
これ、竹です。
四角いですね。
四方竹といわれるものと似ています。
これは台湾の原産ですが、
四角い竹というのは、中国の中南部には自生していたものが、
あちこちに伝わり、
日本でも暖かい地方高知や九州などで栽培されているようです。
庭園の観賞用や、この四角いところが面白いのか、タケノコとして食品にもなっています。
もしかしたら、関西の方は食べたことがあるかもしれませんが、
東京ではほとんど見ませんね。
でも日本で四方竹といわれるものは、それほど大きくもならないようですが???
この画像の竹はかなり大きいです、
根元に近いところは、9センチくらいもあるようでほとんど二胡の大きさと変わりありません。
また日本で四方竹といわれるものは、丸い竹がなんとなくつぶれて資格っぽく感じ、
丸い中に4つの稜線が入っている感じですが、
この竹は見事に、四角です。
その上、かなり歪んでいます。
これを二胡にしてくださいと、今お預かりしています。
竹に子は先輩がいらして、かなり二胡に近いものを造っている方もいます。
蛇皮を張ってありますから、ほとんど二胡の音、というより、
二胡の音がします。
ユーチューブでも見ることができますし、音も聞くことができます。
デザイン的にも工夫が凝らしてあり、かなり優秀な楽器になっているようです。
ネットでも見ることができます、
せっかく先輩がいるところではありますが、
この四角いのをどう料理していくか、制作にかかったばかりですが、
これから順次、制作過程をお知らせしようと考えています。
紫檀アレルギーが少しは収まってきたのですが、
珍しくもう少し頑張って紫檀に触らないように、欅や黒檀、
そしてこの竹です。