があまねく世にはびこり、それゆえに若者は心を病む、このような腐りきった空気に汚染されて久しい。その意味で私たちが精神的経済的に、国のため、未来の国民ためになすべき正義の道筋を描いたこの長大論文に再度、敬意と感謝を申し上げる。
★引用終り


みなさん
「小沢真っ白・検察真っ黒」が実証され、小沢一郎氏が完全復権するときは、着々と確実に近づいています。
★阿修羅♪への最後の投稿に書きましたように、小沢一郎氏は、「国民の生活が第一」のマニフェストに、トリウム・エネルギーへの転換を書きこもうとしたのです。そしてこれを阻んだのが、誰あろう、菅直人でした。

また小沢一郎氏は、ウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューで、復興財源に関する質問にこう答えています。
「復旧に必要なことは、お金がどれくらいかかったって、やらなくてはならない。あのままでは住めなくなる。再臨界に達するかもしれない。あそこが爆発したら大変だ。爆発させないために放射能を出しっ放しにしている。爆発するよりたちが悪い。本当のことを言うとだ。ずっと長年にわたって放射能が出るから。だから私は金の話じゃない。日本が潰れるか、日本人が生き延びるかどうかという話だと言っている。金なんぞ印刷すればいい。

エネルギーの大転換の舵を切れる政治家も、国の通貨発行大権を出動させる覚悟がある政治家も、小沢一郎氏を措いては誰一人として存在しません。今日の三井環氏との対談においては、あらためてこのことについて、しっかりと語らせていただくつもりです。今一度、ご来駕、ご清聴をお願い申し上げます。

檀 公善
--

人気ブログランキングへ ←1日1ポチ応援よろしく  脱原発の是非を問う国民投票を!国民審査で最高裁にXを!!

ブログ先頭へ http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/

【街カフェTVの録画一覧はこちら】 ⇒ http://twitcasting.tv/kochi53/show/