さちよ

さちよ

  屋根の上に、300kg。

2010年08月26日 | Weblog
  さ~今日は、狭い道をぐんぐん進みます!
  
  向かう先は・・・
  
  この屋根のお宅。太陽熱温水器を降ろそうというわけです。
  老朽化が進んだ温水器。これってどうやって屋根に乗っていると思いますか?
  実はワイヤーですべり落ちないように止めているだけ。そしてお水が満水の場合
  300kg強の重さが屋根にかかっています。(厳密に言うと、それが垂直加重と斜め
  加重に分かれているのですが。)
  老朽化してくると、これから水漏れもしてきます。すると屋根を痛める原因に。
  太陽の熱を利用して水を沸かすというのは、とても素晴らしいエネルギーの循環なの
  ですが、建物に与える影響も考えたいところです。
  地震や屋根の劣化を考え、降ろすお宅が多くなっています。

  そしてもうひとつ、屋根に載せるものといえば・・・『太陽光発電』。
  どのくらいの重さでしょう。パナソニックの太陽電池を3kw載せた場合、235kg程。
  割と重さがあるんですね。ここであえて“パナソニックの”と言ったのは、欲しい
  発電量が同じでも、メーカーによって発電効率が違うため、パネルを載せる枚数が
  違ってくるので、重量も違います。パナソニックが今のところ、『世界最高水準』
  と謳える太陽光発電システム。おすすめです。

  大事なのは“建物全体のバランス”を見て、屋根に太陽熱温水器や太陽光発電を
  載せるということ。ただ安易に載せては絶対にだめ!!屋根は建物の心臓です。
  建物全体を見ることのできる業者へ、依頼しましょう。