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ドラマ~感性を全身で表現する~

「ドラマ」という授業がある。
はじめはドラマを見て、そこから文化を比較するのかと思ったら違う。

この授業では体で何かを表現する授業。
こんな授業聞いたこともない。

でこれがおもしろい。

しかも、かなり計算されて
授業が設計されており、感心した。

まず今日はアイスブレイク。
自己表現をするためにはこのアイスブレイクが重要だとおもう。
ちなみに、アイスブレイクは単なるゲーム、
フルーツバスケット、古今東西(山の手線ゲーム)的なもの、それでまず盛り上がる。

次にアイコンタクトしながらその人のところに歩いていいき
受けた人は、またそれを次に送っていく。
競走とか出なく、メンバーのコミュニケーションをするためのエクササイズ。

次は、職業あてゲーム
二つのチームに別れて、片方が何かしらの職業をボディーランゲージで表現し
それをもう一方があて、あてられたらその瞬間に当てられたチームは逃げる。
宛てた方は追いかけるというゲーム。
まず決められた簡単な表現を体でここでして行こうという狙いと思う。
さらに走ることで全身運動をここでして
体をほぐしている。

次に、4人一組となり
一人目が好きなポーズをとる
で次々にポーズをとっていく。
例えば、憶えてる範囲で言うと
まず一人の女の子が三角すわりをして、うつむく。
それに対して
二人目がどうしたというリアクションをとる。
三人目もどうしたというリアクションをとる。
4人目が三人目に連れられた子どものポーズをとる。
次にそれを見てまた一人目が何らかのポーズをとっていく。
それぞれ思い思いのポーズをとり、
ここでは一切話していけない。
いままでのアイスブレイクがあり
かなり個性が出てて面白かった。

次は同じようだがポーズでなく
機械的なシンプルな動きをとっていく。
一人が手で歯車を回すようにぐるぐる回す。
二人目がその歯車に反応して手を前後させる
三人目が一人目の背中を左右交互の手でタッチする
4人目が一人目のTシャツを脱がしたり、着せたりを繰り返す。
次に一人目がくるくるまわりを走り出す。
二人目がいすに座って足をばたばたさせるなど
おもいおもい自分の感じたこと
つまり自分の感性に基づき体を動かしていく。
しかも、全体の連帯感の中で。

これができるのもいままでのウォーミングアップがいきている。

次にみんなで一人の体を持ち上げで
ベルトコンベアのように運んだり
体重を完全に預けて目を閉じて、揺らされたりする。
これは体重を預けるというのはかなり相手を信頼することになる、
さらにスキンシップがます

これは次回の授業へのつなぎといまは思っている。

まとめると
この授業は本当に面白いと思う。
というのは、
●自分の感性に基づき
●仲間との連帯感を感じながら
●全身を使って表現する。
ことが実践されているからだ。

コミュニケーション、チームワーク、自己表現という
組織に必要なものが
デスクワークでなく、全身を使って行われていると感じた。
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主体的学習

午前中のひとつの授業は
北欧地域の様々なことに関する授業

感心した点がひとつ
先生が北欧に関する何が知りたいか尋ねると
それぞれの生徒が自分の興味がある分野をそれぞれ言っていたこと。
北欧の歴史が知りたい。
福祉が知りたい。
教育が知りたい。
国民性が知りたい。
EUと関係性を知りたい。
文化の比較をしたい。
環境がしりたい。
経済成長の理由が知りたい。
とぽんぽんでてくる。

それぞれが様々な興味=モチベーションをもって
主体的に参加している。
これこそまさに学ぶ原点。

学習とは与えられた義務でなく
人間の内的な動機、つまり学びたい、知りたいという気持ちから
本来行われる自発的活動何だと思う。

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