さちよ

さちよ

  感覚を磨きたい

2012年02月11日 | Weblog
  昨日の研修会は、いかに建物本体の構造で、自然エネルギーを
  有効に活用しきるか、という研修でした。
  自然に、より敏感にならなければと改めて感じた一日。
  いろいろな物が便利で快適になりすぎて、人間が本来もっている
  動物的感覚が鈍っているんじゃないかと、最近特に感じます。
  皮膚感覚、危険回避能力、コミュニケーション能力・・・など。
  
  そんな私がいつも携帯している物といえば
  
  ↑方位磁針(左)と温度、湿度、風速、照度計(右)
  
  ↑そして、データロガーという機械。
  決めた時間ごとに、温度と湿度を記録してくれる機械で、
  最近の外気温を記録したものをグラフにして見てみると
  
  こんな感じ。ちなみに朝から雪が降ったのは2月2日。(紫色の日)
  甥っ子が、昨年から雪国で一人暮らしをしているのですが
  「雪の降る日と、寒い日はイコールじゃない」ことがわかった
  そうです。なるほど、そうかも~。
  さて、このデータから分かることは、朝方4時~8時の間が非常に
  寒いということが分かります。この外気温に、室温もある程度
  左右されるので、朝方トイレへ行ったり、着替える時が一番寒い
  ということに。ですので、朝方だけはあらかじめ温められる方法を
  考えたほうが良いでしょう。年配の方は、血圧の急激な変化に対応
  しにくく、特にトイレでは、寒くて血圧が急激に上がる上、
  立ち上がる時に体に負荷がかかるので大変危険です。

  このデータロガーを使うと、外気温と室温の温度差も測ることが
  できます。そして、リフォーム時なんかも、リフォーム前と
  リフォーム後で、断熱効果を比べることも出来るので、おもしろい
  ですよ。