福音弓の各種名称を、ブログでは漢字で目にするばかりで実際は何と読むのかー
これ、分かっていなくて迷っていらっしゃる方がとても多いので、
今回はおさらいで ひらがな も表記してみました♪
では【上】からの続きです☆
さて、それからこの日は、
中胡用弓『嵐風（らんぷう）』と、二泉胡用弓『阿炳礼賛（あーびんらいさん）』もご予約開始！
まずは、会員Ｓさんに交換品をお渡しして試していただきました。
というのは、Ｓさんは『東風（とうふう）』がお好きで購入してくださっていましたが、
「中胡には『西風（せいふう）』が弾き易い」
とおっしゃって『西風』も中胡だけの為に買って下さっていたのです。
その頃は中胡用の弓は無かったとは言え、会心の出来の中胡弓が完成してしまった以上、
わざわざ「中胡専用に」と『西風』を買って下さったＳさんに申し訳ない。。。
そこで、“秘密結社 光舜洞の会員特典：店主の依怙贔屓”の発令で、
Ｓさんには特別に『嵐風』に交換させていただきました。
ご自分の中胡を持って来て下さったＳさん、さっそく弾いてみると、もう音色が違います！
「竹も、前のよりずっと良くなってますね！！」と目を輝かせるＳさん。
中胡弓は特に重さバランスが絶妙になるような削りを入れていますから、違いが判るのでしょう。
中胡弓の竹を削り込む作業時の店主の集中力は鬼気迫るものがあります。
また、毛も、中胡に合うように数種配合しましたので『西風』とでは鳴りが違います。
今までは音になっていなかった音域まできちんと綺麗な音色に鳴り、
「中胡って、良い音色が出る楽器だったんだね」と店主まで言い出す始末。
「こんなに弓で違うんだね！」と感動。。。
そして、じゃぁ二泉胡用弓の『阿炳礼賛』で兼用できるか、
とＳさんの中胡で実験しましたが、それが見事に駄目なのですよ～！！！
二泉胡用に特別ブレンドした毛（←この配合が４種中で一番複雑で面倒です！）では
中胡を弾き切れないのです。
さっきまでの美しい中胡特有の音色が『阿炳礼賛』では出て来ない。。。！
この違いにも、他のお客様含め一同ビックリ！
やはり、中胡には中胡の弓じゃないと駄目なんだ。。。と。
しかし、Ｓさんは普通の二胡を弾いた時の『阿炳礼賛』の音色が好きだとおっしゃって、
ご予約くださいました！！
中国曲を好む方向きの音色の出せる『東風』は上級者向きですが、
『阿炳礼賛』はレベル関係なく誰でも中国曲の音色を奏で易く出来ています。
『東風』『西風』より高額ではありますが、馬毛配合担当者の意見を言わせてもらえば、
ブレンドの手間から言っても、この弓が一番お買得でしょう。
そうそう、この日ワタクシはＹさんから“馬毛ブレンダ―”という称号を頂きました(笑）
またこの日は、お久しぶりの会員さんがお２人も突然いらして下さって嬉しかったです。
特にＦさんは渋谷から引越しして以来！
久しく来ていない間に弓やら人工皮の二胡やらと進化の激しい光舜堂に驚かれていました(笑）
Fさん、この日は二胡ではなくお稽古帰りで文化琴という可愛いサイズのお琴をご持参で
楽器全般が大好きな店主は文化琴にもう夢中！
時々こうして光舜堂には様々な楽器が訪れます（笑）
今週はリノベーション二胡のＣＤＭ『雪花（せっか）』が２把とも沖縄に旅立ったので、
店頭には西野二胡のＣＤＭ『雪花』、今回のは木材はチンチャンです。
（ あ、『リノベーション二胡』がわからない方、
リノベーション二胡は中国製の二胡の外見を持つ西野製作の二胡で、
店主のオリジナルの『西野二胡』に近い鳴りと音色、そして弾き易さがあります ）
チンチャンのＣＤＭ（人工皮）は、蛇皮チンチャンの西野二胡よりまろやかで優しい音色です。
ご来店のお客様達にも大好評で、ＣＤＭへの張替えを具体的に計画中の方もいらっしゃるらしく。
実際、安い二胡をヤフオクで落としてＣＤＭを張った方もお値段以上の音色と大満足ですから、
今後ヤフオクの二胡バトルが熱くなるかも？？？
ＣＤＭ到着直後に試し弾きした二胡姫の店長エリィさんからも、
「すみません、予想以上でした」
と絶賛のメールをいただき、これからＣＤＭが流行る予感。
店主は「蛇皮は本当に張替え工程が大変だから、ＣＤＭでこの音なら もう蛇皮やりたくないな」
などと言い出すし（苦笑）
最近の光舜堂は二胡屋じゃなくて弓屋になりつつありましたが、
この勢いでは、弓屋どころではなくＣＤＭ屋となってしまうかもしれません(笑）
ということで、
今週はまだ二胡屋(笑）の光舜堂へ、来店ありがとうございました。
これ、分かっていなくて迷っていらっしゃる方がとても多いので、
今回はおさらいで ひらがな も表記してみました♪
では【上】からの続きです☆
さて、それからこの日は、
中胡用弓『嵐風（らんぷう）』と、二泉胡用弓『阿炳礼賛（あーびんらいさん）』もご予約開始！
まずは、会員Ｓさんに交換品をお渡しして試していただきました。
というのは、Ｓさんは『東風（とうふう）』がお好きで購入してくださっていましたが、
「中胡には『西風（せいふう）』が弾き易い」
とおっしゃって『西風』も中胡だけの為に買って下さっていたのです。
その頃は中胡用の弓は無かったとは言え、会心の出来の中胡弓が完成してしまった以上、
わざわざ「中胡専用に」と『西風』を買って下さったＳさんに申し訳ない。。。
そこで、“秘密結社 光舜洞の会員特典：店主の依怙贔屓”の発令で、
Ｓさんには特別に『嵐風』に交換させていただきました。
ご自分の中胡を持って来て下さったＳさん、さっそく弾いてみると、もう音色が違います！
「竹も、前のよりずっと良くなってますね！！」と目を輝かせるＳさん。
中胡弓は特に重さバランスが絶妙になるような削りを入れていますから、違いが判るのでしょう。
中胡弓の竹を削り込む作業時の店主の集中力は鬼気迫るものがあります。
また、毛も、中胡に合うように数種配合しましたので『西風』とでは鳴りが違います。
今までは音になっていなかった音域まできちんと綺麗な音色に鳴り、
「中胡って、良い音色が出る楽器だったんだね」と店主まで言い出す始末。
「こんなに弓で違うんだね！」と感動。。。
そして、じゃぁ二泉胡用弓の『阿炳礼賛』で兼用できるか、
とＳさんの中胡で実験しましたが、それが見事に駄目なのですよ～！！！
二泉胡用に特別ブレンドした毛（←この配合が４種中で一番複雑で面倒です！）では
中胡を弾き切れないのです。
さっきまでの美しい中胡特有の音色が『阿炳礼賛』では出て来ない。。。！
この違いにも、他のお客様含め一同ビックリ！
やはり、中胡には中胡の弓じゃないと駄目なんだ。。。と。
しかし、Ｓさんは普通の二胡を弾いた時の『阿炳礼賛』の音色が好きだとおっしゃって、
ご予約くださいました！！
中国曲を好む方向きの音色の出せる『東風』は上級者向きですが、
『阿炳礼賛』はレベル関係なく誰でも中国曲の音色を奏で易く出来ています。
『東風』『西風』より高額ではありますが、馬毛配合担当者の意見を言わせてもらえば、
ブレンドの手間から言っても、この弓が一番お買得でしょう。
そうそう、この日ワタクシはＹさんから“馬毛ブレンダ―”という称号を頂きました(笑）
またこの日は、お久しぶりの会員さんがお２人も突然いらして下さって嬉しかったです。
特にＦさんは渋谷から引越しして以来！
久しく来ていない間に弓やら人工皮の二胡やらと進化の激しい光舜堂に驚かれていました(笑）
Fさん、この日は二胡ではなくお稽古帰りで文化琴という可愛いサイズのお琴をご持参で
楽器全般が大好きな店主は文化琴にもう夢中！
時々こうして光舜堂には様々な楽器が訪れます（笑）
今週はリノベーション二胡のＣＤＭ『雪花（せっか）』が２把とも沖縄に旅立ったので、
店頭には西野二胡のＣＤＭ『雪花』、今回のは木材はチンチャンです。
（ あ、『リノベーション二胡』がわからない方、
リノベーション二胡は中国製の二胡の外見を持つ西野製作の二胡で、
店主のオリジナルの『西野二胡』に近い鳴りと音色、そして弾き易さがあります ）
チンチャンのＣＤＭ（人工皮）は、蛇皮チンチャンの西野二胡よりまろやかで優しい音色です。
ご来店のお客様達にも大好評で、ＣＤＭへの張替えを具体的に計画中の方もいらっしゃるらしく。
実際、安い二胡をヤフオクで落としてＣＤＭを張った方もお値段以上の音色と大満足ですから、
今後ヤフオクの二胡バトルが熱くなるかも？？？
ＣＤＭ到着直後に試し弾きした二胡姫の店長エリィさんからも、
「すみません、予想以上でした」
と絶賛のメールをいただき、これからＣＤＭが流行る予感。
店主は「蛇皮は本当に張替え工程が大変だから、ＣＤＭでこの音なら もう蛇皮やりたくないな」
などと言い出すし（苦笑）
最近の光舜堂は二胡屋じゃなくて弓屋になりつつありましたが、
この勢いでは、弓屋どころではなくＣＤＭ屋となってしまうかもしれません(笑）
ということで、
今週はまだ二胡屋(笑）の光舜堂へ、来店ありがとうございました。
