二胡を磨こう！

二胡の胴も棹も、どうしても松脂がこびりついて、白くなってしまいますね。

基本的に、二胡の木の部分というのは、塗装されていません。

にもかかわらずかなりピカピカに光っています。

これは二胡の材料になる木がとても油分が多くそれが光っているのです。

生産工程の最後で、二胡はバフをかけます。

バフというのは布地の塊です。

これに細かいコンパウンドと言う物を付けて磨くのです。

ヴァイオリンなんかも同じです、最終はコンパウンドで塗膜を光らせます。

二胡も、比較的安い物は塗装がしてあります。

色も付けられたりもしています。

松脂はかなり細かい粉になりますからこれが塗装面に食いつくとなかなか落ちません。

皆さんのご希望で、私が普段家具の製作で使っている、自作のワックスを「ザワックス」という名前でお分けしていたのですが、これはかなりの可燃物です、

使った布地の始末が水につけてビニール袋へ入れて廃棄する落ちうかなり手間のかかるものではあります。

その上たぶん飛行機には載せられないほどの、可燃物です。

ですのでご来店された方には、このあたりの廃棄の仕方など細かく説明してお分けしていたのですが、、

やはり遠方の方には送れません。

またその上手が汚れます。

そこで、皆さんにはコンパンウンドと言う物をお勧めします。

たぶん、お近くのホームセンター、あるいはネットなどでも発売されています。

コンパウンドには、「中眼」「細目」『極細目」「鏡面」などがあります。

木の部分についた松脂をとるには、細目、あるいは中目くらいで一度磨いて、最後に鏡面で磨くと元の光った木の肌が出てきます。

それほどひどくない場合は、いきなり鏡面で磨いても行けると思います。

これは、容器の口からほんの少し出して柔らかな布地（出来たらコットンが良いです）、これにつけてただ磨くだけです。

私はプロ用を使っていますからかなり大きな、１リットルぐらいもありますので、金額も４０００円ぐらいしてしまうのと、皆さんが、使っても、たぶん一生使っても使いきれないほどあります。

これは家庭の中のプラスティックの製品、例えばテレビの画面以外のところあるいはPCの画面以外のところ磨けばピカピカになります。キーボードも磨けます。

それでも残ってしまうくらいの量です、

お友達やご近所さんと分けて使うのも一つの手かもしれませんし。

あるいは教室で一つ買ってあっても良いかもしれませんね。

たぶんネットで良く探せば少量のもあるとは思います。

絶対やってはいけないこと、！！皮には絶対塗らないでください。

また、使った布地はそのままではなくビニールの袋へでもいれて廃棄して下さい

できる限りビニール手袋はした方が良いと思います。