二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

ご注文により弓の長さを変えられます!

2020-12-24 10:45:35 | 二胡の救急箱に書かなかったこと
ほぉさんと話し合っていて、みなさんの中には、現在の83センチの弓を持て余している方もいらっしゃるのではないかという話になりました。

昔の弓は、短かったです。

私が、二胡屋を始めたくらいの10年前でも、80センチくらいの弓というのはかなりありました、

中には77センチくらいのも、

それがいつの間にか、83センチが標準になってきています。

それが何故かという考察は、次回から長々と書きますが、現在身長178センチの私でも、83センチの弓は弾くという事を前提に考えると一杯の長さです。
もちろん体を倒せば、先端以上にはどなたでも届くとは思います。

しかし体を倒すという事で不安定にも、なります。もちろん体全体を使ってと教える人もいますし、そのほうがウエートを乗せやすいかもしれませんが、
体全体を使ってなおかつ安定して弓を弾くというのは、相当な訓練が必要ですよね。

それらの事も含み、弓自体の重さで力を入れずに弾けるようにしてきたのが福音弓です。

そこで、さらに進めて、みなさんの体に、あるいは手の長さに合わせた弓作りも必要なのではないかと、考えました。

弓は短くなると、弾力も弱くなり重さも少なくなります。

弓の重さと弾力で弾くという事からは、外れてきてしまいますね。

このあたりの事があったためなのかもしれません、弓が長くなってきた理由の一つだと、思うのですが、

長さが、長くなればなるほど、扱いづらくなります。そうなると余分な力を使うことになります。

良い音を出すための、安定した、運弓というのがしずらくなるのです。

だからこそヴァイオリンなどは、子供用の弓というのがありますね。(二胡にもあるみたいではありますが)

でも、みなさんは子供ではないのですから、それでも、手の短い人、身長が140センチ150センチの方は、たぶん私とは、腕の長さでも、7,8センチくらいは違うのではないでしょうか、

この1年半、ある方の依頼で短い弓を作り続けてきまして、短くなった時の弓の弱点、そのことも解決出来てきました。

短くても長いものと変わらない弾力と重さを付けられるようになったのです。

1センチ単位で長さが変えられます。

77センチから、最長84センチまで作れます。これは長いのが良いと思う方へです。

ご注文により、1センチ単位で作れます。

来年一月から初めて製作期間を1ケ月いただきます。

ご注文は、弦堂さんでお願いします。

色々質問したいことなども、弦堂さんへお問い合わせください。

http://www.cyada.org/



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