低音の二胡と言う物があります。
二種類ありますね。
二泉二胡と中胡です。
革胡と言うのも有りますが、これは4弦で弓も弦の間に入ってはいず、普通にチェロのように引きます。
ましてや指板も在りますから音としても、チェロとそれほどの差はないようです。
何時か、二弦でこの革胡のような低音、二胡より、1オクターブ低い音の出る物作ってはみたいと思います。(いつになる事やら)
二胡の演奏と言うのに、現在皆さんの聴いている音楽とかなり違うところがあるとすれば、二胡は歌でいえばアカペラで歌うのと同じようなものですね。
単音で重音と言うのが出ません。
バイオリンのように和音を響かせることが出来にくいのです。
ただ、(これは言っておかないとまた怒られそうですが)まれに、弓の毛と同時に竹の部分をも使って二本の弦を鳴らすという奏法は有りますが、どうも音はちゃんと二胡の音になりにくいのです。
はっきり言って綺麗ではないですね。
もう一つ、というかお一人だけ、二胡で重音をならし演奏に使っていらっしゃる方がいます。
芳晴さんです。(遠藤芳晴)
この方は、二胡奏者と言うよりエンターテナー、ボーカルと二胡或いはギターなどで演奏活動或いは作曲をしておられます。良いですよ。
多分私の知っている限り一番古い日本人の二胡演奏者だと思います。
この方の二胡の演奏を聴かれて二胡を始めた方も沢山いらっしゃいます。
ホントに珍しい方でミュージシャンの割にどなたからも愛されるという稀有な存在でもあり人格者でもあります。(見習わないとと思いながら、物作りと言う角のある、角が無いとやっていけない仕事をしている私には憧れの人でもあります。)
この方は二胡自体にもいろいろ工夫をされて、千斤の位置も胴の上から45センチ位だし、重音が出せるように駒の形も変えて演奏します。
この音は両方の弦を弓の毛で擦りますから美しい和音がそのまま聴けます。
一度ライブを聴いてみて下さい。
と話しがだいぶそれましたが、やはり二胡には伴奏が必要と思われる方も多く、ピアノやギターなどの伴奏楽器と一緒に演奏する方が多いのです。
確かにアカペラだけで聴かせる演奏力と言うのは相当なものがあります、それだけでは多分30分くらいのライブきり出来ないのではないのではないでしょうか。
しかし二胡はボリュームが小さいですから、他の楽器と言ってもせいぜいギターか胡弓ぐらいかもしれませんね。
二胡の音は独特ですから、やはり西洋楽器とはなかなか合いにくいのかもしれません。
そこでやはり二胡にはその系統、指板の無い、楽器なども良いのではと思ったのですが、
馬頭琴等はもの凄いボリュームがありますから、多分5台くらいの二胡と馬頭琴1台と言う事になると思います。
そこで伴奏用に或いは合奏用に中胡なのでしょう。
中古は低音と言っても、Gが基本です。
ですからバイオリンの一番下の弦と同じなのです。
それほど低いわけでもありません。
しかし5度低いGであっても、この音が出せると、通常日本で演奏される曲と言うのは殆ど弾くことが出来ます。
二胡で日本の曲を弾こうとすると、ドの音が出ず、ついつい高めに編曲するしか無くなります
なんだか妙に甲高い曲になってしまうと感じるのは私だけではないと思うのです。(長城二胡と言うのもあるようです、DではなくCを内弦にします、長城弦と言うのがあるようです、しかし、CとDでは合奏用にと言うのはなんだかめんどくさそうですね)
そこで中国製の中古を使うのですが、どうも低音の楽器と言うのがそれほどよく発達している訳ではなくどうしてもなんだかもたっとした音きり出ず、がっかりしてしまう方もおらてると思います。
ましてや弦が太い分高音が綺麗に出ず、せいぜい2オクターブ出れば一杯と言う中胡が多いのも在ります。
元々が二胡の構造上ハイポジションの音と言うのが出にくいのですが、その上、スピカ-を意識した構造を取っていますから、胴の内部で音がこもってしまうのです。
なんとかビオラ並みに或いは二胡並みになる低音楽器はできないかと言うのが、この日々鬱々の原因でもあります。
1台は出来たのですが更にもっと良い物をと思った時に、はたと考えが止まってしまいました。
考えてるより作ってしまおうと、4台の試作品を作り始めました。
二種類ありますね。
二泉二胡と中胡です。
革胡と言うのも有りますが、これは4弦で弓も弦の間に入ってはいず、普通にチェロのように引きます。
ましてや指板も在りますから音としても、チェロとそれほどの差はないようです。
何時か、二弦でこの革胡のような低音、二胡より、1オクターブ低い音の出る物作ってはみたいと思います。(いつになる事やら)
二胡の演奏と言うのに、現在皆さんの聴いている音楽とかなり違うところがあるとすれば、二胡は歌でいえばアカペラで歌うのと同じようなものですね。
単音で重音と言うのが出ません。
バイオリンのように和音を響かせることが出来にくいのです。
ただ、(これは言っておかないとまた怒られそうですが)まれに、弓の毛と同時に竹の部分をも使って二本の弦を鳴らすという奏法は有りますが、どうも音はちゃんと二胡の音になりにくいのです。
はっきり言って綺麗ではないですね。
もう一つ、というかお一人だけ、二胡で重音をならし演奏に使っていらっしゃる方がいます。
芳晴さんです。(遠藤芳晴)
この方は、二胡奏者と言うよりエンターテナー、ボーカルと二胡或いはギターなどで演奏活動或いは作曲をしておられます。良いですよ。
多分私の知っている限り一番古い日本人の二胡演奏者だと思います。
この方の二胡の演奏を聴かれて二胡を始めた方も沢山いらっしゃいます。
ホントに珍しい方でミュージシャンの割にどなたからも愛されるという稀有な存在でもあり人格者でもあります。(見習わないとと思いながら、物作りと言う角のある、角が無いとやっていけない仕事をしている私には憧れの人でもあります。)
この方は二胡自体にもいろいろ工夫をされて、千斤の位置も胴の上から45センチ位だし、重音が出せるように駒の形も変えて演奏します。
この音は両方の弦を弓の毛で擦りますから美しい和音がそのまま聴けます。
一度ライブを聴いてみて下さい。
と話しがだいぶそれましたが、やはり二胡には伴奏が必要と思われる方も多く、ピアノやギターなどの伴奏楽器と一緒に演奏する方が多いのです。
確かにアカペラだけで聴かせる演奏力と言うのは相当なものがあります、それだけでは多分30分くらいのライブきり出来ないのではないのではないでしょうか。
しかし二胡はボリュームが小さいですから、他の楽器と言ってもせいぜいギターか胡弓ぐらいかもしれませんね。
二胡の音は独特ですから、やはり西洋楽器とはなかなか合いにくいのかもしれません。
そこでやはり二胡にはその系統、指板の無い、楽器なども良いのではと思ったのですが、
馬頭琴等はもの凄いボリュームがありますから、多分5台くらいの二胡と馬頭琴1台と言う事になると思います。
そこで伴奏用に或いは合奏用に中胡なのでしょう。
中古は低音と言っても、Gが基本です。
ですからバイオリンの一番下の弦と同じなのです。
それほど低いわけでもありません。
しかし5度低いGであっても、この音が出せると、通常日本で演奏される曲と言うのは殆ど弾くことが出来ます。
二胡で日本の曲を弾こうとすると、ドの音が出ず、ついつい高めに編曲するしか無くなります
なんだか妙に甲高い曲になってしまうと感じるのは私だけではないと思うのです。(長城二胡と言うのもあるようです、DではなくCを内弦にします、長城弦と言うのがあるようです、しかし、CとDでは合奏用にと言うのはなんだかめんどくさそうですね)
そこで中国製の中古を使うのですが、どうも低音の楽器と言うのがそれほどよく発達している訳ではなくどうしてもなんだかもたっとした音きり出ず、がっかりしてしまう方もおらてると思います。
ましてや弦が太い分高音が綺麗に出ず、せいぜい2オクターブ出れば一杯と言う中胡が多いのも在ります。
元々が二胡の構造上ハイポジションの音と言うのが出にくいのですが、その上、スピカ-を意識した構造を取っていますから、胴の内部で音がこもってしまうのです。
なんとかビオラ並みに或いは二胡並みになる低音楽器はできないかと言うのが、この日々鬱々の原因でもあります。
1台は出来たのですが更にもっと良い物をと思った時に、はたと考えが止まってしまいました。
考えてるより作ってしまおうと、4台の試作品を作り始めました。
中胡そのものにも、2種類あるそうです。これは劉継紅先生にお聞きしたことですので確認してみて下さい。
私も中胡が二つあるとは知りませんでした。
二泉二胡も2種類販売されていますね。
中国では普通の二胡二二泉弦を張ってAEで調弦する物と、二泉二胡として多少胴を大きく作ったものに二泉弦を張るというタイプです。
二泉二胡ではありませんがCGで調弦する長城二胡も低音二胡に入れる人も有ります。
かと言ってCGで普通の二胡を調弦して弾いておられる方もいますね。
又中胡の大きさも一定ではなく、直径110ミリぐらいの物もありますし、120位の物もあります。
普通の二胡にしても、胴の直径88ミリぐらいから92ミリぐらいまでいろいろあります。
でも調弦がDCなら二胡、それより低い物を低音二胡ではいけませんか、中胡でもAEの調弦で弾く人もいるみたいですし。色々有るみたいですよ。
低音、要するに、普通の二胡より調弦が低いという意味と思って下さい、