さちよ

さちよ

  ゴールデンウィークのお休み

2010年04月28日 | Weblog
  ぎりぎりのご連絡となってしまいましたが、イシヤマのゴールデンウィーク休暇を
  明日の4/29から5/5までとさせていただきます。長期のお休みをいただきまして
  まことに申し訳ございません。なお5/6から営業をいたしますが、5/6(木)5/7(金)
  5/8(土)は人員が少ないため、事務所を不在にすることが多くなると予想されます。
  お電話がつながりにくい場合がございますので、ご了承くださいませ。
               ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
  さて、昨夜の大雨もどこ吹く風。今日はとっても暑い日になりましたね!
  そんな今日は大工班2班、エクステリア班1班に別れ、屋根塗装が1件進んでいます。
  そして社長と私は、お得意様のメンテナンスへ。照明器具の取替えです。



  年配のお客様には、危ない照明器具の取替え。電球の取替えでも年配の方には危険
  な作業。しかも取替えしたいけど、お店に行ってもいろいろありすぎて、どれを選
  んで良いかわからない・・・とお電話下さったお客様。
  こうした日常の「ちょっと困った」でも、お気軽にご相談くださいね。
  この後は、外壁塗装の打合せへ。
  

  雨で都合が良い仕事もあります。

2010年04月27日 | Weblog
  今日は1日中、雨。雨。 でもこんな雨の日に動く現場があります。

  塗装前の「洗浄」。この「洗浄」は、高圧にした水で洗うため、晴れた日だと周囲に
  かなり水しぶきが飛ぶので大変ですが、こんな雨の日であれば雨がきれいに洗い流し
  てくれますし周囲へのご迷惑も少なくなるということ。しかも湿気があるときの方が
  汚れが浮くのでなおさら良いのです。

  塗装をする前には、このように塗装面の汚れやそれまでの塗装のはがれ等をきれいに
  取り除かなくてはなりません。汚れが残っているまま塗装したのでは、すぐはがれて
  しまうので、まったく意味なし。この「洗浄」や、ペーパーなどを使っての「清掃」
  は塗装の寿命を大きく左右する大事な工程で、手がかかりますし「塗る」のと同じ
  くらい大事な作業です。ここでの手の掛け方が、数年後には確実に差が出ます。
  塗り替え周期が早い・・・なんて場合は上塗りどうこうよりも、下地処理の仕方が
  甘かったという可能性も。
  ただ、塗りあがった時点では下地処理がどうなっていようとあまりわかりません。
  しかも薄く塗ったってわかりません。色がつけばわからないですからね。
  だから飛び込みの訪問販売で、塗装工事が多いというわけ。

  皆さん、上塗りの材料だけでお見積金額を比較しがちです。
  「シリコン」「フッ素」など外壁塗装をお考えの方は、耳にしたことがあるはず。
  一般的に「フッ素」の方が塗料の価格が高いですし高耐久だといわれています。
  それが「シリコン」並みの金額が出てきたら?・・・即決!してしまいがち。
  くどいようですが、塗装は作業内容により、まったく寿命が変わってきます。
  良いとされる塗料も、手の掛け方で良くも悪くもなります。
  そこをわかっていただきたい!しかも「シリコン」も「フッ素」も物により含有量が
  違います。塗り厚だって非常に大事。薄く塗れば材料を減らせます。安価な裏には
  いくらでもからくりがあるということをわかってもらいたい。
  
  私は以前知り合いに頼まれて、塗り替えたばかりのお宅へ伺ったことがあります。
  訪問販売のような形で契約をし工事をしたということでした。ひどい塗装で唖然と
  し、今でも目に焼きついています。剥がれかかった塗装の上にただ塗り重ねている
  だけ。下からは見えないような高い場所や裏側などは、未塗装であったり、さっと
  筆を流して色をつけただけの塗装であったり。挙句に見積りの施工面積がでたらめ
  だったり・・・。ヒトゴトではなく、身近にあるんですよ。

  最近は「訪問販売の塗装やさんが多くてうるさいから、イシヤマさんやって」と
  ご相談くださるお客様が多いです。場合によっては、そちらとの価格競争となり
  負けることだってあります。内容は絶対違うのに・・・と悔しい思いをすることも。
  でも私たちは、本物の仕事を適正価格でご提案していくしかありません。

  本当の仕事をしてくれる職人さんたちあってのイシヤマです。
  いつも丁寧に、熱心に仕事をしてくださり、感謝しています。
  今日も雨のなか、お疲れ様でした。

  商品名 カバザクラ

2010年04月26日 | Weblog
  お天気の良い今日は、無垢板の仕事ができるので
  
  雨の間しばらく待っていただいたM様邸にて床工事です。
  痛んでしまった合板の床板に、無垢の床板を重ねて貼っていきます。
  玄関框は、まだ既存のものが見えていますね。完成すると框も新しくなりますよ。
  化粧柱が出ていたってなんのその。職人の腕でなんなくクリアです。

  いま施工しているのが、「カバザクラ」。時々このブログでも書いていますが
  これはあくまで商品名であり、サクラの類ではなく「マカンバ」という木です。
  大変硬くて耐摩耗性に優れているので、体育館の床にも使われるくらいの木。
  持つと、どっしりとした重さが感じられます。硬い木の場合、割と黒い木が多い
  のですが、この「カバザクラ」を使えば、明るい空間を生み出すことができます。
               ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  昨日は天候に恵まれたので、義父と義母の兄弟2人とで焼津へ出かけました。
  私を外せば、平均年齢76才。なかなかの珍道中で、楽しんできました。
 「桜エビ」が有名な場所なのですが、今年はあいにく不漁だということ。海水温が
  上がらないためだそうです。「新物」の字をちらほら見かけましたが、例年に比べ
  圧倒的に数が少ないのだそうです。農産物に加え、海産物にも厳しい天候みたい。
  夫は仕事があるため行けず残念でしたが、久しぶりに昼間ゆっくりと電車の旅。
  年配の方たちに流れるゆったりとした時間も、良い刺激で気分転換が出来ました。
  少しは親孝行できたかな~?

  そういえば「カバザクラ」と「桜エビ」。
  どちらも色が「桜」に似ているということでついた名前だ~

  

  お庭の今昔。

2010年04月24日 | Weblog

  やっと雨があがった今日は、雨漏りの調査班とエクステリア班2班、そして内装工事班
  に職人が分かれてそれぞれ現場へ行っています。
  最近は、こんなお天気なので全員の顔を毎日見ることがありませんが、今日は皆揃い
  ました。そして事務所ではゴールデンウィーク明けから着工する工事の段取りと発注、
  お客様が2組ご来店といった具合です。

  昨日お庭のことをふと牡丹を見ながら考えたのですが、今好まれているお庭の形態は
  「雑木林」風が多いです。造られたお庭よりも、より自然なお庭が好まれています。
  ↓これはイシヤマの展示場にあるお庭。

  これは造られた庭の部類に入りますね。以前の和風庭園というとこんなイメージが
  多かったと思います。考えてみると、昔の家というのは今より断然、周囲に自然が
  あふれていたと思います。でもたやすく遠出が出来なかった時代。海も川も山も
  見に行くには大変だった。だから庭にそれらを求めたのでしょうね。
  「庭」はミニチュアの自然の情景だったわけです。
  このイシヤマのお庭にも、海と山が造られ、波打ち際、灯台、島などが見立てられて
  おり、家に居ながらにして、それらの自然に思いを馳せることができる空間です。

  一方、現代のお庭事情はというと、家の周囲は人工物だらけ。自然を感じられる場所
  などありませんね。でも海や川や山は、行こうと思えばいつでも行けます。それより
  も、日々人工物に囲まれた生活で疲れた五感は、おのずと造られてない自然の樹木に
  救いを求めるような気がします。だから自然樹形を楽しむ樹木が今、皆さんに好まれ
  るのでしょう。

  いわば、昔の庭は「感じる庭」、現代の庭は「体感する庭」ということかな?
  お寺などの古い庭を見ると、雲の上を表現していたり、宇宙を表現していたり
  故事を表現していたりと非常に面白いものです。限られた空間から人の想像が
  一気に果てしない世界へと広がっていく快感。

  自分の家に、好きなお庭をひとつ造っていいと言われたら、う~ん、悩む!!
  やってみたいことが沢山ありすぎて、ひとつにまとまらない。家もそうだ。
  自分の好きな家を建てる・・・ん~ 1軒でまとまりそうにない。

  牡丹を見て考えてしまった。

2010年04月23日 | Weblog
  
  イシヤマ展示場の牡丹。今年は花を数えてみると、ナント11個!!おお~っ 
  でも見る人が見ると、こんなに咲かせちゃだめ!花は3つくらいにして、それぞれを
  大きくしなくちゃ!肥料もちゃんとやった?なんて言われてしまいます。でもせっかく
  出来た蕾を摘むくらいなら、そのままにして小さくても全部咲いて欲しいし、肥料なく
  ともその場の土と牡丹のエネルギーだけで咲いてくれればそれでいいと思ってしまう。
  だって自然界ではあたりまえのことだと思うから。
  自然に咲いてくれるのが、一番美しい姿じゃないだろうか?
  でも、この牡丹は自分のつけた花を自分の枝で支えることが出来ない。
  野生で生きている植物なら、自分の花を自分で支えられないはずがないのに。
  ということはもうすでに自然の姿じゃなくなっているということ?
  そうすると、やはりきちんと手を入れてやらないとかわいそうなのか。

  なんて、この牡丹を見て考えてしまいました。
  庭に本当の自然を求めてはいけないのかもしれませんね。そもそも「庭」という
  狭い空間に本当の自然はナンセンスなのかも。「庭」は造るもの、人間が手を入れて
  こそ美しい。人間と植物の共同作業で成り立っているのが「庭」なんですね。
  庭づくりをお客様にご提案する立場にいながら、何を今さらと自分で突っ込む。

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  さて、今日お伺いしたお宅はとてもきれいに整ったお庭のあるお宅でした。
  ゴールデンウィーク明けからキッチンの工事に取り掛かります。
  そのお宅では、赤い「ハナミズキ」がきれいに咲いていました。「沢山咲きましたね」
  と言うと、「それでも枝がかなり弱っていたから随分枝を切ったのよ」と奥様。
  イシヤマでお世話になっている庭やさんの話によると、今年のハナミズキはどこも赤
  が弱っているそうです。白は元気なのに。 ↓イシヤマにあるハナミズキ
  
  左が白で、右が赤。白はほぼ満開ですが、赤は葉ばかりで花はナシ。赤がんばれ~っ