さちよ

さちよ

トイレの水が流れ続ける・・・

2008年01月28日 | Weblog

今朝、

「トイレの洗浄水が止まらなくて、便器横にある“止水栓”を動かしたら、水が
 漏れてきた~っ!!」

と連絡があったので、社長が急行~!!
なんとなく、想像はついていたものの、帰ってきた社長の手は“真っ青”。
やっぱり出ました・・・。 これ↓↓↓

       

トイレの水が止まらなくなる原因は、左にある『固形洗浄剤』。
よく目にしますよね。 もしや、あなたのお宅にも!?
通常は、タンクの上から水が出てくる お皿のようなところに置かれますが、
小さくなってくると、その穴からすぽっとタンクの中へ落ちてしまいます。
そうすると、タンクの水を制御する機構にはさまってしまい、水が流れ続けるという
現象が起こるのです。

これまで何度も、タンクの中から救出しています。
お皿の穴から落ちないように、対策をとって頂くしかありませんね。
なるべくなら、使わないで頂きたい・・・というのが本音。
洗浄液が、多少粘性を持っていますので、排水パイプも汚れます。
長年使用していて、詰まってしまったお宅もあります。

そして、右側にある『止水栓』。
どのお宅も、便器の後ろの壁に付いていると思います。
これをひねると、便器へ行く水が止まるのですが、ひねる場所を間違えると
今回のように、水が漏れてしまいます。
マイナスドライバーで、中央の出っ張った部分を回すようにして下さいね。


阪神大震災から13年。

2008年01月18日 | Weblog

あの悲劇から、昨日で もう13年が経ちました。
早いものです。
当時、高校生だった私ですが、朝一番のニュースを今でも覚えています。
「玄関先で落ちてきた瓦に当たって、老人が一人負傷・・・」
しかし、学校へ登校してから どんどん事態は明らかになり
“大変なことになった”と、怖くなった思い出があります。

そんな、13年前に阪神大震災が起こった昨日。
私たち建築士(すべての建築士ではありませんが)は、ある訓練をしました。
        
応急危険度判定士として、市に登録している建築士が受け取るメール。
地震が起こった際、次の日から市役所へ集合し、『応急危険度判定』を
するようになっているのです。

『応急危険度判定』とは、現状でその建物を使えるかどうかを一瞬で判断する仕事。
そのために講習などを受け、判定基準を学んでいます。

もし地震の際、自宅が『応急危険度判定』で“危険”と判断されたら、すみやかに
非難をお願いします。 新潟の地震では、一般の方の視点と、私たちの視点は
違う場合があり、居住者から「どうして!?」と問われ、トラブルになることが
多かったと聞きます。 実際には、10分間に何件もの判定を下していかなければ
ならず、そのようなトラブルになってしまうと、全戸判定を終えるのに かなりの時間を
要してしまい、被害が拡大してしまう恐れがあります。
この時は、お願いですから私たちプロの目を信じて下さいね。

           

こんなかわいらしい洗面台が、お目見えしました。(アメリカ製)
     
ちょっとした手洗いに。飾りくらいかな。
本気の手洗いには、もちろん不向きです。
*カタログでのご案内となりますので、現物はご覧いただけません*    
            


英国風の家

2008年01月17日 | Weblog

       
今、英国風の家を建てたいというお客様のご要望に、どんな感じでご提案しようか
考え中。私にとって、とても楽しい時間です。

              

今この記事を書いているときに、「鉛筆けずりが欲しいなぁ。」と近くで社長がぽつり。
そうです。イシヤマの事務所には「鉛筆けずり」がありません。
私はこれで削っているんです。
          
私がまだ現場で見習いをしている時、解体する木造工場の屋根をめくったら
出てきた『のみ』。おそらく、工場を建てた大工さんが、忘れていったもの。

その当時の私は、まだ『のみ』を持たせてもらえなかったのですが、これを見つけた
私が持っていればいいと、親方が言ってくれたものです。
その次の日から、この『のみ』を研ぐ練習が始まりました。
“のみを研げる!”と、とても心が躍った記憶が今でも鮮明に残っています。
現場へ出なくなった今も、この『のみ』だけは机の中にいつもしまってあり、私にとって
とても大切なものとなりました。

まだまだ研ぎは甘いままで残っている、この『のみ』。
私の修行は、まだまだ続いていくんだなぁ。と、この刃を見て感じます。
    


介護にまつわる面々。

2008年01月15日 | Weblog

           
介護の住宅改修をするために、打ち合わせへ行って来ました。
そこで集まった人・ヒト・ひとたち。

ご本人様、ご家族の方たち、病院の看護士さん、作業療法士さん、ケアマネージャーさん
福祉用具の取り扱い店さん、そして私という面々です。

今回は、病院から少し帰ってきて頂いて、ご本人の状態をみながら
それぞれの専門家が、この位置にこれが欲しい、じゃ、どの寸法で?という
打ち合わせをするという形だったので、非常に話が早くて、スムーズでした。

介護保険を使う住宅改修の場合、いろいろな立場での目が必要になってきます。
   ・まずご本人さんの希望
   ・ご家族の方の希望
   ・医療の専門家からのアドバイス
   ・建築の専門家から見て、可能なものかどうかの判断
   ・介護保険の立場から見て、保険で出る工事かどうかの判断
それらを、総合して工事に向かって進めていくんですね。
なので、どの人が欠けても一番良い答えが出ない、というわけです。

              
        ふと気がつくと、
      
事務所の入口に、こんな沢山のお野菜が置いてくれてありました!
時々そ~っと置いていってくれる、近所のおばあちゃん。
たぶんあの方だろうな~と思います。ありがとう!!
田舎ってステキ♪