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これは小葉紫檀です。
木を熱をかけて曲げてあります。
この木の太さは12ミリの丸です。
二胡の棹は19ミリ×16ミリが普通です。
ここまでは行かなくとも、常に弦を緩めないといずれはこのように曲がってきてしまう紫檀も多いです。
それは木のどこの部分が使われてきているかによって、違います。
曲がりやすいのは、比較的濃い色の茶色よりは黒を感じさせる木が殆どです。
比較的赤や茶色を感じる小葉紫檀は曲がりにくくはあります。
しかし黒檀などに比べるとはるかに曲がりやすいのが、小葉紫檀です。
曲がってきてしまえば、程度にもよりますが演奏がしずらくなります。また普通に千斤を巻いていても駒に対する働きが悪くなり音が出ずらくなります。
音が出ずらくなって来たら棹の曲がりも調べてみてください。
棹の曲がりは直りますから、但し少し時間がかかります。
いきなり曲げるとひび割れが出て来たりもしますので。
工房光舜堂西野和宏&ほぉ・ネオ