二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

光舜堂11周年記念!プレゼント!

2021-05-03 09:43:28 | ■工房便り 総合 
5月9日には光舜堂の開設記念日を迎えます。

この11年、本当に多くのこのブログの読者の方達に ご来店いただき、たくさんの二胡を、修理や調整など させていただいたことが、私が二胡を理解する上での大きな力になってくれたと考えています。

普通に二胡を仕入れて、あるいは作って販売しているだけでは、なかなか数千台の二胡を、日本で見て触って、試してみる、ということは出来なかったと思います。それらが出来たのも、一重に、このブログの読者の方達が、ご来店下さり、あるいはメールなど様々なお問い合わせによる修理や調整などのお陰であると感謝し、ささやかですが、御礼のプレゼントとさせていただきます。
私の二胡の制作技術を信頼していただける方に、応募していただけると幸いです。


今はまだ、療養中のほぉさんと、この企画は今年の初めから考えていまして。

ほぉさんから、今年は、西野さんが好きなもの、そして日本中の二胡弾きさん達にお役に立ちそうなものにしたら?」

この11年間、私はただただ、作って直すだけで、光舜堂の運営というのは、ほとんどがほぉさんの企画です。

珍しくお許しが出て今回は私の企画です。

皆さんのお持ちの二胡を、低音二胡に改造します。勿論CDMに張り替えます。張り替えることにより、胴の内部に厚みをもたせ、低音弦の強さを十分生かせれば、十分低音二胡としてお役に立ちます。

いわゆる中胡は,かなり特別なメーカーでない限り、胴板の厚みが足りないようなのです。大きさはもちろん、大きくしてありますが、大きくした分本当は、木の厚みを厚くしなければならないのですが、その厚みが十分でないものが多いせいでしょうか、重低音という感じの音に聞こえてきにくいものが多いですし、また弾きやすい楽器というのも少ないです。

勿論、胴の大きさが大きい方が、より、ふくよかな低音二胡にはなります。多分胴の大きさの、直径が92ミリより大きければ、より良い低音二胡にはなると思います。そして最近の二胡は大きくなってきていますから、通常の二胡でも、むしろ低音二胡にした方が良いのではというものも随分あります。

もし皆さんがそのような二胡をお持ちなら、是非、低音二胡を弾いてみませんか。そうすれば今までは、編曲しなければ、弾けなかったクラシックのヴァイオリンの名曲を、そのまま演奏することが出来ます。皆さんの、二胡生活がより豊かになるでしょう。

無料低音二胡改造の数は2台 といたします。


お申込み方法と詳細です。

メールにてお申し込みください。

info.koshundo@gmail.com

件名は、「 無料低音二胡改造 」とご記入ください。

お申込みになる方の住所・氏名・連絡用の携帯電話番号(メールでうまく連絡取れない時にSMSで連絡させていただくためです)

それと、必ず、低音二胡に改造ご希望の二胡の画像を添付してください。
これは後で書きますが、塗装してあるか否か、の判断が必要な為です。

締め切りは、5月9日の日曜日です。

ご当選者様は、工房への二胡の発送費用はご自身でお願いいたします。出来上がって光舜堂から発送する際の費用は光舜堂が負担いたします。

ご当選者様には、梱包の方法や送る方法など、別途お知らせいたします。

応募者の多い時には、抽選で決めさせていただきます。

抽選でご当選された方には、11日までには、直接光舜堂からのメールでお知らせいたします。

お知らせの行かなかった方は、外れたとお考え下さい。

多少の不具合は無料で治します。


注意!!今回CDMに張替え及び低音二胡改造の受付のできない場合もあります。

【塗装品の二胡】。主に、【色を付けて塗装した物】これらは、今回は、お受けできません。
低音二胡改造の作業時に胴の周りを一度軽く削ります、すると塗装が剥がれますので、塗装以前の木の色になってしまい今の見た目とは変わってしまいます。
もし送っていただいた楽器が塗装で色付けした物であった場合、メールにてご相談の上、他の楽器に変更なさるか、あるいは、他の方に当選権利を代わっていただくこともありうると思います。





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