さちよ

さちよ

伝統工法の勉強に。

2013年04月29日 | Weblog
今日からイシヤマは、5月6日までゴールデンウィークのお休みをいただいております。

が、事務所はお仕事がどっさりと残ってしまっているので、動いています。

さて先日の土日は、埼玉へ勉強に行ってきました。

このような会場で、伝統工法を具体的な数値を元に解析する勉強会があり、
全国から大工さんが集まりました。私も思い切って参加。

講師は、木構造の解析において第一人者の山辺先生、そして設計者の丹呉先生。
このお二方から、直に教えていただける、またとない機会です。

木を使う意味から考え、金物を使わない、新建材を使わない、環境負荷の少ない家を作る勉強。

先日は、第一回目の講義でしたが、私が今までずっともやもやと抱いていた疑問が
スッキリ解けた気がします。

=なぜ木を使うのか=

これにすべてが詰まっています。
今の時代にも建築可能な伝統建築を、これから模索していきます。

  太陽光発電、9.3kw載りました。

2013年04月22日 | Weblog
  今日、太陽光発電パネルの設置工事を行いました。
  
  パネルの施工やさん、板金やさん、電気やさん、私たち大工
  総出で、間違いのない施工をしています。
  こんなに職人が集まる施工、めったにないんじゃないかな?
  それだけ、パネルの設置は慎重にしなきゃダメ。
 
  
  載せたのは、発電量トップクラス、パナソニックのHITシリーズ。
  9.3kw!!一般の住宅で、なかなかここまで載せられることは
  あまりありませんが、毎日の発電量が楽しみですね!
  うらやましいな~っ

  訓練校新学期。

2013年04月19日 | Weblog
  今週から、私が通う「訓練校」でも新学期が始まりました。
  今まで生徒2人だったのが、新しく1年生に5人、私と同じ2年生に
  1人編入してきて、にぎやかなスタートとなりました。

  2年生ということもあり、授業の内容も難しくなってきましたが
  おもしろすぎる!今年も楽しみです。

  これは昨年度、みんなで建てた「あずまや」。
  
  
  磐田市内の風光明媚な公園に建っています。
  完成してから行ってないから、見に行かなくちゃ~
  今年度は、アクティ森の一角に建てさせてもらえるそうです!
  楽しみ~っ

  “詰まり”2連発

2013年04月01日 | Weblog
  今日は“詰まり”を直すメンテナンスに2現場同行しました。

  まず1件目は、トイレが詰まった~という年配のご夫婦のお宅。
  以前トイレの取替えをさせていただいたのですが、最近になって
  詰まるようになってきて、先日も詰まりを直したのですが、また
  詰まってしまったということで、急行。

  業務用の詰まりを直す機械でやってみるも、今回は難関。
  これはただの詰まりじゃないな、ということで便器を取り外して
  みました。

  すると・・・。

  ありました、ありました。 
  
  いちじく浣腸2つ!! (写真はやめます(笑))

  配管にぴったりはまりこんでいました。
  でも原因がわかってすっきり。取り出して便器を設置して終了。
  このお宅は、立ち上がると自動で流れる“自動洗浄”機能付のトイレ
  なのですが、これだと浣腸が便器に落ちてしまっても立ち上がると
  流れていってしまうので、取り出すことができません。
  ですので、これからは“自動洗浄”を解除して、落ちたらちゃんと
  拾い上げて流していただくようにしました。

  帰り際、お客様が、
  「イシヤマさんだと、甘えてすぐ呼んじゃう~。
    こんなことで呼んでごめんね。」
  とおっしゃって下さったので
  「甘えて下さい(笑)」と伝えておきました。
  嬉しいお言葉です。いつでも呼んでください!!

  そして2件目。今度は台所の排水の詰まり。
  先月キッチンを入替えたお宅で、排水の流れがどうも悪かったので
  今日、詰まりを除去するために伺いました。
  キッチンの排水の勾配がもともと緩かったので、だんだん溜まった
  んだろうな~と思っていたのですが、職人さんがワイヤーブラシを
  配水管の中へ入れていくと、どうもおかしい。外からやっても、室内から
  やっても、床下へもぐっても、なんかおかしい。
  何かに気づいた職人さんが、外の下水が出ているところを掘ってみると!!

  ふたりで「え~っっ!!!!!!!!!!」
  驚愕!!
  
  写真じゃわかりにくいかもしれませんが、台所から出た排水管は
  ジェットコースターの落ちる前みたいに(わかるかな?)ぐんぐん
  のぼって下流へ繋がっていました。
  物理の法則から言って、水は低いところへ流れます。
  のぼっている管には水が流れるはずがありません。
  
  お施主さまにも確認いただきましたが、お施主さまもショック。
  まさかこんな施工がされていたとは・・・。常識外です。
  ヒドイ・・・。
  やり直すしか、方法はありません。