工房の音楽室にこんな感じの棚を作りました。
楽器を置くための棚です。
折角ですからこれを多摩クラフト展に出すことにしました。
多摩センターの多摩パルテノンで行われます。
以前はJCDA・社団法人日本クラフト協会という全国組織がありましたが、今はそれが無くなりクラフトマンたちは、それぞれの個展で頑張るしかなくなりました。
それ以前は銀座松屋という百貨店が中心になって全国で展覧会を開くことが出来たのです。
西武が百貨店としてはその機能を失いそして松屋も同じく文化を担うというところから外れてきています。
未だ三越だけが伝統工芸展を開いていますが、それもいつまでなのか??
今工芸家やクラフトマンたちはネットのショップに頼って販売している時代になったようです。
それは、クラフト以外商品も同じですね。
この10数年スマホが出来て以来物の流通というのがすっかり変わってしまったようです。
確かにネットでの様々な商品の購入というのは便利です。
楽器の制作者としては?????と考えてしまうのです。
勿論光舜堂も金沢のNMLさんにお願いして通販をしていますが、聞いてみると殆どのお客様は金沢までいらして弾いてみての購入という方が殆どのようです。
ちょっとほっとします。
工房へもわざわざ関西からいらして弾いてみて、やっぱり西野二胡とご注文の方も増えてきています。
でも増えてきているのは、全国からの二胡の修理がとても多いのです。
これもある意味通販でしょう。
しかし、それにしても突然送って来るのではなく、お友達にあるいは先生に、楽器の相談して、それなら光舜堂ですよと勧められた方が殆どです。
ネットの時代などと言いながら、まだ楽器はクチコミの方が多いのです。
少しでも健全に鳴る西野二胡を多くの方に弾いていただきたく、また多くの楽器の不具合を直すべく、これからはもう少し広げて、お呼びがあれば全国へ調整会を開きに行きたいと考えています。体力の残っているうちに!
来年は新潟に初めて行くつもりです。
勿論関西へも。
と!話が飛んでしまいました。
今日はこれから搬入です。
13日は搬出後、、今度は松脂屋!
光舜松脂を大いに広げるてくれている、コントラバスの高橋徹さんの演奏会「コントラバスもたまには一人で弾きます」を聞きに
紀尾井町ホールでの演奏会に行くことにしました。
皆さんにお会いできると良いですね。工房光舜堂西野和宏&ほぉ・ネオ
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