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二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

パンとクッキーとバター、その5

2011-01-18 08:43:20 | ■工房便り 総合 
次の要素油分の多さですね、

導管の数、繊維の硬さ、油分の多さこれら3つの要素が、木の鳴りと響き重厚感を決めているようです。

この中でも油分の多さと言うのは、音色に関わってくるようです。

叩いてみると、油分が多ければ多いほど、キー音が低く、

繊維質が硬ければ硬いほど、パンとした高音が出ます。

油分の多い順番に並べてみます。(これはあくまでも私の手持ちの材料での比較です、

乾燥の年代では同じ木でも油分が減ってしまうこともありますから。)

何と言っても1番は、

リグナムバイダ(緑檀)

真黒(スリランカ黒檀)

アフリカンブラックウッド

白檀

ブラックチーク

コウキ(紅木)

縞黒檀

チンチャン

ブラジリアンローズ

シャム柿

ココポロ

ホンジュラスローズ



マダガスカルローズ



タガヤサン(鉄刀木)


パーロズ



花梨

胡桃

ゼブラウッド
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油分の (Jimmy)
2011-01-19 00:58:42
多い少ないってどこを見ればわかるのですか?
手にべたつくわけでもないのでパッと見分からないのです。
よく言うヤニ(脂)が多いというのと同じですか?
樹液とか。
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油分の量 (nishino)
2011-01-19 10:05:52
乾燥度17%前後の、各種類の木を2㎝角にして、

蒸してから、プレスでつぶすのが一番明確ですが、

もっと早いのは、120番ぐらいの紙やすりで擦ると、油分が付着します。
その大体の量です、

木も各部分によって、(芯と周辺部)とでは油分の量が違います。

これは経験値でしかないですが。

でもさすがにリグナムバイダと胡桃では素人目にも直ぐその差が解ります。
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