Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

イワタバコの花

2017-09-25 | 山野草

イワタバコ」は、葉がタバコに似て、本州以南の湿った岩場に着生します。
日当たりが少ない自宅北側の軒下に置くのですが、
初夏に水切れで多くの葉を失いました。
姫イワタバコは殆ど枯れましたが、この1鉢だけ何とか開花できました。
 
9月上旬、3本の花茎のうち、最初の1輪が開きました。 
 

 
3日後です。 
 

 
1週間後の朝、2輪の開花です。 
 

 
同日夕方には、3輪目が開きました。 
 

 
その翌日には、最初に開いた花が終わりを迎えたので、 
 

 
2,3輪目を、クローズアップしてみました。 紫色の星型花が美しい。 
 

 

 
その後も何輪か咲いて、本日夕方に撮った、最後の1輪です。 
外玄関から、また北側軒下に移動し、休ませます。 
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニラの花に集まった昆虫(1)~アゲハとモンシロチョウ

2017-09-24 | 昆虫

庭の菜園周りにニラが群落を作っています。
元は野菜の種を蒔いて育てたのですが、こぼれ種で勝手に殖えました。
 

 
満開となった9月中旬の「ニラ」の花です。 
 
  
 
早春から初夏までは、適宜に摘み取って野菜として利用し、
秋の花時には、チョウ等の昆虫が集まるのを楽しみにしています。
 
 
開花したニラの花で吸蜜する「ナミアゲハ」です。
 
 

 
翅の一部が破れ落ちて、痛々しい姿になりましたが、
 

 
春から庭でよく見るのですが、何時も飛び回っていて、
 

 
静止して吸蜜中は、今年初撮りです。 
 

 

 
 
次の「モンシロチョウ」も 春からよく見かけます。
 

 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西別コケモモ の 花と実

2017-09-23 | 実物樹木

西別コケモモ 」(西別苔桃 )は北海道東部の亜高山から高山帯の
林縁や礫地に生える、常緑小低木です。(西別岳は標高800m)
 
長年植え替えず、肥料も与えたことがありませんが、
花だけは、僅かですが毎年開花してきました。
 
6月下旬に咲いた花です。 
 

 
桃色がかった花色が、西別タイプの特徴の1つです。 
 

 
葉も小さく、コンパクトなので、 
 
 
 
花が大きく見えます。 
 

 
右の1輪は、花の終わりです。 
 

 
花後の7月初め、今年も実は生らないだろうと木姿だけ撮りました。
5号鉢植で、樹高は10cm程で密生しています。 
 

 
8月中旬、1個だけ果実が着いているのを発見しました。 
 

 
9月初め、赤く色付き、 
 

 
別の枝先には、すでに来年の花芽(蕾)が出来ています。 
 

 
昨日撮った果実です。 
 

 
果実の直径は5mmでした。 
 

 
北海道の高山植物で、我が家に残っているのはコケモモと
ヒダカミセバヤだけになりました。
(50年以上前の学生時代、納沙布岬、知床、網走、稚内と
旅したことを、懐かしく思い出します。)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鉢植えの萩~「江戸絞り」

2017-09-22 | 花木

普通の萩は、大きくなって鉢で育てるのは無理ですが、
江戸絞り」萩は、鉢植えで毎年開花し、挿し木の小鉢でも開花します。
秋の七草の1つですが、6月末から9月半ばまで長く咲きます。 
 
7月中旬の花です。 白地に紅絞りが入り、美しい萩です。 
 
 
 
枝が枝垂れるような形にはならず、花後に株元からの強剪定もしません。
萩の中では木質化が進み、樹木らしい形です。 
 
 
 

 
8月中旬の花です。 
 

 
花弁は、上に立っている大きな旗弁、
下方に、小さく赤い2枚の翼弁、その下に袋状に突き出た舟弁です。 
 

 
8月末です。 咲き終えた花茎の先に、新しい蕾を着けて、 
 

 
再度、満開状態となります。 
 

 

 
9月初めの花です。 
 

 
9月中旬、最後の花を咲き終えました。  
 

 

 

 
交代するように、庭植えの大型萩が長く枝を枝垂れせて満開を迎えました。
 
 
 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アマガエルの繁殖2017(3)~オタマジャクシからカエルに

2017-09-21 | アマガエル

オタマジャクシが成長して、カエルに変態する過程です。
カエルの幼生・オタマジャクシはエラ呼吸する水中生活ですが、
成体のカエルは肺呼吸をして、手足が生えて、陸上移動ができる形態に、
この形態変化を変態と呼びます。

 
卵から孵化した、小さなオタマジャクシは、餌を求めて活発に泳ぎ出します。
我が家では、粉末状のメダカの餌を与えました。 
 

 
繁殖期には賑やかな大合唱の中で、連夜、産卵を繰り返します。
従って1つの睡蓮鉢の中に、大きさの違うオタマが、仲良く同居しています。
 
 

体色は、まだら模様をもった褐色で、最長5㎝くらいに成長します。 
 

 
1か月くらい?すると、尾の付け根に小さな後ろ足が出来てきます。 
 

 
同時に、体内で前足も作られているのです。 
 

 
後足が大きくなると、エラ穴から前足が出てきます。 
 

 
丸かった体が、角ばってきて、体色が黄緑色を帯びてきます。
を食べずに、水中でジッとして、尾が短くなるのを待ちます。 
 

 
スイレンやハスの浮葉に上がって、肺呼吸をします。 
 

 
始めは長い尾も、 
 

 
徐々に短くなって、 
 

 

 
尾が消失する頃には、小さくも緑色のアマガエルになり、 
 

 
容器の縁から、庭の草や鉢植え、菜園や樹木へと移動していきます。 
 


 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする