さちよ

さちよ

  だんだんと

2011年03月29日 | Weblog
  こぶしの花
  牡丹の若葉

  イシヤマの庭では、だんだんと明るい色が増えてきました。
  こぶしの花は、つぼみの段階で“何者か”が柔らかそ~な咲く前の花びらを
  噛み切り、中の雄しべや雌しべをことごとく食べてしまって無残な姿に
  なっていたので、今年の花は見ることができないかな~と思っていたのですが
  先日、突然一斉に花が咲き始めました。こぶしも負けていませんでしたね!

  では、「コアラニュース」の続きを。
  

  このコアラニュースを出した日、お電話をいただきました。
  「さちよさん?」年配の男性の声。聞き覚えがあります。
  ご自身のお名前はおっしゃらずに
  「今日のコアラニュースを見ましたよ。でね、ちょっとお話をしておこうかと
   思って。“くらしじょうず”の本文でね、消火器の“か”が化けるの“化”
   になってるんだよね。間違えてしまったんだよね?」
  と優しく指摘してくださいました。
  「わっ 気がつきませんでした! ありがとうございます!!
   字の間違いです!! あの~失礼ですが、○○さんですか?」尋ねると
  「うわ~っはっはっ よく分かったな~っ いつも楽しみに読んでいますよ。」
  とおっしゃってくださいました。

  今年はダメかと思っていたこぶしの花に元気をもらい、Mさんの電話に励まされ、
  みんなに私は生かされている、つくづくそう思ったひとコマでした。
  ありがとうございます。Mさん。またいつでもお電話ください。

  今月のコアラニュースです。

2011年03月23日 | Weblog
  
  

  庭に咲く黄色の花、「サンシュユ」。河原の土手にも、一面黄色の菜の花が
  咲いていました。黄色というのは、元気のパワーをくれるような気がします。
  さて、今月はトイレの暖房便座、シャワー便座について。
  
  「電気製品は寿命があります。」なんて書いておきながら、失態。
  先日、イシヤマ事務所内が異常にコゲ臭くなりました。はじめは、どこから臭う
  のかわからず事務所内は騒然。犯人は、なんと一番の古株パソコン!触ると、
  今にも火を噴きそうな熱さでびっくりしました。すぐ電源を切り、お役御免と
  なりましたが、考えてみると2日前から立ち上げる時に異音がしていたんです。
  もし事務所が無人の時に発生していたら・・・と思うとゾッとしました。
  電化製品は、少しの異常も見落としてはいけませんね。反省。
  

  その後

2011年03月18日 | Weblog
  今日も寒くなりました。
  どうか、これ以上寒くならないでほしい。
  被災地で、必死にがんばる方々が少しでも温かくいられますように。


  建設業界の混乱はまだ続きますが、イシヤマの事務所に
  待機する私の愛車のカゴには
  
  救命胴衣と浮き輪、そしてヘルメット。
  今回の地震で思い知らされた津波の恐怖を教訓に、用意しました。
  地形からすると、今回の東北のような大津波は考えにくいのですが、
  人間の考えるシュミレーションにも人工物にも限度があり、自然の
  脅威には太刀打ちなんてできる訳がない。
  それに遭遇した時の、自分の動きも運命を左右する「地震対策」なんだと
  今回の地震に教えられました。
  だから遭遇した時にあわてないよう、常に覚悟して動ける自分でいること。
  物資を備えるのももちろん大事だけど、心の準備もすごく大事。
  もし命が助かったら、その使命を胸に刻み、その後の復興に全力を尽くす。
  そのための準備です。
  あとは今、被災された方々、危険をかえりみず作業にあたってくださる
  方々、精神的にもつらい作業にあたってくださる方々、震災にかかわる
  全ての方々の無事をただただお祈りしています。

  さて、私もがんばらなくちゃいけません!
  生産活動をやめたら、皆さんを応援できなくなります。
  今週の月曜日、「コアラニュース」を発刊しました。
  
  これを描いていたときは、まさかこんな事態になるとはこれっぽっちも
  思っていませんでしたね。心の準備が全くできていませんでした。
  東北地方ではなく、東海で同じような地震が起きていたら、全く何も
  できていなかったでしょう。
  記事の内容は、「サンシュユ」の花、シャワートイレの事故防止、
  消火器の置き場所についてです。
  すこしずつアップしていきますね。
  

  現在の社内状況です。

2011年03月14日 | Weblog
  まず、東北地方太平洋沖地震により犠牲になられた方々のご冥福と、
  被災地の皆様の一日も早い復興を、心からお祈り申し上げます。

  テレビや新聞などで、刻々と見えてくる現実。
  今までの予想をはるかに超える巨大地震に、唖然としました。

  あまりに広域な被害状況に、建設業界が急激に動いています。
  建材等物資の不足、メーカー被災、工場被災による出荷停止が相次いでおり、
  イシヤマ社内では、これから決まっている物件に関する建材類の
  調達に奔走しています。そして以前から断熱材が不足していたのですが、
  断熱材を生産している工場も、被災しました。それにより断熱材に関しては
  かなり限られた材料のみ流通するようになると予想されます。
  そして合板の生産工場も東北地方に多くあるので、現在合板類の受注も停止
  しています。それに加えて建材の不足も懸念されるものですから、決定して
  いる物件に関しましては工期の遅れを極力防ぐよう、あらゆるルートへ連絡
  をして調整しています。そしてこれまで注文した材料も、今現在どうなるか
  分からないものもあるので、ヤキモキしています。

  これから被災地の復興に向けて、物資は被災地優先に流れると予想されます。
  もちろん、被災された方々が一日も早く、安心して生活できるように
  なることが優先ですので、私たちはそれを妨げない方法で、なんとかお客さまへ
  ご迷惑をお掛けしないようお仕事させていただけるように対応していきたいと
  思っていますので、よろしくお願いします。

  そして早速社内では、救命胴衣と救命浮き輪を手配しました。
  これまでは、各自ヘルメットを容易しているだけだったのですが、今回の地震で
  揺れによる被害も大事ですが、イシヤマは津波の被害も重点的に考えなければ
  ならないと教えられました。東北地方と地形は違えど、イシヤマは沿岸部に
  位置し、南は海岸、北は河川に挟まれています。東北の方たちのように、
  逃げられる小高い丘もない平坦地で、とにかく北へ逃げるしかないのですが、
  川にかかる橋は近くに1本。この川も海へとつながっていますので、水門は
  あるものの津波が上ってくる可能性があり、東北のような大津波が来れば、
  海の堤防も川の水門も超えてしまいます。
  それらはこれまで想定されてきた津波対応なので、今回のような想定外は
  無理なのです。
  津波の際の避難地は、近くの中学校となりますが、この地域全体の方たちが
  納まりきれる容量はとてもありません。
  そして、この地域に巨大地震が来ることはもう分かっています。
  だから、この地域に住む以上は覚悟を決めようと社長と話しました。

  これから、きっと耐震基準が変わります。
  これからの建物は、もっともっと制約が厳しくなるでしょう。

  とり急ぎ

2011年03月11日 | Weblog
  とり急ぎ連絡します。
  今日の宮城県沖地震で、こちらの静岡県も随分揺れました。
  イシヤマは沿岸部にほど近い場所にあり、津波による避難勧告が
  でました。
  イシヤマは、皆無事で被害も出ておりませんが、避難の手伝いや
  連絡、情報収集でバタバタしています。
  
  とり急ぎ、こんな具合です。ご心配ありがとうございました。