「土佐の海」(トサノウミ)は高知県産で、
一重の青い装飾花を咲かせます。
5月末、装飾花が開き始めましたが、白い部分があります。
本来の花(両性花)は蕾のままです。
6月初め、装飾花が濃く澄んだ青色となり、
両性花が咲いてきました。
その5日後です。
両性花も青い5弁花で雄しべも青いので、土佐ノ海を連想・・・
まだ4号鉢植えですが、樹高は60cmまで伸びました。
猛暑続きで雨が降らなかったので、
水切れで萎れるときもありました。
7月初め、両性花は結実し、
装飾花は色褪せて垂れ下がりました。
「ムシトリナデシコ」(虫取り撫子)はナデシコ科の越年草。
ヨーロッパ原産で、江戸時代に観賞用として移入したものが
各地で野生化した帰化植物です。
道端に咲いていた花、採種して庭の通路脇に蒔いたのが最初。
宿根草でないので、他の植物に追われながら、こぼれ種で移動、
今年も、庭と空き地の菜園脇で咲いていました。
5月末~7月初めまで開花、画像は6月に撮りました。
開花時の茎先は20~50cm位です。
濃いピンクの5弁花を、茎先にまとめて咲かせま、目立ちます。
茎上部の葉の下に、粘液を分泌する部分があり、
虫が付着していますが、食虫植物ではありません。
蟻除けとも考えられています。