大見学会と、若武者達の影の努力

最近の１０８城は、お付き合いのある企業の見学会がやたらに増えてます。
しかも、大人数で。。。

２、３人で来るのが普通だったのが、５～６人になると「多いなー」と感じていた、過去。

ところが最近の見学会は、平均人数１５～１８人。
「げげっ、そんなに来てどうする？！」の反応をよそに、人数増加の傾向は更に進み、
先日はついに３０人。。。
（みなさん貸切バスをチャーターしても良かったんでは？）
終わった後は、タフガイ揃いの若武者達も流石にヘトヘトになってました。
（次回は２４人、みんな頑張れ！）


工房というのは珍しい場所のようで、皆さん興味深々なのですね。
社内で見学会の募集を募ると、我も我も、となるらしい。
しかも、[体験実習付き]となると、ことさら面白そうなのでしょう。
予め来場希望者のリストをメールで送っていただいていても、
気付くと、当日には人数が更に増えている、なんて当たり前になってきました。

ただし、

受け入れる側は大変です！

あまりにも見学会が増えたので、体験実習用のモノを決めたのですが、
結局、時間内に最後まで仕上げられる人は少ないので若武者達の残業です。
削りの仕上げ、
焼きつけの仕上げ、
保護塗装の仕上げ、
団体さんが帰られた後に皆で一斉作業。。。
見学会は実技ばかりに時間を取れないので、
人数が多いと、どうしてもこうなってしまうのです。

そんな、若武者達の残業中、
基本パーツが一つ分残っていたので、
ワタクシも皆の作業の横で、１つ同じもの作らせてもらいました。
が、、、
久々の鉄工作業に、みごとに失敗。
最後の残り1個のパーツは使えなくなりました。。。
ところが、心優しい若武者 圭之新くん、
残業作業もまだまだあるというのに、新たに、基本パーツを作ってくれたのです。
それを見ていたら、
体験実習される皆さんが作る物の前準備、
基本パーツ作りも大変だったんだ、と、気付きました。
素人（ワタクシ含め）が楽しく鉄工体験をスタートする為に、
面倒な前準備を、３０個も前日に製作の合間に準備してたんだ、と。

改めて若武者一同、グッジョブです！

そして、出来上がったのがコレ。


プラスの ねじまわし～！

年末の抽選プレゼントに出そうかな？
二胡の台座はネジがマイナスの場合もあるから、二胡用でマイナスで作っても良いなぁ。
アイアンですから ちょっと重いですが、
手のひらサイズのドライバー。

抽選で出したら、欲しい人います？