「イワタバコ」は、葉がタバコに似て、本州以南の湿った岩場に着生します。
日当たりが少ない自宅北側の軒下に置くのですが、
初夏に水切れで多くの葉を失いました。
姫イワタバコは殆ど枯れましたが、この1鉢だけ何とか開花できました。
9月上旬、3本の花茎のうち、最初の1輪が開きました。
3日後です。
1週間後の朝、2輪の開花です。
同日夕方には、3輪目が開きました。
その翌日には、最初に開いた花が終わりを迎えたので、
2,3輪目を、クローズアップしてみました。 紫色の星型花が美しい。
その後も何輪か咲いて、本日夕方に撮った、最後の1輪です。
外玄関から、また北側軒下に移動し、休ませます。
庭の菜園周りにニラが群落を作っています。
元は野菜の種を蒔いて育てたのですが、こぼれ種で勝手に殖えました。
満開となった9月中旬の「ニラ」の花です。
早春から初夏までは、適宜に摘み取って野菜として利用し、
秋の花時には、チョウ等の昆虫が集まるのを楽しみにしています。
開花したニラの花で吸蜜する「ナミアゲハ」です。
翅の一部が破れ落ちて、痛々しい姿になりましたが、
春から庭でよく見るのですが、何時も飛び回っていて、
静止して吸蜜中は、今年初撮りです。
次の「モンシロチョウ」も 春からよく見かけます。
「西別コケモモ 」(西別苔桃 )は北海道東部の亜高山から高山帯の
林縁や礫地に生える、常緑小低木です。(西別岳は標高800m)
長年植え替えず、肥料も与えたことがありませんが、
花だけは、僅かですが毎年開花してきました。
6月下旬に咲いた花です。
桃色がかった花色が、西別タイプの特徴の1つです。
葉も小さく、コンパクトなので、
花が大きく見えます。
右の1輪は、花の終わりです。
花後の7月初め、今年も実は生らないだろうと木姿だけ撮りました。
5号鉢植で、樹高は10cm程で密生しています。
8月中旬、1個だけ果実が着いているのを発見しました。
9月初め、赤く色付き、
別の枝先には、すでに来年の花芽(蕾)が出来ています。
昨日撮った果実です。
果実の直径は5mmでした。
北海道の高山植物で、我が家に残っているのはコケモモと
ヒダカミセバヤだけになりました。
(50年以上前の学生時代、納沙布岬、知床、網走、稚内と
旅したことを、懐かしく思い出します。)
普通の萩は、大きくなって鉢で育てるのは無理ですが、
「江戸絞り」萩は、鉢植えで毎年開花し、挿し木の小鉢でも開花します。
秋の七草の1つですが、6月末から9月半ばまで長く咲きます。
7月中旬の花です。 白地に紅絞りが入り、美しい萩です。
枝が枝垂れるような形にはならず、花後に株元からの強剪定もしません。
萩の中では木質化が進み、樹木らしい形です。
8月中旬の花です。
花弁は、上に立っている大きな旗弁、
下方に、小さく赤い2枚の翼弁、その下に袋状に突き出た舟弁です。
8月末です。 咲き終えた花茎の先に、新しい蕾を着けて、
再度、満開状態となります。
9月初めの花です。
9月中旬、最後の花を咲き終えました。
交代するように、庭植えの大型萩が長く枝を枝垂れせて満開を迎えました。
オタマジャクシが成長して、カエルに変態する過程です。
カエルの幼生・オタマジャクシはエラ呼吸する水中生活ですが、
成体のカエルは肺呼吸をして、手足が生えて、陸上移動ができる形態に、
この形態変化を変態と呼びます。
卵から孵化した、小さなオタマジャクシは、餌を求めて活発に泳ぎ出します。
我が家では、粉末状のメダカの餌を与えました。
繁殖期には賑やかな大合唱の中で、連夜、産卵を繰り返します。
従って1つの睡蓮鉢の中に、大きさの違うオタマが、仲良く同居しています。
体色は、まだら模様をもった褐色で、最長5㎝くらいに成長します。
1か月くらい?すると、尾の付け根に小さな後ろ足が出来てきます。
同時に、体内で前足も作られているのです。
後足が大きくなると、エラ穴から前足が出てきます。
丸かった体が、角ばってきて、体色が黄緑色を帯びてきます。
餌を食べずに、水中でジッとして、尾が短くなるのを待ちます。
スイレンやハスの浮葉に上がって、肺呼吸をします。
始めは長い尾も、
徐々に短くなって、
尾が消失する頃には、小さくも緑色のアマガエルになり、
容器の縁から、庭の草や鉢植え、菜園や樹木へと移動していきます。