

一番多いのはこのパターン!
普通既存の松脂はヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスとそれぞれの楽器に合わせて一つづつですね。
複数持っている方でも、メーカーの違いの物です。
ところが、光舜松脂はこのように、種類違いを購入されます。
同じヴァイオリンでもです。
現在もうすぐ光舜松脂製造販売所の1周年に向けて、おひとつ購入された方にでも、「光輪」を買われた方には「寂光」の小さなオマケなど付けて発送しています。
するとしばらくして、ご本人が「寂光」を購入されたり、ご友人の方が購入されたりしているようです。
「寂光」「光輪」「煌」はそれだけ違いがあります。
特にヴァイオリンやヴィオラの方にはその違いが顕著に表れます。
10000万分の1センチと言われるくらい小さな微粒子が弦を振動させるのですから、弦が太くなるとその違いは微妙なものになります。
ですからコントラバスの高橋さんは、違いはあるが微妙と言われていますが、あるオーケストラのヴァイオリンの方は、その違いがかなり際立っているのでこれはもう一つ欲しいと、「光輪」のあとから「寂光」をご注文をいただき、更には「基」も、そして今年に入ってどうせならと「煌」までご購入いただきました。大変ありがたいことです。
ヴァイオリンの場合弾く曲や、楽器の調整の具合で松脂を変えるとかなり音楽の雰囲気が変わり、勿論音色もかなり変わるようです。
ですので、ヴァイオリンの方が、全ての種類を揃えて下さることがおおくなってきました。
問題は、年間通しても作れるのがそれほど多くはなく、最大頑張っても2000個くらいでしょうね。
日本の洋楽器の擦弦楽器の方が15万人くらい、二胡や胡弓など民族楽器の方が4万人くらいと言われますね。
さて頑張っては作りますが、ご希望の方皆さんにはいずれはいきわたらないかもしれません。
それはそうと、ある楽器屋さんの技術スタッフの方から聞いたのですが、どうやら、天然熟成の松脂を光舜堂と同じく試作を始めている人がいるらしいです。もしかすると少しは違いはあるけれど、出来上がれば、その内皆さんにいきわたるかもしれません。
ちょっと、興味がありますね!どんなものが出来ているのか比べてみたいです。
松脂工房光舜堂西野和宏&ほぉ・ネオ