「カラタチバナ」(唐橘)はヤブコウジ科の常緑小低木で、
茨城県・新潟県以西に分布し、陽の当らない林床に育ちます。
別名「百両」として正月の縁起物とされます。
基本種は赤い実ですが、園芸品種に白実種もあるので、
2本の苗を鉢に寄せ植えし、紅白の実成りで正月を飾ります。
7月中旬の白い小さな5弁花です。
この花がタチバナ(日本に唯一野生していた柑橘類)に
似ていることが名の由来。
8月上旬の小さな緑実、
10月上旬、実が大きくなって、
緑色から白っぽく色が変わって来ました。
11月半ば、赤実と白実が明瞭になってきました。
センリョウより大きな果実は、径8mm程の球形で目立ちます。
12月下旬、鮮やかに赤く熟した実と、
クリーム色の白実が対照的で、互いを引き立てます。
1月6日、久方ぶりの青空の下、庭雪の上で撮りました。
6号深鉢植えで、樹高は低く40cm位ですが、
樹姿や実の付き方は万両に似ています。
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