９月９日（日） ひとつの二胡に集中しよう！ １１：００～１７：００

二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
またしても立て続けに起こってしまった災害に
先週分の報告日記は控えさせていただいておりましたが、
被災された各地の方々にお見舞い申し上げます。
今回の地震では直接のお客様方も被災されておりまして、
広範囲の被害に言葉を失うばかりです。
この日本という国は何処にも災害が起こりうる事を思うと、
被災各地の状況は誰にとっても決して他人事では無いですね。。。
被災された皆様が一日も早く日常に戻れるよう願ってやみません。


さてそんな中、店主はコメントにて読者様から
日頃の誤字脱字の酷さにお叱りを受けたわけですが、
やはり大多数の読者の方々はお優しいですね！
たくさんの励ましのメールやコメント、
それから「アップ無し」でのコメントが可能と知って
「私もアップ無でお願いします」
と言ってコメント欄からメッセージを送って下さった方々。
店主を甘やかして下さるお声のほうが多く聞こえて来まして、
皆様の温かさに嬉しくありがたく思っています。
本当にありがとうございます！

やはり、店主の誤字脱字に我慢ならないような方々の大半は
そもそも光舜堂のブログなど読んだりしないのでしょう。
でも、そんな事（？）でせっかくの二胡の知識を知り損なうとは
もったいない！
ということで、もうすぐ出版する本には強力な助っ人をお迎えし、
誤字脱字はおろか、店主の煙に巻いたような文体もしっかり校正
して下さるプロにお任せしてありますからご安心下さい。
ワタクシが修正（校正ではなく”修正”なのです）すると
「私の文章じゃなくなる！」と烈火のごとく怒る店主も、
プロの校正でワタクシが直す以上にゴッソリ直された原稿には
大人しいんだから、ずるい、、、いえ、ありがたいです（笑）
来月には印刷所に出せるよう現在頑張っております。
もうしばしお待ち下さいね！



では重陽の節句の９日の営業日のお話。

すっかり季節は秋に移りましたね。
春に、「秋になったらＣＤＭに張り替えに出します」
と仰っていたお客様から予約のご連絡をいただいて、
前回いらしたのは先月くらいの感覚でいたので驚いてしまいました。

そのお客様は、ご実家に置いてある二胡を「取りに戻れたら、
それをメイン二胡張替え期間中の代替に」と予定していらして、
ご実家にあったほうの二胡の調整とＣＤＭのご依頼とで、
今回は２把抱えてのご来店でした。
「でも思ったより状態が。。。」
そう仰った通り、サブ二胡の皮は、、、「もう、しんでるねぇ」
店主の言葉に「ああぁっ！」とショックのお客様。
裏から光に透かして見ると、数か所に穴も開いているのが見えました。
「じゃぁ、先にこっちの張り替えをしたほうが良いのかしら」
「うーーーん。。。」
それでも、そもそも皮の寿命だったメイン二胡は、
前回の調整時に延命の松富士駒を付けていたので、その駒をサブに。
すると、まぁなんとか、しばらく弾けそうな感じ。

とは言え、皮に穴まで開いているので、メイン二胡以上に
サブ二胡が危機的状態であることには変わりません。
「先に、こっちを張り替えようかなぁ」
そこでワタクシが口を挟みます。
「西野さん、どっちの二胡の木が良い材を使ってますか？」
こっち、と店主が指さすのは やはりメイン二胡。
「だったら！メインをより良くしておいたほうが良くないですか？」
店主も「うん、中途半端にどれもこれも直すより、
メインを徹底的に良い状態にしてきちんと育てるのを推奨するなぁ」
「そうなんですね」
「ご実家の二胡はそんなに使ってないでしょう？」
「帰省した時用ですから、めったに使ってないです」
「じゃぁ、いつもの音色を良い音で弾いていたほうが良いでしょう！」
店主もウンウンと頷いて、
「それにね、本当に気に入っていたら帰省する時も背負ってくと思うよ」
「！！」

そんなわけでメインをバージョンアップすることに決定。
サブちゃんは状態を見つつ張替え計画を立てることとなりました。
既にご注文中の福音弓もＣＤＭと同時にお渡しですから、
秋の深まりと共に音色も深めていっていただけるでしょう♪



さて、いよいよ例の秋色のヤツが入荷しますので、
来週の報告日記では画像をお披露目できると思います。
ご予約いただいた方には検品確認後に順次連絡いたしますので、
もうしばらくお待ちくださいね！
今週も、ご来店くださいました皆様ありがとうございました！