二胡工房 光舜堂

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コントラ二胡

2013-08-29 14:44:27 | ■工房便り 総合 
低い音の二胡というのは、かなり昔からあったみたいですね。

胡弓の木場さんから、古い(1985年)の写真を送ってもらいました。

以前大阪でも中国人の先生が、市場で一番低い音の二胡と言って、中胡より、5度低い、他多分CGの楽器を演奏しているのを見ました。

残念なことに、見ただけなのです、合奏の中に消えてしまって、音としては聴こえて来ませんでした。

それに、今まさに、台湾の李十三さんも、超低音二胡を作っているようです。

良いですねこういうのは。

今度の日本の二胡物語に、出さないかと、呉俊徳さんを通して(なにしろ私は中国語がしゃべれません)伝えてありますが、

さてどうでしょうか?

伝わったのでしょうか?

というわけで、私のが一番古いというわけでも無く、一番音が低いというわけでもなさそうなのですが、、、、

今低い蛇皮系というと、革胡というのがありますね、形はいくつかあるようですが、革張りの楽器の難点で音が強くは出にくいのです。大きさは出るのですが、強くないので、合奏などに使うと、消えてしまいやすいですね。

今の中胡がそうです、どうしても力の無い音になってしまいます。

私がやりたかったのは、二胡並みに力のある二胡と一緒に弾いてもそん色の無い、低音楽器作りです。

ドデカゴンはまあ完成したようです。

まだまだ解決しなければいけないことはあるとは思いますが、このヴィーナヴィーナ(仮)もかなり強い音にはなったと思います。

木場さんありがとうございました。

気にしていてくれるというのは年寄りにとっては何よりうれしいことなのですよ。
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